見出し画像

【期待】クリスタルパレス、鎌田大地獲得🔵🔴

こんにちは、こんばんは、遠クンクです。
ラツィオと契約延長するかと思われましたが、一転してクリスタルパレスに移籍が決定しましたね。

クリスタルパレスに移籍する報道が出るまでは、ラツィオとの契約延長にかなり苦労しているなという印象をもっていました。

今季クリスタルパレスはオリバー・グラスナー新監督の元でエベレチ・エゼやマイケル・オリーセ、マテタなど前線の爆発もあり、結果的に10位フィニッシュとかなり良いシーズンを過ごせたのではないかなと思います。

そこに新たに我らの鎌田大地が加わるのは日本のサッカーファンからするととても嬉しいことですね。

私は今季、前線だけじゃなくてマーク・グエイやヨアキム・アンデルセンのCBコンビや若手MFのアダム・ウォートンがいてすごい魅力的だなと思いながら見ていました。


今回は、ラツィオから獲得した鎌田大地選手について記事を書いていきます。


契約内容

ラツィオとの契約延長オプションを行使せずに、フリーでセルハーストパークに活躍の場を移すことになりました。
契約年数は、2026年までの2年契約です。

クリスタルパレスの23/24シーズンの途中から新たに率いているオリバー・グラスナー新監督と鎌田選手はフランクフルト時代、共に仕事をしていたことで魅力的に感じたことで移籍が実現したのかなと思います。

あとは、鎌田選手が今まで所属したチームのエンブレムには必ず鳥が描かれているのでクリスタルパレスに行くのは運命だったんじゃないかなと思ってます。(そういう問題じゃない)

オリバー・グラスナー新監督になって第1号の補強が鎌田選手になりました。恩師であるグラスナー監督が直接電話をして話したことで鎌田選手は移籍を決断したそうです。


プロフィール

身長:180cm

誕生日:1996年8月5日(27歳)

出身:日本🇯🇵(愛媛県)

利き足:右

ポジション:CMF、AMF


メディアの反応

反応があったら更新します。


クラブタイトル

DFBポカール(フランクフルト時代1回)
ヨーロッパリーグ(フランクフルト時代1回)

EL優勝時の鎌田選手

個人タイトル

Jリーグ月間ベストゴール賞受賞
JPFAベストイレブン選出


サガン鳥栖時代

2015年〜2017年(3シーズン)

通算75試合15ゴール4アシスト

サガン鳥栖時代の鎌田選手

2015年の第11節の松本山雅戦でトップチームデビューを果たしました。また、この試合で同点ゴールを挙げました。この次の試合の名古屋グランパス戦では初アシストを記録しました。
最初から結果出すなんて勝負強いですよね。

2016年の第16節ガンバ大阪戦では2点取って逆転勝利しその試合のMOMにも選出されました。また、同年第15節の柏レイソル戦でも2得点を挙げたことでまたMOMに選出されました。この節のゴールが月間ベストゴールにも選ばれました。

2017年の第16節浦和レッズ戦ではアシストし、ラストゲームに有終の美を飾りました。
Jリーグでは順風満帆なキャリアだったんじゃないかなと思います。

そして、活躍の場をドイツのアイントラハト・フランクフルトに移しました。


アイントラハト・フランクフルト時代

2017年〜2018年(1シーズン)

フランクフルトと2021年までの4年契約を結びました。

2017年8月、DFBポカールの1回戦エルンテブリュック戦で初出場を果たし、同月リーグ開幕戦であるフライブルク戦でデビューを飾りました。序盤こそ好調でしたが、次第に低調になっていってしまい、このシーズンの出場試合は、わずか4試合に留まりました。

2018年、クラブで構想外となったことからシント・トロイデンにレンタル移籍をすることになりました。


シント・トロイデン時代

2018年〜2019年(1シーズン)

