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連敗と連勝と(5月上旬、なでしこ1部編)

vs伊賀FCくノ一三重(アウェー)

4月29日のWEリーグ長野vs広島(長野Uスタ)を観戦後、一旦帰宅して準備、翌30日のなでしこリーグ1部、伊賀vs鴨川観戦に出発。GW中は休日割引が無効なので、深夜割適用の為に夜中&雨降りの高速を西へ。三重県伊賀市の上野運動公園競技場までは約350km。途中下道降りたりラーメン食べたり色々したものの、結構順調に進んで午前3時過ぎには伊賀市に到着。キックオフまで10時間近く笑。仕方ないので数キロ離れた道の駅に移動し仮眠。

上野運動公園競技場

私はここに来たのは初めて。中継見てると風が強い場所という印象があります。観客席からは伊賀上野城。

グッズ

缶バッジは残念ながら数量少なく、目当ての選手も出ませんでした。
この日から販売の「選手フォトカード」。伊賀は、リーグが企画した「なでしこリーグ オフショット ブロマイド・カレンダー コレクション 2023」には参加していません。自前でこの企画があったからでしょうか。元パルセイロレディースの西林選手、藤田選手、村上選手、そして長野県出身の髙山選手の4枚を購入しました。

スタグル

キッチンカーが3店舗。京都和(なごみ)さんの「あんこカツ」話のタネに食べてみれば良かったなあと後悔笑。

お昼は無難に、亀山みそ焼きうどんでした。

練習

オルカは、前の週にホーム鴨陸で名古屋に0-1敗戦。シーズン初黒星の後に連敗は避けたいところですが、この日の相手の伊賀も昨年準優勝の強敵。

試合

伊賀の元パルセイロレディース組は、村上選手と西林選手が先発。特に村上選手は中盤から前線の広い範囲をカバーして動き回り、長野の頃より活き活きしているように見えました。

伊賀は小川選手が1得点1アシスト。1点目は、鴨川のGK田谷選手のわずかなポジションミスを見逃さず、角度の厳しいところからでも「狙っていた」とコメントした会心のゴール。2点目のアシストシーンはダイレクトで後ろに落とす非常に難易度の高いプレー。パスを受けた平田選手のダイレクトシュートもお見事。

オルカ鴨川FCも松尾美月選手のゴールで後半反撃するも、試合はそのまま伊賀2-1鴨川で終了。鴨川にとっては手痛い連敗となってしまいました。
オルカはケガ人情報をほとんど出さないので事情は分かりませんが、この試合からMF高塚選手が欠場。この穴を埋める為に浦島選手が守備的な中盤に下がったんですが、昨年と同じ布陣になって守備はまずまず安定した半面、チームトップの得点数だった浦島選手のスタート位置が下がることで前線の運動量や連携が低下。先制して相手が前に出てくると目立ちませんが、相手が同点やリードで引いたりすると、崩しが単発になることが多くありました。

vsスペランツァ大阪(ホーム袖ヶ浦開催)

前置き

伊賀に敗れた後、GW最終日の第8節。
鴨川は大和シルフィードをホームに迎え、5-0の大勝。連敗を止めると共に再び首位を窺います。

5月14日、第9節、スペランツァ大阪を迎えての試合は、鴨川市ではなく袖ヶ浦市での開催。アクアラインから下りて間もなくなので、50kmほどの距離短縮になります。この日は土日割もあるので、多少早めの5時15分出発。3時間ほどで渋滞もなくアクアライン通過。

朝食

まだ試合までは時間があるので、アクアラインを下りて袖ヶ浦とは反対の木更津市方面へ。事前に調べておいた、朝8時からやっている食堂「海鮮食堂KUTTA」さんへ。

卸売市場の中にありますが、土日だと市場は静か。ただ、ここの2店舗に来るお客さんが大勢。私が入った時も数十人のお客さん。入口に入り待ちは4人。数分後にはカウンター席に案内されました。

新しい綺麗な店内。事前に調べておいたのもあり、この日は注文決めて行きました。

KUTTA丼(ご飯大盛り無料、979円)+鯵のたたきとなめろう(単品、880円)。
お店の名前を冠したKUTTA丼は、10種類以上の魚介類をなめろう状態にしてご飯の上に乗せたもの。最近海鮮丼でもたまに見るやつ。ご飯を大盛りにして、アジと交互にいただく贅沢。美味しかったです。
近くの席には朝からビールと刺身の人も。駐車場には私も含め県外ナンバーも多く、人気でした。
ガチの海鮮丼は、鴨川市開催の楽しみにとっておこう・・・。

試合前

鴨川は、前節の大和戦で40m近い距離からゴラッソを決めた兼重選手がリザーブ外。

試合前には、袖ケ浦市のマスコット「ガウラ」や袖ヶ浦市長が登場。
また、一般の方の顔が写っているので写真は上げませんが、午前中から隣の野球場グラウンド内で行われていた小学生ミニサッカー大会(地元サッカー協会とオルカの共催だったかな)の表彰式がカテゴリー毎に行われていました。
この子たちや保護者がスタンドとは反対側の無料芝生席に入り、購入したスタグルやお弁当を拡げ、なでしこリーグ観戦。入場者発表は529人でしたが、思い思いの賑やかな応援の声が反対側から響いて、とても活気がありました。日曜日の午後、体を動かした後のレジャーシートを拡げての観戦。かつての南長野もこんな光景があったなあ。酔っ払いとか罵声もあったけど笑

前半

試合開始当初、大阪のGK島田選手が今シーズン初出場の緊張からかバタバタしていたこともあり、鈴木陽選手&ハンナ選手のゴリ押しパワー系ツートップを中心に押し込むも、その後島田選手が落ち着いたのか好セーブを見せ、鴨川は無得点。大阪にも千載一遇の好機があったが、裏に抜け出したレジェンド中野真奈美選手の左足シュートは鴨川のGK田谷選手がビッグセーブ。スコアレスで前半終了。

後半

鴨川の後半のシュートは、記録上は1本。そんな事あるか?とは思うけど、なでしこリーグはブロックされたシュートはカウントしない傾向があるので、大阪の守備陣がギリギリで抑えていたとも言える。
そんな中、唯一のシュートが決勝点。コーナーのこぼれ球を古舘選手が横パス。途中出場のMF近藤選手がダイレクトで放った左足シュートがサイドネットに突き刺さり、オルカ鴨川FCが先制。

そのまま、試合は1-0で鴨川が勝利。
苦しみながらも勝ち点3を獲得した鴨川。次戦はアウェー三ツ沢で首位ニッパツとの対戦です。今シーズンの行方を左右する試合になるかも。

スペランツァ大阪は、守備が頑張りながら1失点に泣く形。昨年応援していた群馬から移籍した小嶋選手や古寺選手、そして長野にも1年半所属していた中野選手もいて(種田監督も元長野)、頑張って欲しいんですがまだ1勝のみと苦しいシーズン。8得点はリーグ最少タイ、ここをもう少し増やさないと厳しいか。この日リザーブ外だったFW持田選手が得点を取り始めると違ってくるはず。

応援している鈴木陽選手。
この日も手足のテーピングが痛々しい中、前線で体を張ってチャンスを作るシーンも多かったんですが・・・。
次の三ツ沢ではゴールも期待。4年前の長野時代、三ツ沢での日体大との試合。直接FKは惜しくもポストに弾かれてしまった(あの時のGK福田まい選手が今長野に居るのも不思議)が、なんか得点しそうな気がする。所属は被らなかったけど、多分面識はあるだろう新井翠選手がニッパツの守護神。この2人の対決にも期待。

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