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バンコク旅行初心者は要チェック!知っておくべき旅の心得3選

毎年世界中から多くの旅行者が訪れるタイの首都バンコク。
LCCなど格安の便も多く、東南アジアのなかでも比較的治安が安定していることから、学生や女性にも人気の旅行先です。
はじめてのバンコク旅行に向けてガイドブックを見ていると、おしゃれな観光スポットや活気あふれる屋台の様子に、ますます旅への期待が膨らみますよね。

それと同時に、日本とは習慣の異なる国への旅に不安をおぼえる方も多いのでは?
そこで渡航歴25回以上のバンコク好きな私が、ガイドブックには載っていない旅先で知っておくべきこと3選をお伝えします。


日本とは違うタイのトイレ事情

タイに着いてまずびっくりするのは、トイレではないでしょうか。
「どこでも基本はトイレットペーパーを流さない」これがタイの常識です。

日本ではトイレットペーパーをそのままトイレに流せますが、タイのトイレは詰まりやすいため、備え付けのゴミ箱に捨てるのが一般的です。
高級ホテルなど例外はありますが、観光客が利用する空港や商業施設、ホテル、ゲストハウスなどでも流せません。

便器の横についたシャワーヘッドのようなものは、タイ式のウォシュレットです。
直接おしりに向けて使用しますが、慣れていないと洋服まで濡れる大惨事に!
あまりおすすめはできませんが、使うときは気をつけましょう。

また、寺院や観光スポットではトイレが有料のところも。
2〜5バーツほどかかりますので、小銭を用意しておくとよいでしょう。
トイレットペーパーが備え付けられていない場合もあるため、コンビニなどで購入して持ち歩くことをおすすめします。

「今日〇〇は休みです」詐欺

バンコクでも代表的な観光地、ワット・プラケオ、通称エメラルド寺院。
ここは外せない観光スポットのひとつですが、気をつけたいのが「今日、王宮は休みです」詐欺です。
この寺院は歴代の国王が住んでいた王宮の敷地内にあるため、常に衛兵や制服姿の係員が厳しく警護にあたっています。

でも注意したいのは「敷地外」にいる制服姿の男性です。
一見すると王宮の係員のようにも見えますが、彼らに騙されてはいけません。
「今日、王宮は休みだから入れないんだよ。代わりに運河を走るボートツアーがあるから案内するよ」などと高額なツアーに観光客を誘い出し、インセンティブを受け取っているのです。
知らずに騙される旅行者も多いので気をつけましょう。

この「今日〇〇は休みです」詐欺は、トゥクトゥク(タイの三輪タクシー)に乗るときにも要注意。
目的地を言って料金交渉しますが「今日そこは休みだから、代わりに〇〇がおすすめだよ」と、別の観光スポットを提案してくるドライバーがいるのです。
これに乗ってしまうと大変です。
ぼったくり宝石店や土産店などに連れていかれ、高額な粗悪品を買わされるはめに。そうして彼らは店からインセンティブを受け取ります。

「今日〇〇は休みです」は、ほぼ間違いなく詐欺ですので気をつけてください。

こんなタクシーに気をつけて

バンコクにはたくさんのタクシーが走っていますが、料金も割安なので旅の間に利用することもあるでしょう。
ただ乗車時には、ドライバーがきちんとメーターを作動させているかチェックすることが大切です。

バンコクのほとんどのタクシーは「TAXIMETER」と書かれているメーター制ですが、なかにはこのメーターを使わないタクシーがあります。
乗車時にドライバーがメーターをセットしなかったら要注意!
あとで高額な料金を要求されることもあるため、必ずメーターの使用をお願いしてください。
「TAXIMETER」と書かれていないタクシーもたまに見かけますが、ドライバーの客引きも強引ですし、料金も交渉次第なので避けたほうが無難です。

最近ではGrabなどの配車アプリが充実していて、利用者も年々増えています。
料金も事前に決まっていますし、流しのタクシーよりも安全ですのでバンコク初心者にもおすすめです。

ほかにも「タクシーを止める際は腕を斜め下におろす」「乗り込む前にドアを自分で開けて行き先を告げる」「ドアの開閉は手動」など、日本とは勝手が異なる点があります。
「渋滞が多い目的地は乗車を断られる」「数バーツのお釣りは返してもらえないことがある」などの″バンコクタクシーあるある″も、おぼえておくとよいでしょう。

まとめ

近年、めまぐるしい発展を遂げるバンコクは、日本の東京と変わらないほどの近代的な都市になりつつあります。
街中には最新の商業施設が立ち並び、公共交通機関も発達しとても便利になりました。
それでも、日本とは違う文化や習慣に戸惑うこともあるかもしれません。
ご紹介したバンコク特有の習慣を頭の片隅におきつつ、はじめてのバンコク旅行をぜひ楽しんできてくださいね。


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