通算36試合16ゴール7アシスト

シント・トロイデン時代の鎌田選手

デッドラインデーでレンタル移籍が実現したため、デビュー戦が遅れて第7節のヘント戦からのスタートになりました。

しかし、早速この試合で移籍後初ゴールを飾り、勝利に貢献しました。次節のアントワープ戦でも途中出場で得点しました。

第11節のコルトレイク戦・第12節のクラブ・ブルージュ戦で2試合連続得点に成功し、第18節のスタンダール・リエージュ戦でも得点し、2桁得点に到達します。

2019年4月にプレーオフ2のオイペン戦で15ゴール目を挙げたことで日本人主要欧州リーグでシーズン最多得点記録を更新しました。第7節からの出場と出遅れる形ではありましたが、15ゴールを記録したことで終わってみればリーグ得点ランキング第5位となり、素晴らしいシーズンを過ごしました。

この活躍が評価されてジェノア移籍の選択肢もありましたが、フランクフルト残留という選択をします。


アイントラハト・フランクフルト時代

2019年〜2023年(4シーズン)

通算175試合40ゴール29アシスト

フランクフルト時代の鎌田選手

2019年8月のDFBポカール1回戦のマンハイム戦で早速初得点を記録することに成功します。

同年11月のELのグループステージ第5節アーセナル戦で2得点を挙げて勝利し、MOMに選出されました。同大会第6節のヴィトーリア戦でも点を取ったことで2試合連続ゴールに成功します。

決勝トーナメントに進出してからも活躍は止まりません。初戦のザルツブルク戦で自身初のハットトリックを達成しMOMにも選出されるというとんでもなく素晴らしい活躍をしました。ちなみにELでのハットトリックはクラブ史上初でもあるので歴史に名を残す偉業でした。

2020年には今季公式戦2桁ゴールを記録したと同時にフランクフルトにとってブンデスリーガでのアウェイゴール数が1000点目となり、ここでも歴史に名を刻む1点を取りました。何というか、ツイてる男ですね!

19/20シーズンにはベストアシストトップ3に選出されるだけでなく、同年6月第32節のシャルケ戦で2試合連続となるアシストでベストイレブンにも選出されました。この活躍によりフランクフルトと2年間の契約延長を行いました。

2021年も彼の活躍は止まりません。2月の第21節ケルン戦ではアシストし、ベストイレブンに選出されただけでなく、次節の強豪バイエルン戦では1ゴール1アシストと大活躍をします。強豪チームに対しても結果出すってハンパないですね。第28節ヴォルフスブルク戦でも1ゴール1アシストとまたも大活躍によりMOMに選出されます。グループステージ第3節から第5節は3試合連続ゴール、決勝トーナメントベティス戦で決勝点、バルセロナ戦ではアシスト、準決勝ウェストハム戦では決勝点と毎試合結果を残していきました。そして、決勝レンジャーズ戦でもPKを成功に収めたことでEL優勝に大きく貢献しました。ELでもとんでもない活躍をし、勝負強さを証明しました。ドイツのクラブがヨーロッパリーグを制覇したのは25年ぶりというのもあってフランクフルトだけでなくドイツ中が歓喜に包まれました。

2022年でもまだまだ止まりません。DFBポカール1回戦マクデブルク戦で2点を取り、ここでも勝利に貢献し、9月にはCLグループリーグ第2節マルセイユ戦でフランクフルトのCL初勝利に貢献し、MOMに選出されました。10月のCL第4節トッテナム戦ではCLで自身初となるゴールを挙げました。この当時、シュート31本に対して12ゴール挙げており、決定率が38.7%となったことから欧州5大リーグでゴール決定率第1位を記録しました。

また、CLでも3試合連続ゴールの活躍もあり、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。さらには同年10月第10節レヴァークーゼン戦では2ゴール、最多ボールタッチ、最多デュエル、最長走行距離を記録し、勝利を収め、MOMに選出されました。訳がわからないです。チーム鎌田ですよ。

22/23シーズンはボランチでの出場が多かったにも関わらずブンデスリーガでは9ゴール6アシスト、CLでは3ゴール、DFBポカールでは4ゴールだったのとんでもないことだと思います。というかヨーロッパのカップ戦で結果出しすぎですよ。

