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【鳴潮】逆境深塔・解体新書【安定・実験エリア】

おはようございます。ジェネです。
今回は鳴潮の高難度コンテンツのひとつ、逆境深塔を解説していきます。

鳴潮のサービス開始から三週間が経ち、キャラクターもひと通り揃ってきた今だからこそ触れておきたい内容ですね。
スタメン以外のメンバーを育成する最大の利点と言ってもいいくらい。

それでは参りましょう。



逆境深塔とは何ぞや?


離島に位置するソロコンテンツ

逆境深塔』に挑むには今州東部の島に向かう必要がある。

さほど大きくない離島にもかかわらず中枢信号塔があるので、初見で何かあると気づいたプレイヤーも多いかもしれない。
実際向かってみると地図には『原点研究所』と記載され、見るからに何かありそうな研究施設の前でイベントが発生する。

そして実験への協力という名目で、漂泊者は逆境深塔に挑むこととなる。


挑戦するメリット

逆境深塔には大きく分けて三つの層があり、順に安定エリア、実験エリア、深層エリアと進むにつれて難易度が高くなる。
エリアの中には全四ステージからなる塔が一~三つ用意されており、さらに各ステージには三つの「挑戦目標」が設定されている。
その目標を達成した数に応じて報酬を獲得できる、といった具合だ。

要するに「出てくる敵をなるべく早く倒せば景品が貰える」という話である。
目玉報酬は安定エリアのクリア時に獲得できる淵武であり、未所持ならば優先して取得を目指したい。

温かいお茶を飲むと湯気で眼鏡が曇る。表現が細かい


覚えておきたい要素

逆境深塔における戦闘の特徴は主に以下の三点。

  1. 制限時間が存在し、全報酬の獲得には一定時間内でのクリアが必要(挑戦目標

  2. ステージごとにバフが設定されている(深境のジャミング

  3. 各キャラクターの出撃回数には限りがある(疲労度

1はとにかく敵を早く倒せばよい。
ただレベル不足で達成が難しい場合もあるので、ひとまず初回挑戦時は時間を気にしすぎずクリアを目指すのがいいだろう。
幸いクリアしても波長板の消費はなく、目標を達成できていなくても次のステージに進むことはできる。

2はパーティメンバーよりもレベルの高い敵を相手にするときに上手く利用できると心強い。
逆境深塔の敵レベルはソラランク関係なく固定であり、明らかな格上を相手取る場面も出てくるが、このバフに合わせたキャラクターやプレイングを採用することであっさり突破できることもある。
時には育ち切ったキャラより育成途上のキャラのほうが適している場合すらあるため、最大限にバフを享受できる組み合わせを考えてみるといいだろう。

3は逆境深塔の中で最もユニークな要素であり、四人目以降のキャラクターを育てる明確な理由となる。
少し長くなるが、以下で詳しい仕様を説明する。

各エリアではキャラクターごとに疲労度が10ずつ割り振られている。
ステージ挑戦の際に参加するメンバー(最大3人)はこの疲労度から既定の数値を差し引くことになり、クリアして挑戦目標の達成状況を記録した時点で疲労度の消費が確定する。

ステージ挑戦時に既定の数値を差し引くことができない(疲労度が足りない)場合、そのキャラクターは参加できない。
残り疲労度が2のキャラクターは疲労度消費3以上のステージに挑戦できない、といった具合だ。

そして疲労度の消費量はステージの階層(難易度)が上がるにつれて増加する。
したがって強いキャラクターほど後半に温存しておかなくてはならない。

安定エリアでは塔が1つしかない(同じキャラに4連戦させても疲労度消費は10に収まる)ため気にしなくてよいのだが、続く実験エリアは塔が2つあるため同じキャラを全ステージに皆勤させることができない
ゆえにどのステージでどのキャラを出撃させるかをよく検討する必要がある、というわけだ。

ここまでの説明内容ではエリア内の塔1つにつき1パーティを育成しなくてはならないように思えるが、別にそんなことはない
実体験に基づく限りでいえば、充分に育ったキャラが2~3人いれば実験エリアの報酬コンプリートは現実的に可能である。

