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【鳴潮】好きなキャラを育てて遊びたい!【桃祈編】

おはようございます。ジェネです。

今回は前回の記事(https://note.com/generalizm/n/n3895da7f471d)で説明を省略した箇所についてより深掘りしていく内容となっております。
そちらの記事をまだ読んでいない方は先に読んでおいてもらえると当記事が分かりやすくなると思います。

また本稿は育成論の初回ということでなるべく丁寧に育成の仕様を解説しています。
基本的な仕様は知ってるよ! という方は目次からまとめにジャンプしていただけると楽かと。

それでは参りましょう。



桃祈を使いたい!


素の性能について

前回の記事で大まかに触れた通り、桃祈はカウンターや変奏スキルから高火力を出す運用を基本方針としている。
またそれらの攻撃が防御値依存であることから、被弾ダメージを抑えながら戦えるのもポイントである。

その性能はまさに攻防一体といえるが、一撃の威力が重い分技の出が遅いためにパリィしづらかったり、防御バフやバリアを備えていてもなお被弾が痛かったりといった弱点も存在する。

『後手有利』の名の通り相手に先手を渡して主導権を握るのが桃祈というキャラクターなのだが、その相手の攻撃を必ず受け止めきれるかと言われればそうでもないというのが現実である。

熊は天敵。他のキャラに対処してもらおう


基礎ステータスを高める

鳴潮においてキャラクターを強化する要素は大きく分けて五つ存在する。

1、キャラクター自身のレベル
2、武器(レベル、凸)
3、スキル
4、共鳴チェーン
5、音骸

1に関しては単純なステータスアップ。
桃祈は初期キャラの中では淵武えんぶに次ぐ防御力を誇るため、比率的にもレベル上げの恩恵が大きいキャラといえる。

名前が出たので軽く触れておくと、淵武イケおじは共振度削りや追撃フィールドの展開が持ち味のサポーターであり、多くの攻撃が防御力依存である点で桃祈と共通する。

2もステータスアップという点では同様だが、桃祈には他のキャラと比べて明確に優れている点がある。
それがフィールドから1本確実に入手できる☆4武器『長夜の灯火』である。

長夜の灯火は帰来の港の危地任務『届けるまでが配送』を達成した後で入手可能なのだが、詳しい入手方法は検索すると出てくるので割愛。
余談だがこの任務を最初に見たときは「届けるまでが配送」って当たり前では? むしろ届けた後の問題は他に丸投げか? と思ってしまった。
実際にこの任務を進行していくと「届ける」の最終目標がどんどん規模の大きな話になっていくため、最初の印象をいい意味で裏切られた。

武器に話を戻すと、長夜の灯火は全武器共通の攻撃力加算の他、防御力に乗算するサブステータスを持っている。
言わずもがな桃祈と相性が抜群に良く、また武器効果でさらに防御力を上げることができるため、数値以上に火力アップを見込める。
この武器はガチャからも出るので凸を進めて効果量を上げることもできる。

こんな桃祈のために用意されたような武器が確実に手に入るのは是非この子を使ってくださいという運営からのメッセージなのか、あるいは扱いづらい仕様への救済措置なのか……。

どちらにせよ桃祈使いとしての第一歩はこの武器を獲得するところから始まるだろう。

スキルの性能を高める

キャラと武器のレベルは基礎的なステータスの育成要素だが、それだけではいずれのキャラでも性能に物足りなさを感じてしまうことが多い。
そこで育てておきたいのが前項の3にあたるスキルである。

本作はスキルツリー方式になっており、下からレベルを上げたりキャラレベルの上限解放をおこなったりすることで中段、上段のステータスボーナスや固有スキルを獲得できる仕組みだ。

桃祈特有の注意点としては「通常攻撃、変奏スキルのスキルレベル上昇の恩恵が小さい」ことだろうか。
どちらも攻撃力依存の攻撃であるためダメージの上がり幅が小さく、中段のスキル枠を解放した後は無理に上げなくてもよいだろう。

