【為になるんだか成らないんだか！】その一

上手くいかないことが人生さ!

なんだかうまくいかないことが多い そう思って日々過ごされている方も多いでしょうね。
いや私もそう思いますよ！
でも、 だから人生だ！ という考え方は日本では当たり前に昔からあった教えです。
つまり生まれる時から 母親と一緒に懸命に この世界の光を見るため頑張って 一人ずつ 私たちは生まれてきます。

そして生まれた瞬間から苦労が始まります。 自分一人では起き上がって立つこともできない。 生きるための母乳を自分で探して飲むこともできない。 手を借りずに大きくなることはありません。 誰一人 例外なく 自力で大きくなった人はいません。
『全く！一人で大きくなったような顔しやがって』
よく聞く セリフですね！
ホント!そのとうりです！
あ！そうそう、釈迦は違ったみたいですよ！
釈迦は生まれてすぐにスクッと 立ち上がって2、3歩き 天を指さして『天上天下唯我独尊！』 そう 話したと言うから さすがブッダです！
私たち 凡人はそうはいきませんね。
必死で生まれてきて、年を取り、病に倒れ、やがて死んでいきます。

【生老病死】
この起承転結の人生を、四苦八苦しながら ドラマチックに歩んでいきます。
人の煩悩の数は108と言われますよね!
除夜の鐘は1年の間の人々の煩悩や汚れを禊ぐために 108回 撞くと言われています。

108?って どっから来た 数字なんだろうか?多い?少い?
四苦八苦=4×9+8×9=108 だそうです！
うまいことできてますね！
これ、仏典の中でしよう？　
つまり 生まれてから死ぬまでの間 そんな風に一年一年、108 もの 煩悩に苛まれながら我々は生きているわけです。
悩みが多いのも当たり前と言えます。 むしろ 悩みがない！
なんて言ってる人間は、ちょっと信用できませんよねえ?
悩みなんかないように振る舞ったところで、みんな 煩悩を抱えて生きているということです。
坊さんの説教のようになってますけど私は坊主でもハゲでもありませんから！
よっしゃあ!悩むことこそが人生だ！
と思って腹の中に落としてしまえば いちいちクヨクヨ何かを悩んだ時もおお！こりゃあ108のうちの1つなんだろうな！ 必ずやって来る 悩みの一つなんだな！ 必ず来るということはちゃんと一生懸命 真っ当に 生きて取り組んで 逃げずにいたら、必ずいずれ 一つまた一つと消えても行くんだろうな。
そう考えると様々な悩みや苦しみもまた生きていることの証である
その悩み 楽しんじゃえ！
そう思えてもくるわけです。

悩みさえも、ワクワク！ドキドキして楽しんでしまえばいいってことです！