次の項からは個人的な観点をもとに各エリアの攻略のコツを紹介していく。

Lv.60のキャラ4,5人でも組み合わせ次第でコンプ可能


逆境深塔を踏破せよ

安定エリア攻略

挑戦する塔は残響の塔1つのみ、全4ステージ。

チュートリアルを兼ねているためか、基本的には普段通りのメンバーで挑めば問題ない難易度になっている。
疲労度も前述の通りフル出場でも枯渇しないようになっているのでまだ気にしなくてよい。

攻略が詰まるとすれば、レベルが足りないか属性の相性が悪いかだろう。
凝縮属性あるいは電導属性のキャラクターを参加させている場合、4階の一部敵にはやや攻撃が通りづらい。
他のアタッカーに処理を任せることで撃破時間を短縮しよう。

またHPを75%以上に保っているだけで癖のない火力バフを受けられるので活用するとよい。
意識するとしないとではタイムに雲泥の差が出る。

おすすめキャラは特になし。レベル50程度まで育っていれば誰でもいける。
攻略サイトの情報はあくまで参考程度が吉。


実験エリア攻略……の前に

塔が残響の塔反響の塔の2つとなり、全8ステージ。

それぞれの塔で疲労度の消費は共有しているが、言い換えれば疲労度さえ残っていれば出撃回数に限度はない。
たとえば残響の塔の1階、2階、3階、反響の塔の1階、3階の5ステージに出撃すれば疲労度はぴったり10消費することになる。
(ごく一部を除けば、階の値は疲労度の消費数に等しい)

さらに重要な観点として触れておきたいのが「ステージに挑戦するメンバーは3人でなくてもよい」ことである。
フルメンバーのほうが共鳴解放や終奏スキルの頻度が上がって火力も上がるのは今更言うまでもないが、塔の1階、2階はそこまで全力を出さなくても充分目標タイムに間に合う。

そして一度クリアしたステージは記録をリセットしてもクリアした事実だけは残るので、一旦1階2階の疲労度消費を取り消したうえで3階4階に主力メンバーを投入するというやり方も通用する仕組みになっている。

これらの仕様を上手く活用すれば、現状の戦力で得られる報酬が増えたり今のパーティに足りないものが見えてきたりもする。
次に育成するキャラを迷っている人は試しに挑戦してみるといいだろう。

1,2層の淵武は攻略当時Lv.1で運用。その理由は謎


実験エリア攻略

育成リソースが限られている以上、逆境深塔に初めて挑戦する段階では育成済みキャラクターは3,4人程度だと仮定して考える。

キャラと武器のレベルが60、音骸とスキルがそこそこ育っているくらいの戦力であれば4階までクリア自体は可能だ。

しかし先に述べたように実験エリアは塔が2つあり、場合によっては育ち切っていないキャラを起用したり2人以下のメンバーで攻略したりといった工夫が必要になる。

そこで最大限活用したいのが深境のジャミングである。
このバフ効果はクリアタイムに大きく影響するため、以下でそれぞれ解説していく。

・残響の塔 1,2階
終奏スキルのダメージ上昇
終奏スキル発動後にチーム全体への攻撃力バフが得られる。

要はとにかくキャラを切り替えて戦えというお達しだが、敵がさほど強くないので無理に狙わなくてもなんとかなる。
安定エリアから上がってきたばかりの戦力であればかなり頼もしい効果量となっているので、チュートリアル的な意味合いもあるのかもしれない。

おすすめキャラとしては協奏エネルギーの蓄積が速く終奏スキルの発動を早められる散華が挙げられる。
ログイン5日目に確定入手であり、メインアタッカーに攻撃力バフを渡す運用であれば育成も最低限で済む。

・残響の塔 3,4階
敵にダメージを与えるたびに協奏エネルギーを追加で得られる効果と変奏スキルを使うたびに共鳴エネルギーを追加で得られる効果。

それぞれ獲得タイミングにクールタイムがあるものの、通常の戦闘よりは格段に速く二種のエネルギーを溜めることができる。
攻撃力バフ等は得られない代わりに手数が増えるので、終奏スキルや共鳴解放でバフを配れるキャラが活躍できるだろう。

