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うまいダンサーは「CBS」を使い分ける


皆さんダンスを初めて見たのはどんな瞬間ですか?

興味に関わらず、"目に触れる"タイミングは様々な所であったはずです。

TVCMでしたか?ストリートで踊ってる人を見た?知り合いがたまたまダンサーでした?それとも今ならYou Tubeで見た!なんて人もいるのではないでしょうか?

そんな初めてダンスに触れた瞬間、少なからず「すげぇー」とか「上手だなーー」などの感想を抱いた人もいるのではないでしょうか。


ここでよく皆様からくる質問

うまいダンサーってどんな人?

ですよね。


結論からお話ししますと、あなた次第です。(笑)

当たり前だろと思った方もいると思いますが、ダンスはアートでもあるので感性豊かに表現をし、好きなように解釈する。
それでもちろんいいと思いますが、今日は少し違う角度でお話ししましょう!


まず、ダンサーの活動にはイベント事がいくつかあります。
主にダンスを踊る場所として

・Competition (コンテスト)

・Battle (ダンスバトル)

・Showcase (ダンスショー)


があります。

もちろんこの他にも沢山の踊る場所がありますが、人気を獲得したり有名になるキッカケはこのあたりじゃないでしょうか。

このダンスイベントを3つ頭文字をとってCBSとこの記事では読んでいきます!

どれかしらに触れた事のある人はいるかもしれませんが、実際にお子さんが今コンテストに挑んでいる方やバトルで勝ちたいと一所懸命練習してる人など沢山いますよね。

コンテストで勝ったりイベントで良いショーをするのって

結局ダンスうまけりゃいいんじゃないの?


そう思ってる方いませんか?

それだけでは"うまいダンサー"にはなれません。

なぜなら、ダンスが上手い人は無限にいるからです。

ダンスの人口はスポーツのトップに立つほど今や膨れ上がっています。
そこで世界的にも名を残すハイクオリティダンス大国、日本。

そんな中にどれだけのうまいダンサーがいるかご存知でしょうか?

そこにはひたむきな努力と桁外れのセンスがあると思います。ですが、今日はもっと誰でも意識すれば明日から出来る事を少しお話しします。


それは場所によって目的も違う

と言うことです!

ここが混ざりつつある人もいるとは思いますが、ダンスがうまいのと魅せ方がうまいのはまた違う話なので、それさえおさえておけば大丈夫です!

STEP① 相手を理解する


今回イメージして頂きたいのはお客さんとしてイベントを見にくる時の目的は「楽しむ事」だと思います。

ですが、魅せる側は少し異なってきます。

それでは、一つずつ見ていきましょう!

コンテストにおいては審査員の方、そしてお客さんの反応が大事になってきます。技術を見るのは審査員、完成度や雰囲気を味わって盛り上げてくれるのはお客さんになります!
どちらも味方に出来たらとっても良いショーだと思います。

そして、バトルについてはこれまたジャッジ(審査員)とお客さんになりますが、コンテストと違うのは相手が明確に目の前にいてそこよりも勝ってるか。と言う視点も入ってきます。

そして、ショーケースに関しては先程も言ったようにお客さんや知らない人が見に来ていると言った所に注目出来るかがカギになります。

STEP② 何を重視するか

さて、今度はその相手にどんなアプローチをしたら良いダンサーとしてのイメージを与えれるでしょうか?


コンテストでは先程ジャッジとお客さんと言う話をしたと思いますが、どちらにも分かるポイントは"演出力"です。

演出とは良く聞く言葉ですが、どんなものなのかと言うと
大きく分けて3つあります。

・テーマ性, ストーリー性

・構成, 構図

・衣装効果, 音楽効果

このような事で出来てると認識しておいてもらえたら良いと思います。

これでもまだまだ一言では語れないので後日しっかり深掘りをしたいと思いますが、今回は大事なポイントだけ抑えておきます!

まず、テーマ性に関しては記憶に残る, 分かりやすくすると言うところを大事にすると良いと思います!
お客さんの気持ちをキャッチする。審査員に対して印象を残す。と言う事が審査の1点まで左右するポイントかと思います。

そして、構成においては立ち位置などを常に飽きないか,ダイナミックに見せれるかが大事になってきます。

そこには衣装のマッチ具合いや華やかさ、そして音楽の効果音や楽曲のチョイスや順番などがここに入ってくると10倍100倍にも演出効果はあがってきます!


さて、つづいてバトルですが、ここにはジャッジだけでなく相手がいるので、この相手とどう差異化出来るかと言う点も大きく関わってきます。

ここでは相手の出かたを見て戦略を練ったり、お客さんを湧かせる事だけにフォーカスしたりといろいろやり方があるとは思いますが、ジャッジやお客さんに言わせれば「良いものはいい」と言う熱い気持ち的な所もあります。

バトルは特にスキルも重視されるのでここはストリートダンスの醍醐味とも言えるでしょう。

そして、最後にショーケースはシンプルに初めて見た人にも分かりやすくお客さんを楽しませると言った事はもちろんですが、実験的な事をやってみるのも一つの面白さですよね!

ショーケースはダンスのスキル、ショーのアイデア、見映えなど様々な角度から楽しめますが、コンテストと違うのは実験的な"緩い踊り"でも楽しめればアリと言う事ですね!
ここもコンテストなどのヒントになる事間違いないでしょう。


ここまで猛スピードでザックリ説明をしてきましたが、少しイメージついたでしょうか?

このコンテストやバトルやショーなども今や映像になっていると言うのが面白い所ですね!
SNSやこのコロナ禍での影響で様々な形を変えてダンス界は成長しています。

どちらにせよ

観る人が楽しめる物

と言う点は変わらないでしょう。

踊り手としてもサポート側としてもその様な視点で見ると更に楽しめるのでは?


最後まで読んで頂きありがとうございます。


GENDAI    

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