固有スキル(ツリー中央の中上段)は防御力を上げられる『守備』を取っておきたい。
盤石の庇護(共鳴スキルの発動で桃祈の周囲を回るアレ。詳細は後述)の発動中のみとはいえ、共鳴解放の威力上昇にはうってつけのため優先度は高い。

あとは枠の解放に合わせて防御力アップと消滅ダメージアップのボーナスを取得していけば、単発高火力&高耐久の桃祈お姉さんを実現できるだろう。

「ちょっとだけだゾ?」←良すぎ


【課金勢向け】共鳴チェーンの解放

共鳴チェーンは集音にて既所持のキャラクターを入手した際に獲得する素材を使用して解放できる育成要素(いわゆるキャラ凸)である。
記載の通りこれはガチャを何十回と回せる課金勢でなければ解放が難しい要素であるため、すべてのプレイヤーにおすすめできるものではない。

ただ解放した場合の恩恵も相当なものなので、筆者未検証ではあるもののその性能について触れておきたい。

桃祈使いの中でよく話題に挙がるのが「3凸はするべきか否か」問題である。
桃祈3凸時の効果『人間洞察の眼光』が「盤石の庇護の持続時間を12秒から30秒に伸ばす」というものなのだが、盤石の庇護は消費することで固有ゲージ「剛柔の守備」を得る役割があるため、その自然消費を遅らせてしまうこの効果は実質弱体化なのではないか? という意見があるのだ。

この3凸効果に関して、そもそも盤石の庇護が自然消費されるのはどういう状況なのかを先に解説したい。
手順としては以下の通りである。

1、共鳴スキルを発動する(盤石の庇護が3つ付与される)
2、敵の攻撃を被弾しない、かつ桃祈の通常攻撃の4段目を使用しない
3、効果時間が切れる

かなり状況が限られてくるのがお分かりだろうか。
ちなみに盤石の庇護はキャラを変えても持続し、他キャラで消費されれば控えの桃祈に固有ゲージが還元される仕組みになっている。

早い話がバフの時間切れを待つよりはさっさと被弾したほうが回転率は上がる。
もちろん被弾すればダメージは受けるため、別途バリアを付与したりといった工夫も必要になってくる。
この場合、持続時間が12秒であろうと30秒であろうと大きくは変わらないだろう。

逆に被弾をしない運用だと30秒の間防御バフを受けられるという意味で強化といえなくもないが、被弾しない(攻撃を避けられる)のに防御バフを貰っても……とちぐはぐになってしまう。
書いているうちに思いついたが、この防御バフを淵武に引き継がせて火力アップを図るというのも面白いかもしれない。
ただ淵武自身がサポーターなのもあって爆発的に火力が上がるわけでもないので、やはり防御が脆いキャラクターに被弾時の保険として付けておく形になるだろうか。
どちらにせよ桃祈は補助役に回ることになる。

4凸以降の強化がいずれも強力なため、4凸できる状況で3凸の効果をきらって2凸止めをするという選択肢は考えづらい。
とはいえ3凸すると運用方法を見直す必要が出てくるのも事実ないとはいえないので、桃祈を凸る際は注意してほしい。


ちなみに筆者は現在開催中のPUで桃祈を狙って170連ほど引いたが、結果は1体のみしか引けず1凸止まりである。
一方で同じくPUのアールトは5凸、淵武に至っては6凸に加え2体おかわり。

なんでやろなあ


【桃祈一筋の人向け】音骸の厳選

厳選、と書くと苦行のように読めてしまうが実際そうである。

もちろん他のゲームと比較すれば楽かもしれないが、それは感覚が麻痺しているだけでつらい人には普通につらい。
「理想」を求めていればなおさらである。

音骸に関する基礎知識は他に譲るとして、桃祈を強くするうえで押さえておきたいのは「防御を盛る」「運用方法を絞る」の二点だ。

「防御を盛る」ことの重要性は繰り返し述べてきた通りだが、難しいのが「どこまで防御力に特化させればいいのか」である。
音骸チューニングによって付与できるサブステータスのうち、防御力だけでも加算と乗算の二種が存在し、クリティカル関連や通常攻撃ダメージアップといったダメージ倍率に乗算で関わってくるステータスが存在している。

