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マイクロコミットのススメ - 開発編

まえがき

今回はチームにおけるコミット戦略の話をしたいと思います。
コミット戦略というと、ざっくりし過ぎていてわかりにくいかと思いますが
タイトルにもあるとおり、マイクロコミットというところに焦点を当てて行きます。

この記事では
Githubを使って開発を行うチームを前提とした内容となっております。
※Gitlabの場合はプルリクエストをマージリクエストと読み替えてください。
Github、Gitlabを使わない場合でもマイクロコミットの考え方はきっと開発者として役に立つ内容だと思います。

マイクロコミットとは何か

まず、このマイクロコミットとは何か?
というところからお話していきます。

マイクロコミットとは直訳の通り
『小さな行動』という意味になります。

反対の意味としては、ファットコミット(GENDOSU造語)というのがあります作りました

ファットコミットとは、たとえばですが、とある機能追加のタスクがあったとして、その全ての改修を一つのコミットに入れてしまうというものを指します。
ファットコミットについては出会った事がある人も多いかと思いますが
複数人で開発をしていると、メインブランチにマージする際に高い確率でコンフリクトが起きる事になります。
コンフリクトが起きると・・・

  • コンフリクトの修正コスト

  • もしかしたらデグレってしまうリスク

  • 追加した機能がメインブランチに入れた後に正常に動くか

ということを普段より強く意識しなければいけません。
コミットした本人も、
既にメインブランチにマージした他のメンバーも心がすり減ります。

では、マイクロコミットはファットコミットと比べてどうなのか、みていきましょう。


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