〈反ヘイト〉作品にヘイト表現を直接に描くという"方法"について。
先日、とある出版社から刊行されるはずだった新刊が、発売直前に出版社によって自主回収されるという出来事があった。ヘイターを主人公とする小説とのことで、作品中にヘイト表現が多く扱われているという。出版社内の編集者が刊行に反対し、上記のような事態になったらしい。
最初に断っておくが、私はこの作品には一切目を通していない。だから、作品に対しての直接的な言及はしない。ただ、この一連の出来事に対するとある反応に、私なりに思うところがあったので、それについてまとめてみたいと思う。
まず