これらを総合したうえでの理論値は今後洗練されていくと考えられるため、現時点で防御力に極振りしたビルドを目指すのは少々リスキーかもしれない。

一方で、現状でもこのステータスは桃祈にとって不要だろうというのは比較的わかりやすい。
攻撃力アップや重撃ダメージアップといった、完全に無駄というわけではないが伸び幅の小さいサブステータスについてはハズレ枠と見なすのも厳選には必要だろう。

ただ運用方針によっては必要なステータスが様変わりすることには留意したい。
極端な例で言うと、桃祈を完全なサブアタッカー兼バッファーとしてビルドしたい場合であれば共鳴効率に特化するべきだし、キャラ入れ替えも行わない完全居座り型のビルドならば多少攻撃力も必要になるかもしれない。

さすがにここまで極端な事態には陥らないはずだが、桃祈の強みを活かしたいのであれば運用方法をきちんと絞ってそこに合わせたステータス強化を入れてあげるのが肝要だといえる。

初めに苦行とは書いたものの、音骸による強化は伸び幅も大きく育成しきったときの無双感は半端ではない(はず)。
筆者も音骸に関してはまだ試行錯誤の途中であるため、完成した暁には個別に記事を作って紹介したい。

試作その1。亀のスキルがとにかく噛み合っている
試作その2。基礎火力を高めたいならこっちかも


どこに連れていく?

防御寄りの性能である以上高難度コンテンツに起用するのが正道のように思えるが、上に行けば行くほど敵からの被弾が痛くなり、後手有利を発動しているうちに過剰ダメージを食らって倒れてしまう場面が多くなる。

前回の記事でも述べたように変奏スキル→三連撃で火力を出すのが基本の流れだとして、その後は盤石の庇護を発動したうえで他キャラにバトンタッチするのが対強敵における立ち回りとなるだろうか。

雑魚戦では他に適性のあるキャラが多いものの、中断耐性を持つことや重撃で相手を浮かせ続けられることからそこそこ遊べる。
あと鉱石を割るときに通常攻撃を二回振るだけで良いので操作が楽。


桃祈が最も輝くシーンとしては逆境深塔の実験エリア・反響の塔が挙げられる。
この3階・4階のステージでは音骸スキルの発動をトリガーに防御力20%アップのバフを3つまで得られるため、普段の戦闘ではまず見ない数値のダメージを叩き出せる。
挑戦目標を達成するハードルが格段に下がるため、まだクリアできていないという人は是非育成して使ってみてほしい。

野良の中型敵だとHP7~8割程度削れる。鳴潮はエフェクトが派手でいいよね


まとめ


桃祈は変奏スキルから防御力依存の攻撃をぶん回すのがオーソドックスな型だといえる。
耐久力が高い一方で場に居座っても火力が出ない場面が多く、盤石の庇護の仕様上どのキャラクターと組み合わせるかを考えるのも大事だろう。

3凸時に得られる効果時間の延長は一概に強化とは言い難いものの、動かし方次第でケアできる(≒これまでの動かし方を変える必要がある)ため、桃祈というキャラをさらに使い込んでいく契機となるかもしれない。

音骸厳選は防御力特化が分かりやすいが、不要なステータスも幾つかあるためなるべく贅肉の付かないようにチューニングしていきたい。
詳細は厳選が完了し次第起稿するため、乞うご期待。



いろいろ書きましたが結局のところ美人で包容力のあるぽわぽわしたお姉さんがめちゃくちゃ重そうな剣振り回してるのを見てるだけでもう最高なんですよね。
天気の良い休みの日に野原でおてて繋いでお昼寝してぇよォ!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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