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【鳴潮】好きなキャラを育てて遊びたい!【基礎編】

はじめまして。ジェネと申します。
普段はTwitter(現X)でゲームに関するあれこれをつぶやいているだけの凡夫ですが、このたびnoteにまとまった形で文字を投稿してみることにしました。
読みにくい等あるかもですがご容赦いただければ幸いです。


今回から書き散らしていくのはこちらのゲーム。


前置き(とばしてもいいよ)


先に断っておきたいのだが、筆者はこれまで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『原神』といったオープンワールド系のアクションアドベンチャーゲームをプレイしたことがない。

そのため他の類似ゲームとの比較を行うことはできないが、それゆえに『鳴潮めいちょう』で初めてオープンワールドアクションアドベンチャーをプレイした人に向けて発信できることがあるのではないかと考えている。

具体的にはキャラ性能に関してだ。
SNSを見る限り鳴潮プレイヤーのほとんどが原神に触れたことのあるプレイヤーということもあって「鳴潮の○○というキャラの性能は謂わば原神の△△」といった言い換えによる説明をよく見かける。
筆者はもちろん△△というキャラを知らないので「それがどのくらい強いのか」「どういった役割で採用されるのか」がわからない。
当然そのために△△のキャラ性能を見に行くのは遠回りだろう。
参考にならないとまでは言わないが、細かい戦闘システムの違いを考慮すると完全に同じ運用をするとは考えづらい。

要するに「原神ではこうだったから~」といった事前知識がある人にとっては当記事はあまりピンとこないかもしれない。
しかし考えてみてほしい。鳴潮のプレイヤーの大半が原神に触れたことがあると仮定して、彼らに伝わりやすい攻略の文章を書こうとした場合にどうなるか。

筆者なら類例を挙げて説明する。『鳴潮版△△』みたいな感じで。
ひと言で伝わるならそれに越したことはない。たとえ原神未プレイのプレイヤーには伝わらないのだとしても、文字数制限のあるSNSで端的に説明するには例を挙げる手を使わないわけにはいかない。

だがそういった文章ばかりでは鳴潮は"原神ライク"というイメージからは抜け出せないだろう。
別に鳴潮の独自性を訴えたいわけではない(有志の比較画像等を見ていると意識して真似ている部分も多いように思える)が、筆者のような「鳴潮で初めてこの系統のゲームに触れる」という人に向けて発信したいという思いは多少ある。

いろいろ話してしまったが、結局のところ「自分が読みたい記事」を自給自足するために当記事を書き始めた。
自分ちの庭で育てたきゅうりをご近所さんに見せるようなものだと思ってほしい。

で、どのキャラ育てる?


好きな鳴潮キャラ発表ドラゴン「桃祈タオキ

ショタとの2ショットを撮るためだけに今州を駆けずり回った

いや……だって好きになるやろこんなお姉さん……。

まず声が可愛い。仕草も可愛い。話し方から戦闘時台詞まで全部可愛い。
見た目で一目惚れしたプレイヤーも多いのではないだろうか。

桃祈の好きなポイントを挙げ始めるとこの記事がいつまでたっても公開されないおそれがあるので多くは語らないが、とにかく筆者はこのキャラを強く使いたいがために鳴潮をやっているといっても過言ではない。

なので今回は桃祈を例に「使いたいキャラを普段使いできるようにするにはどうしたらいいのか」をテーマに語っていきたい。


好きなキャラの使い方を考える

鳴潮のキャラクターを大きく分けて三つのタイプに分類を試みる。

1、メインアタッカー
2、サブアタッカー
3、ヒーラー

これはあくまで試験的な分類であり、攻略サイトではそもそも区分を明記していないこともあるので参考程度に見てほしい。
一見攻撃に偏重したキャラクターに見えてもスキル性能や凸による追加効果でバッファー(補助役)のような動きができるキャラも多く、また自己回復やバリア効果によって場に居座るのが有効なキャラ(いわゆるタンク役)もいるため、単にこの3タイプをバランスよく編成に組み込めばいいという話でもない。

ではなぜこのような分類を試みたかというと、これを読んでいるあなたの使いたいキャラが「どういう使い方ができるキャラなのか」を考えてみてほしいからである。

あなたが使いたいキャラを選び、チュートリアルで初めて操作したとき、「どんなアクションをするのか」は把握できても「どういった動きをさせるのが強いか」までは把握できなかったのではないだろうか。
かといって説明を読んでも書き方が複雑でよくわからない、そもそも読む気が起きない、という人もいるかもしれない。
いずれのキャラクターも固有バフやゲージの管理を求められるため、始めたばかりでは何が何だか……という事態が多発していそうである。

