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苦しみと悲しみの必要性。

人生には、苦しみや悲しみがありますが、そんなものはない方がいいですね。

イヤですよ。

苦しみも、悲しみも。

マジでいらない。

そんなもんはない方がいいし、ない世界の方がいい。


ただね、それでも苦しみや悲しみは起きますね。

どれだけ避けようとしても、それはやってくる。

平気な顔をして、何度も何度もやってくる。

となると、もう、ある程度は受け入れて行くしかないわけです。

苦しみ、悲しみはね、ない方がいいけれど、あったらあったでプラスに働くこともあります。

それは、苦しみ、悲しみがあるからこそ、それを自分の身体で受け止めて感じきったからこそわかる、「人のやさしさ」であったりします。

人のやさしさや暖かさの、その本当の価値というのは、自分が本当に辛い立場にならないとわからなかったりするし、そのやさしさや暖かさの、本当の暖かさもわからなかったりします。

春の陽気の日に繋いでくれた誰かの手の暖かさと、真冬の寒さの中で自分のことを抱きしめてくれた誰かの暖かさの違いというか。


そして、もう1つ。

苦しみや悲しみを知ると、人に対してやさしくできます。

人に対して思いやりを持てる。

これはね、本当に大きな価値であると思っています。

子供の頃はね、そんなことは思いもしなかったことですが、「人に対して思いやりを持てる」っていうのはね、人間として極めて大きな価値であると思うんですね。

私に子供がいたら、「偉くなるよりも、金持ちになるよりも、他者に対して思いやりを持てる人間になれ。」ってことを言うでしょうね。

人に対して思いやりを持てるということは、それこそが自分の幸せにも繋がると思ってますので。


人生において、苦しみ、悲しみはない方がいい。

ない方がいいけれど、「それがあるからこそ、気づける何かがある」ってことも事実であるわけですね。

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