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【AIニュースを読む】OpenAI創業チームのAndrej Karpathy氏が退職

Andrej Karpathy氏は、2024年2月14日の自身のXにおいてOpenAIを退職したことを発表しました。どのような理由で退職となったかは明らかにしてはいないものの、Xにおいても何かが起きて辞めたわけではないと述べています。Andrej Karpathy氏自身は、個人的なプロジェクトに取り組んでいるとのことです。

Andrej Karpathy氏は、OpenAIの創設メンバーであり研究者として2015年から2017年まで務めていました。その後TeslaのAI担当ディレクターとしてチームを率いています。イーロン・マスク氏もOpenAIの創設メンバーでありサム・アルトマン氏とともに初期の取締役だったことから、引き抜いたと考えられます。

ちなみにイーロン・マスク氏は、2018年2月に、Taslaとの利益相反を避けるためにOpenAIの理事を辞任しています。

その後Andrej Karpathy氏は、2022年7月にTeslaを退社しました。この時のXの発言では、過去5年間にTeslaの目標達成に貢献できたこと、次に何をするかの具体的な計画はないこと、今後もAI、オープンソース、教育に関する技術的な仕事にについての再考に時間を費やしたいと述べています。

Tesla退社から約半年以上経過した後、2023年2月9日にOpenAIに復帰したことを発表します。

そして今回1年後の2024年2月13日に退職を発表しました。またOpenAIのChatGPT開発チームの日本担当だったシェイン・グウ氏のXにおいて、「OpenAI時代に同じチームの上司であり、退職したことに衝撃を受けた」と話しています。

ちなみにシェイン・グウ氏のLinkedInのプロフィールによると、2023年7月にOpenAIを退社し、9月にGoogle DeepMindに移籍しています。

今後Andrej Karpathy氏がどのような活動をしていくのか注目かもしれません。

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