神人A - 霊魂の機能化/器官化

霊魂とは見えないものの総称だ。
見える道具は、例えばテレビなどはニュースを見るために見れば番組を選ぶ、バラエティーを見るためとすればそうする。霊魂は現象であり、霊として機能するには霊と名付けそう扱い、概念に位置付ける事。本来、目的に沿った機能をあたえたらそう果たすのなら、霊魂はバインダーである。つまりは、どう使っても良い見えない道具、又はどう使っても良い見えない現象である。

自由に使える万能バインダー。
自分の見る世界に於いては自分の使い勝手の良いモノを。自分の存在する次元にのみ適用される概念化をする。他人には力が及ばないし、及ぶ場合は霊魂単体の興味や力が作用している。
他人の影響を受けたがらず、与えたがらない人間はそれを機能として見る事が出来る。
影響を与えたがる人間、干渉したがる人間はそれを薬物として見る。
薬品だ。安定剤の緩衝や攻撃性のドラッグ。
干渉したがる人間は霊能感覚が分からない類。
外部の存在を自らの精神器官として見る時、バインダーは薬剤としてしか機能しない。なんか気持ち悪い、なんか気分悪い、そういった印象を形作る形成材が離型してその者本人に取り憑いている。それは霊魂にそういった機能を与える精神構造を持っているという事。今までの元来の霊魂とはこういう働き。それはある意味霊魂そのもの。

影響を受けたくない場合、つまりは誰の使い方をも包含し凌駕するシステムを構築した方が良い。
霊魂に命ずる事ができる権利を有しないとできない事だが、それらが素直に従う者たちが従う限りの範囲に於いて役立ててやる事。
画素や道具としての細胞。自分はそう使う。
次元というのは自分のいる次元が見る景色は自分の次元と繋がりがある。又は自分のいる次元は自分しかいない。しかしながら他人が目に映り会話をするとは?それは次元同士の繋がりが風景上で行われるか又は、バインダーが干渉するか。霊魂は次元存在である為認識しないと存在しない。自分の次元に干渉できる範囲に居るのなら自分の目に見える範囲内の風景の中に次元画素を持って居る。この世界は人間以外は全て自分の次元にある。風景上に霊魂が存在しているとは風景のどこか一点にアクセスすること。
それが霊魂のアクセス。

自分の体外細胞画素。
アクチュエーターとして使う。
電気信号で、ある機能を駆動させる変換細胞。
自分の細胞が体外器官となったものなので自分の手足の様に思い通りに手懐ける。
攻撃?防護?自分は攻撃は自前の霊力を下ろして使うので足りている。ならば防御。
防御プロテクター細胞として機能を与えればそうなる。精神細胞だ。自分に従う細胞が多ければ多いほど効力や力を持つ。
この細胞は消滅する。次元細胞として機能し始めると、機能的にプロテクターとして働き始める。ある一定の部外者や外敵を駆除すると、必要的機能がなくなる。そうなった状態が本人らにとって問題。機能を探し始めたら物質、物に融合する時がくる。物は魂がない。むしろ魂を機能に変換してデザインされていて精神機能は持つが、霊魂は窒息死する。
物に取り憑いた時霊魂は死ぬ。
よくお地蔵さんがあるが、あれは石の素材上表面に付いてる微生物に取り憑いている。又は苔。
入ってはいない。くっ付いている。
だからお小水をかけると祟られると言うが、時にそれは良い事。お地蔵さんに菌を与え取り憑きやすくしている行為。なぜ呪われるか。
それはお地蔵さんを倒すからだ。くっ付いている霊が倒されて離れた時に取り憑く依主を探す。
道に困った亡霊の拠り所を壊す事は責任が生じるという事だ。又、菌の温床となった場所や廃墟は汚いので霊がくっつく。

取り憑くという事。
それはつまりはくっ付いている状態。
対して乗っ取られる事。
それは自分が霊に取り憑いている状態。
こだわり、執着し、囚われている。
それなしでは生きていけない、等と思う人間は外部の存在を精神器官として見る事で霊魂という薬品を摂っている中毒者状態。ネガティヴの連鎖。

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