そうなってくると通常攻撃の連打と手軽な共鳴スキルで火力を出せるキャラが強く感じ、序盤のパーティの主力を担うことになるのは自然な流れかもしれない。

その点で言うと桃祈は通常攻撃が遅いうえに威力も高くなく、共鳴スキルも範囲の狭い攻撃と謎の衛星三つを射出するのみである。
スキル欄の説明を読んでなんとか仕様を理解しようとしても、相手の攻撃を受けて反撃するカウンターキャラは操作の手間と時間に対してダメージが見合っていないと感じるかもしれない。

実際、企業系の攻略サイトではサービス開始当初の桃祈の評価は軒並み平均以下だった。
しかし現在では評価が見直され、最低評価のCランクからAランクにまで引き上げたサイトも存在している。

なぜそのような評価の見直しが起こったのか?
筆者が思うに、それは「たとえ弱くても桃祈を使ってみたい人がたくさんいたから」そして「使ってみたら意外と強かったから」ではないだろうか。


「理想」は考えない(考えてもよい)

企業系攻略サイトには必ずといっていいほど存在するのが、
『最強キャラランキング』『リセマラランキング』
この二大巨頭である。

ネットに載せられた攻略情報を清濁併せ呑んできたゲーマーである筆者としてはもはやその是非を語ろうとも思わない。
だが理想は固定観念を生み、固定観念は遊びを苦行に変えてしまうことだけは肝に銘じている。なんのこっちゃ。

ゲームにおける「理想」は「最大効率」の意味を含むことが多い。
最も高いDPS(Damage Per Second1秒あたりのダメージ量の略。当記事はアクションゲー初心者にも易しい内容を目指しています)を叩き出せる編成ほど早く敵を倒せる=タイムアタックで最速を出せるということだし、周回が必要なコンテンツなら周回数を最小限に減らせる。
効率こそが強さの証明であるからこそ企業系攻略サイトはこぞってキャラにランキングを付けるのだし、攻略サイトが中身のないページを大量に乱立させることですらアクセス数を増やす「効率」を求めた結果なのである。

閑話休題。

理想を考えなかった場合に拓かれるのが「一見弱そうに見えるキャラを使う」ことであり、サービス開始から間もない今、筆者はそれを推奨している。
桃祈に関しては攻撃の大半が防御の数値依存であり、カタログスペックだけでは正確な強さを測れない面があった。

見方を変えれば、被ダメージを減らせるステータスを上げるとなぜか火力も上がるという素敵性能なのだが、これを強いと感じるかどうかは人による。
そもそも慣れれば回避主体で戦えるこのゲームで防御値をどこまで頼りにするかは意見が分かれやすい部分だと思う。

そういうわけで桃祈をフィールドに出して戦ってみた。

世界は美しい。戦う価値がある。


主体とするコンボの流れを把握する

桃祈を操作して気づくのは、「通常攻撃の威力の低さ」である。
短所が分かればそれを極力使わない動きを模索する。

前項で述べたように桃祈は攻撃の大半が防御値に依存している。
依存しない攻撃は何もない状況から繰り出す通常攻撃と重撃であり、それ以外の威力が高い攻撃を出すには以下のいずれかの手順が必要になる。

A.『盤石の構え』発動中に敵の攻撃を受ける
B.『盤石の構え』発動から3秒が経過する
C.共鳴スキルの発動中に敵の攻撃を受ける
D.変奏スキルから攻撃を繋げる

順番に見ていこう。
まずAとBにおける『盤石の構え』は通常攻撃ボタンを長押しすることで発動するカウンターモードである。
通常の重撃と操作が同じだが、攻撃を受ける前に長押しを解くと自動的に重撃が出る。
威力は前述の通り高くはないが小さい敵を浮き上がらせることができ、テンポよく繰り出せば敵を複数体浮かせ続けたまま倒すことも可能だ。

だが本命は攻撃を受けるor3秒経過を満たしたときに発動する『後手有利』。
これは防御値依存の攻撃で、そこから続く三連撃もまた防御値に依存する。
この連撃には別途溜めたゲージが必要になるものの、他のアタッカーキャラにも見劣りしないダメージを出すことができる。

さらに面白いのが上記の手順のうちDだけは敵の動きに依存せず能動的に実行できるという点である。
つまり他のアタッカーの終奏スキル(後述)から場に出て最大火力を叩き込んですぐに引っ込めるといったサブアタッカー的な運用もできるのだ(というかその運用がメインだともいえる)。

他にも詳しい仕様を解説しだすと更に文章が長引いてしまうので後は割愛するが、桃祈は扱い方次第で高い火力を発揮できるのだと理解できれば問題ない。

あとはその強みを最大限に活かす方法を考えるのみである。

防御を適当に盛って超火力!


