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結局のところ、自分が他人に引っ張られたり、影響を受けやすいのは、自分の根っこの部分で主体性がないからではないか。

元カノから言われ続けてきた、「あなたはどうしたいの」っていう問いが辛い。足がガクガクして、地に足のつかない宙空に放り出されてしまったような心地になる。

他人の顔色を伺って、周りに同調して流されるままに生きてきた。なんとも楽な生き方である。自分で選んだり、判断したり、決めたりすることが無いのは、その結果や責任を相手に任せられるので、根源的に自分が傷付くことはない。

だから、その分、自分で状況をコントロールすることもできないから、常に無力感に苛まれ、決して満たされることのない納得感、自己肯定感、満足感を求め続けることになる。

自分で納得できる結果というのは、当然、自分で望んで選んで決断したものであるはずだ。他人や周りから良い結果がもたらされることを望み、口を開けて待っていても決してよい結果にはならない。

満たされない、納得できない、常に飽き足らず、他人が羨ましくて今の自分の境遇に満足できなくて、不平や不満を述べる。だが、その状況を作り出したのは紛れもなく自分自身なのだ。自分の行いや考えが具現化されたものが、まさに今自分の目の前に起きていることなのだ。

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