おすすめキャラは……正直いろいろなキャラに適性があるステージなので、一概には言い切れない。
なかでもヴェリーナは自身の火力が低い代わりに終奏スキルで後発キャラに全属性ダメージアップ、共鳴解放で追撃付与を行えるため相性が抜群に良い。
彼女にお世話してもらって残りの枠をアタッカーで埋めればなんとかなる。

逆にカカロは露骨に相性が悪い。
4階の敵は雲閃のウロコ1体であり、電導属性の通りがあまりに悪いためメインアタッカーとして育てている人は要注意。

・反響の塔 1,2階
音骸スキル
の効果を200%も上昇させる。さらに音骸スキル発動後はダメージアップのバフと共鳴エネルギーの獲得までついてくる。

悪いことは言わないからとにかく音骸スキルを使っとけ、と言わんばかりの効果である。
実際リチャージごとに撃っていれば敵がバッタバッタと倒れていく。

せっかくならコスト4の音骸をぶっ放してやりたいが、20秒のクールタイムは短縮しようがないのでその間を共鳴解放などで埋める必要がある。
素の火力が充分であれば開幕共鳴解放→音骸スキル→キャラ入れ替え→共鳴解放→音骸スキル→…と繋いでいくだけでも敵が全滅していたりもする。

キャラは正直何でもいい。
とにかく攻撃的な音骸をメインに装備して敵を蹂躙していこう。

・残響の塔 3,4階
音骸スキルを発動するとメンバー全員のダメージ倍率防御力が上昇する。
しかもこの効果、最大3つまでスタック(重ねがけ)することができる。

筆者のこれまでの記事を読まれている方であれば既にピンときているかもしれないが、まずは気持ちを抑えて解説したい。

この階層は1,2階同様音骸スキルの使用を推奨するステージだが、音骸スキル自体の効果を増大させるわけではないのでダメージ源はキャラクターに依存する。
効果自体も持続時間が15秒であったりダメージ上昇量が20%であったりと控えめに感じられることから、人によっては火力にも影響はないように読めることだろう。
防御力の上昇も気持ち程度で、低レベルでの挑戦で役に立つくらいのおまけだとも取られかねない。

だが、一部のユーザーにとっては違う。
なぜなら防御力アップは火力バフだからである。

一部のキャラクターと音骸には防御力に応じて威力が上がるスキルがある。
その防御力自体に乗算し、さらにそのダメージ自体にも最大60%の乗算バフがかかるとなると、それはもう圧巻の大ダメージを叩き出せる。

ゆえに、この階層でのおすすめキャラクターは桃祈である。
「は? 誰だよそいつ。強いの?」という方は筆者が以前記事で紹介しているのでそちらをご参照いただきたい。
筆者の記事では桃祈に関する情報は基礎知識です

仮に桃祈以外のキャラを起用するのであれば、同じく防御力に依存するスキルを持つ淵武か、被ダメージを極力抑えたい丹瑾あたりも候補。
一方で4階では回折のプリズムが複数体湧くため、漂泊者・回折をメインアタッカーに起用している人はダメージを無効化されてしまい苦戦するだろう。


まとめ


逆境深塔では出現する敵がレベル固定であり、進むにはキャラクターの育成が必須になる高難度コンテンツである。

報酬を取り切るには一定時間内でのクリアを求められることからダメージ効率が重要であり、特に格上の相手に対抗するにはステージごとのバフの活用が推奨される。

疲労度をはじめとした特有の仕様を理解すれば、少ない育成リソースでも実験エリアまでなら全報酬を取り切れるようになっているので、進めずに一旦放置しているという方は当記事を参考に是非挑戦してみてほしい。



何が書きたくてこの記事を作ったか、がちゃんと伝わる記事を目指しています。
賢明な読者様には伝わっていると信じて……。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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