他のキャラとの組み合わせを考える

強みが自己完結しているキャラは強い、というのが多くのゲームに当てはまる定説だ。

たとえば一人称「貧道」でお馴染みクソデカアホ毛ぴょこぴょこお姉さんこと鑑心カンシンは被ダメージを肩代わりするシールドを展開できる他、出の早い攻撃と使いやすい範囲攻撃を持ち、中断耐性や敵の吸い込み、さらには自動HP回復まで持っているハイスペックキャラである。

ここまで取り揃っていれば「もうこいつ一人でいいんじゃないかな」となってしまいそうだが、当記事で取り扱っているテーマは「使いたいキャラを普段使いできるようにするにはどうしたらいいのか」であるため、鑑心推しのプレイヤー以外にも有益な情報を提供したい。
もう少しお付き合いいただきたい。

鑑心含めどのキャラにも終奏スキルというものが存在する。
これは協奏エネルギーを上限まで溜めたキャラを控えのキャラと入れ替えることで発動するスキルであり、入れ替えで登場したキャラにバフをかけたりダメージの発生するフィールドを展開したりと効果は個性的なものとなっている。

ここで我らが桃祈の運用方法についておさらいする。
前項では他のアタッカーから交代して高火力連撃を放つという方法を紹介したが、その他のアタッカーの終奏スキルによっては桃祈の火力をさらに高めることができるのである。

特に相性の良いキャラとして散華サンカが挙げられる。
右眼に星……ではなく音痕を宿したクールビューティなお姉さんだが、彼女の終奏スキルは「通常攻撃ダメージブースト(38%)」となっている。
桃祈が最も火力を出せる三連撃は通常攻撃と見なされるため、散華のバフが乗って非常に気持ちの良いダメージを叩き出せる。

更に散華は協奏エネルギーの回収効率が非常に高く、ここでも変奏スキルを多用したい桃祈との相性の良さが光っている。
6月6日現在開催中の合金鍛造ではお試しキャラとして桃祈と散華を併用できるステージがあるため、是非とも編成して試してみてほしい。

※2024/6/14 追記
6/13時点で再調査をおこなったところ『お試しキャラの』桃祈と散華を『同時に』編成できるステージは存在しませんでした。
そのためどちらか一方は加入している必要があります。

Q.初代ポケモン四天王の氷使いといえば? A.カンナ


まとめ


鳴潮はサービスが始まって日が浅いものの、プレイアブルキャラクターは既に17名(吟霖実装時点。変換除く)存在する。
ソーシャルゲームである以上キャラ性能のインフレは避けられないとしても、ひとまず現状の環境ではどのキャラでも「普段使い」は可能なスペックをしていると言ってよい。

その中でプレイヤー自身が使いたいキャラを選び、そのキャラで広大なフィールドを駆け巡ることができるのはこのゲームの大きな魅力だといえよう。燃えるバイク? 知らんな

逆境深塔やホロタクティクス・強襲といった高難度コンテンツに挑戦するとなればさすがに通用しない場面も出てくるかもしれないが、見方を変えるならステージギミックとの相性が悪い☆5のキャラクターよりも相性の良い☆4キャラクターが輝く機会が存在するということでもある。

ステージギミックとの相性が良いと気づくには普段からそのキャラクターを使い込んでいる必要がある。
たとえ攻略サイトでの評価が低くとも、好きだからという理由でフィールドを連れ回しているうちに意外な強みに気づくこともあるだろう。

鳴潮に限った話ではないが、サービスが始まって間もない時期は他人の評価に左右されずに好きなキャラクターを選べる楽しさがある。
攻略サイトでの桃祈の評価が覆されていく様子はリアルタイムで追っていて非常に痛快だったし、それを抜きにしても桃祈の強みを模索していく過程は現在進行形で楽しめている。

おそらく今後はダメージの出しやすさや操作のしやすさといった基準によってキャラクターの順位付けは固まっていくだろう。
また新たに実装されるキャラクターによって下位互換のように扱われるキャラクターも出てくるかもしれない。

しかし本当に使いたいキャラであれば育成が無駄になることは決してないので、安心して各自の推しキャラをすこっていただきたい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後も鳴潮に関する記事を投稿する予定ですので、良ければフォロー等の反応をいただけますとても励みになります。

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