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結局プロクリエイトを購入してみた

絵と学び

僕は何かを学ぶ時には、体系的な学び方をしない。

小学校の頃、少女漫画を見ながら父のレントゲン室にあったフィルムと同梱されていた紙に鉛筆で何も考えずに延々と絵を描き続けた。言わば「落書き」なのだが、高校時代まで続けた。尋常じゃなかったと思う。漫画を見て感じた感動を再現したいという気持ちがどこかにあったのではないかと思うが、僕は自分が何を考えているのかわからない傾向がある。(説明は難しいが、実はアメリカに行って英語を学んだのも同じようなやり方だ)

デジタル環境

デジタル画を学びたいと思ったのは、当時「落書き」をしていて埋められなかったドローイングと実際の漫画を思うがままに描くこととのギャップをデジタルインターフェイスを通じて埋められると感じたからだ。

NotionやNoteのデジタル環境を学ぶ時にも、僕はマニュアルを読んだり作業プロセスを学んだりとかしない(できない)。

実際に環境を立ち上げてみて、打ち込んだりクリックしたりしながら、反応を見て、ああこれはこういうつもりで作られたんだなと肌で感じるのを待つ。

昔、Windows でレイヤーを使って絵を描くシステムを試してみたけど、レイヤーの存在意義が全くわからないまま、仕事に戻ってそのままになった。

今は、YouTube の実演を見ながらああ、こんなことができるんだと思えるので助かるのだが、それでも一応一通り自分で試行錯誤して初めて足らないものを埋め始める。

どうやらデジタル画環境は、それぞれアプローチは違っても共通した概念はあるようだ。一つに精通したら他の環境にも応用できそうだ。

始まりの再現

父のレントゲン室に置いてあったレントゲンフィルムの紙をドキドキしながら部屋に持ち帰ったのと同じ気持ちが今ある。

こんなやり方では、いつまともな絵が出来上がるのか想像もできないが、50年を遡って昔の感動に再びたどり着いたような感覚があるのはとても嬉しい。

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