こうして初年度こそコケたもののそれ以降のシーズンで大活躍をしたフランクフルトとの契約満了により、ラツィオに完全移籍をしました。


ラツィオ時代

2023年〜2024年(1シーズン)

通算38試合2ゴール2アシスト

ラツィオ時代の鎌田選手

2023年8月、ラツィオと単年契約をしました。はやくも第3節のナポリ戦で初ゴール、次節ユヴェントス戦で初アシストという良いスタートを切るかと思われましたが、マウリツィオ・サッリ監督が古参の選手とフィジカルが強い選手を重宝するようになったことで新加入で技巧派である鎌田は次第に出場機会が減少していってしまいました。

しかし、2024年3月にサッリ監督が辞任し、イゴール・トゥドゥル新監督が就任したことでチーム内の序列が変わりました。

トゥドゥル監督は、鎌田大地をチームの中心に据えたチームを構築するようになったのです。そのチャンスに応えるように第33節ジェノア戦でアシスト、第37節は連続無失点を継続していた王者インテル相手に利き足ではない左足の強烈なミドルシュートで得点するなど結果で応えました。


特徴

器用

CMFからシャドーまで器用にこなせることが彼がどこのチームに行っても活躍できている1つの要因だと思います。
アイディア豊富でそれを可能にしている繊細なボールタッチが魅力的です。
足元あってスルーパスを持ち味としています。それでいて自分がボールを持っていない時のオフザボールの動きも上手いです。
周りを使えるだけじゃなくて自らがフィニッシャーにもなれるのも彼の凄さだと思います。
出来ることが多いって活躍の幅が広がりますよね。
逆足を利き足同様に使えることも彼の凄さです。

視野の広さ

視野が広く、そこ通す?っていうパスを通します。
それに関しては高校時代からの強みだったらしく、当時の監督に「パスの出しどころと視野の広さに心底驚いた、教えられないものを持っていた。」と言われるほど評価されていたそうです。


感想

鎌田選手のポジションには今季から輝きを放つようになったアダム・ウォートンをはじめとして枚数的にも選手層は薄くないのかなと思います。しかし、恩師であるグラスナー監督が率いていて鎌田選手は戦術を十分に理解していますし、評価していて信頼があったから獲得に動いたのだと思うのでチャンスはあると考えられます。

あえていうのであれば、プレミアリーグに順応できるのかどうかってところですかね?でもベルギー、ドイツ、イタリアとヨーロッパを渡り歩き、チャンスをものにする鎌田選手なら活躍できると思います。

あとは今夏、オリーセやエゼなどの注目株がどこまで引き抜かれないかが心配です。個人的には23/24シーズンのメンバー+鎌田選手で来シーズンクリスタルパレスを見てみたいという気持ちがあります。

オリーセはユナイテッドとチェルシーが狙っていますが、どうなるのでしょうか。

改めて鎌田選手ってメンタル強いなという印象を持ちました。フランクフルト初年度は良くない年を過ごしてもレンタル先で活躍して合流して2年目から結果を出したり、EL決勝でPKを決めたり、サッリ監督の元で出番が少なくなっても監督交代を機にスタメンの座に定着したりと挫折をしても次必ず結果出す感じが勝負強いなと思いました。

技巧派でメンタルも強いってほぼマシーンですよ、もちろん良い意味ですよ。メンタルもスキルも一流な鎌田選手なら僕はクリスタルパレスで活躍できると信じていますし、めちゃくちゃ応援します。でもチェルシーの時はやめてください。よろしくお願いします。

現時点で冨安選手と三笘選手、遠藤選手がイングランドのクラブに在籍していますが、日本人選手が少しずつプレミアリーグ入りを果たしていると見どころが多くなるので本当に嬉しいです。


明るい赤青のユニフォームってパリッとしたデザインで個人的にすごいかっこいいと思いますし、ユニフォームを着た鎌田選手を早く見たいです。

来季のクリスタルパレスはとても魅力的なので今後も目が離せないですね🔵🔴

読んでいただきありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?