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【定期通販】独自の世界観をクラウドファンディングで表現する方法

近年、定期通販とクラウドファンディングの組み合わせが、新たなビジネスモデルとして注目を集めています。

しかし、定期通販ブランドをクラウドファンディングで成功させるためには、単に商品やサービスを紹介するだけでは十分ではありません。

  • ブランドの世界観を明確に伝える

  • 共感を呼ぶストーリーを織り込む

  • 魅力的なプロジェクトに設計する

ことが重要です。

今回は、定期通販の独自の世界観をクラウドファンディングで表現する方法について、わかりやすく解説します。


ブランドの世界観をクラウドファンディングで表現するには

1. ターゲット層を明確にする

クラウドファンディングで成功するためには、誰に支援してもらいたいのかを明確にすることが重要です。

ターゲット層を明確にすることで、彼らのニーズや興味に合わせたストーリーやリターンを設計することができます。

ターゲット層を明確にする際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 年齢層

  • 性別

  • 職業

  • 趣味・嗜好

  • 価値観 など

また、ターゲット層が抱えている課題や問題を理解しておくことも重要です。

2. ブランドの世界観を定義する

定期通販ブランドを成功させるためには、明確なブランドコンセプトを持つことが重要です。

ブランドコンセプトとは、

  • ブランドが何を提供しているのか

  • なぜその商品やサービスを提供しているのか

  • どのような価値を顧客に提供しているのか

を一言で表したものです。

ブランドコンセプトを定義することで、ブランドの核となるメッセージを明確にすることができます。

ブランドコンセプトを定義する際には、以下の点を考慮しましょう。

  • ブランドの強み

  • ブランドの個性

  • 競合との差別化ポイント

  • ターゲット層のニーズ

3. ストーリーテリングを活用する

クラウドファンディングは、単に商品やサービスを紹介する場ではありません。

ブランドのストーリーを伝えることで、顧客との共感を生み出すことができます。

ストーリーテリングには、以下の要素を取り入れると効果的です。

  • ブランドの起源
    なぜそのブランドを立ち上げたのか、どのような想いを込めているのか

  • ブランドのこだわり
    商品やサービスの開発秘話、素材や製法へのこだわり

  • ブランドのビジョン
    将来どのようなブランドを目指しているのか

また、写真動画イラストなどのビジュアル素材を活用することで、より臨場感のあるストーリーを伝えることができます。

4. 魅力的なリターンを用意する

クラウドファンディングで支援を集めるためには、魅力的なリターンを用意することが重要です。

リターンは、支援者にとってプロジェクトに参加する価値となるものです。

リターンを考える際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 支援金額に比例したリターン
    支援金額が高くなるほど、魅力的なリターンを用意する

  • 限定性のあるリターン
    限定性の高いリターンは、支援者の購買意欲を高める

  • 体験型のリターン
    商品やサービスだけでなく、体験型のリターンも人気

  • サポーター限定のリターン
    サポーター限定のリターンは、支援者の特別感を高める

リターンは、ブランドの世界観を反映したものにすることで、より魅力的なものになります。

5. コミュニケーションを大切にする

クラウドファンディングは、支援者とのコミュニケーションが非常に重要です。

プロジェクトページやSNSを通じて定期的に情報を発信し、支援者からの質問に丁寧に答えることで、支援者との信頼関係を築くことができます。

また、プロジェクトの進捗状況を共有したり、支援者限定のイベントを開催したりすることで、支援者とのエンゲージメントを高めることもできます。

6. データ分析を活用する

クラウドファンディングでは、アクセス数や支援者数、支援金額などのデータを分析することで、プロジェクトの改善点を見つけることができます。

データ分析を活用することで、より効果的なプロジェクト運営が可能になります。

私の場合

私の場合は、「廃棄農作物を使用した白髪ケアシャンプー」という商品のリリース企画としてクラウドファンディングを始めました。

「地元の廃棄農作物を商品に利用することで、農産業への利益還元と廃棄農作物の削減を目指す」

上の項目と照らし合わせると

  • ターゲット層を明確にする
    30代以上の女性/お金をかけてでもこだわりの商品を買いたい/地元への愛がある/農業を応援したいと思っている など

  • ブランドの世界観を定義する
    「地元の廃棄農作物を商品に利用することで、農産業への利益還元と廃棄農作物の削減を目指す」

  • 魅力的なリターンを用意する
    クラウドファンディング限定商品として、専用のパッケージデザインや購入しやすい量、価格面でメリットのあるリターンを用意した

  • ストーリーテリングを活用する
    共感性を呼ぶストーリー作り
    (前記事も参照下さい。最後にリンクも貼っています!)

  • コミュニケーションを大切にする
    使用した方から感想をいただく

  • データ分析を活用する
    購入者の傾向を分析し、SNS周知などの施策に活かす

など。

この他にも、地域貢献や地域活性化に関連したキーワードを意図的に使い、さらに、「地方」「農業」「農家」といった単語も積極的に盛り込みました。

こうすることであなたの商品が、ブランドコンセプトに共感してくれそうな人の目に止まりやすくなります。

次回のお知らせ

次回は、クラウドファウンディングで刺さる「ユニークな商品」の考え方を解説します。

私が実際にやってみて、成功につながったエピソードを交えてご紹介します。

↓ストーリーテリングについてはこの記事をご覧ください!