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【特設フォームにて予約受付中!】今夏刊行予定! 畑中章宏 著『傍流の巨人 渋沢敬三(仮) 』|現代書館

宮本常一を支えた「巨人」の全貌に迫り、「オルタナティブ」のさらなる深みへ――「100分de名著」ご出演・畑中章宏さん最新作! 

“日本資本主義の父”と呼ばれ、2024年7月3日より新一万円札の新しい顔となる渋沢栄一の孫で事業の継承者、あるいは民俗学者・宮本常一の調査・研究上のパトロン――渋沢敬三(1896-1963)のイメージはこんなふうにだれかを通して思い描かれることが多い。日本民俗学に果たした役割の大きさにも関わらず、柳田国男や宮本常一の影に隠れて、その業績や仕事の意義にこれまで光を当てられてこなかった。

本書は、民俗学の学問的根拠は「オルタナティブ」にあると考える著者が、渋沢の思想と方法が持つ非主流性(傍流)に着目して描き出す、ユニークな評伝であり、昭和史である。

「100分de名著 宮本常一“忘れられた日本人”」《6月3日(月)よりNHK Eテレにて放送、全4回》の放送に合わせ、現代書館特設フォームにて事前予約の受付を開始いたします。
刊行後、どこよりも早く書籍をお手元にお届けいたします!

ご予約はこちらのフォームから!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdi-s3SEAMW1-TTOo89p0H-8Pj0cXwtSrIVTvmuAdgJT5X2Kw/viewform?usp=sf_link

2024年7月より渋沢栄一が新一万円札をかざるタイミングでの刊行となる本書。(新しい日本銀行券特設サイトはこちら:国立印刷局)
宮本常一『忘れられた日本人』への注目が再度高まるなか、『今を生きる思想 宮本常  歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書)の著者 畑中章宏氏が、宮本の思索の源泉とも言える渋沢敬三にまつわる評伝を書き下ろす注目作! 奮ってご予約ください!

●畑中章宏さん最新作●
『傍流の巨人 渋沢敬三(仮) 』
畑中章宏 著
定価:2000円+税(予)
判型:四六判 上製
頁数:224頁(予)

畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。1962年大阪府生まれ。近畿大学法学部卒業。災害伝承・民間信仰から、最新の風俗・流行現象まで幅広いテーマに取り組む。著書に『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『忘れられた日本憲法』(亜紀書房)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』(春秋社)、『宮本常一』(講談社現代新書)ほか。最新刊は『100分de名著 宮本常一『忘れられた日本人』』(NHK出版)。

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