日記(4/3)

昨日に引き続き、著者は現在応用情報技術者資格の試験勉強の真っ最中である。そこで、今日も重要用語をひたすら連ねる。

ミドルウェア:基本ソフトウェア(OSなど)と応用ソフトウェア(アプリなど)を繋ぐもの。DBMSなど
制御プログラム:ハードウェアを管理し、他ソフトウェアとの連携をはかる。カーネルともいう
カーネル:機能が限定されたものをマイクロカーネル、多くの機能をもつものをモノリシックカーネルという。またカーネルと種々デバイスを繋ぐのにデバイスドライバが使われる
マスタスケジューラ:受けたジョブを投げる。実行状態を監視、報告する
ジョブスケジューラ:ジョブを実行する
1)リーダ:ジョブを入力し、待ち行列に追加
2)イニシエータ:優先度の高いジョブを持ってきて、ジョブステップに分解。タスク管理に投げる
3)ターミネータ:終わったジョブを出力待ち行列に追加
4)ライタ:優先度の高いものから出力
スプーリング:入出力データを一度高速な磁気ディスクに蓄えることで、CPUとアクチュエータ間のバッファとして使う
スタベーション:優先度順方式などのとき、優先度の低いタスクがCPUの使用権をもらえず実行されないこと。
エージング:実行の可能性を調整すること
多重待ち行列方式:優先度ごとに待ち行列を作る
イベントドリブン方式:マウス入力など、環境の変化をトリガとして切り替える方式
マルチプログラミング:複数のプログラムを見かけ上同時に実行することで、CPUの遊休時間を減らすこと
コンテキスト切替え:実行中のタスクから別のタスクへCPUの使用権が切り替わること
リアルタイムOS:時間を守ることを最優先とした、組み込み向けOS
クリティカルセクション:資源の奪い合いでエラーが起きる箇所。排他制御により解消
セマフォ:排他制御のメカニズム。セマフォ変数に資源の状態を記録し、空いてなければ待ち行列に並べる。また、セマフォ変数の中身が任意のものをゼネラルセマフォ、0or1のみのものをバイナリセマフォという
P操作:資源ロック。セマフォ変数のデクリメントに相当
V操作:資源アンロック。セマフォ変数のインクリメントに相当
デッドロック:互いに互いの資源を解除待ちになること。資源のロック順序を揃えることで解消する
同期制御:タスク同士を協調させるために、タイミングを決める仕組み
メッセージキュー:タスク間の通信のために、待ち行列として送信すること
パイプ:タスク間の通信のために、仮想パイプとして送信すること
固定区画方式:固定長のパーティションを設けて、そこにプログラムを読み込むこと。なお、全体を一つの区画のものを単一区画方式、複数分割のものを多重区画方式という。読み込めるプログラム数が異なる
可変区画方式:可変長のパーティションを設けて、そこにプログラムを読み込むこと。フラグメンテーションが起こりうる
メモリコンパクション(ガーベージコレクション):断片化した空き領域をまとめること
オーバーレイ方式:プログラムをセグメントに分割し、必要な部分のみロードして実行すること。主記憶のサイズ以上のプログラムを実行できる
スワッピング方式:実行したいプログラムをロードする領域がないときに、領域を交換すること
再配置可能(リロケータブル):主記憶のどこに配置しても良いプログラム
再使用可能(リユーザブル):再ロードせずに繰り返し実行できるプログラム
再入可能(リエントラント):複数のタスクで同時に実行できるプログラム
再帰可能(リカーシブ):実行中に自分自身を呼び出せるプログラム
DAT(Dynamic Address Translator):動的アドレス変換機構:仮想アドレスを実アドレスに変換する仕組み。MMU(Memory Management Unit)が行う
特殊ファイル:UNIX系OSに゙対して、プリンタなどの入出力機器をファイルとして扱う
マウント:装置の場所をシステムに教えて接続すること
標準ストリーム:実行環境で既に定められた入出力チャネル。標準入力、標準出力、標準エラー出力がある
リダイレクション:コマンドの入力を別ファイルに切り替えること
パイプ:コマンドの出力を、次のコマンドの入力にすること
クロスコンパイラ:言語プロセッサのうち、異なるプラットフォームに対応させるプログラム
エミュレータ:他のOSやCPUの機能を模倣した環境を作るプログラム
リンカ:コンパイルにより生成した目的プログラムやライブラリを合わせることで、ロードモジュールを作るプログラム
ローダ:ロードモジュールを主記憶に渡す

かなりの分量になってしまったが、これでもかなり重要なものに絞ったつもりである。周りのものとの関連を考えつつ、流れを意識して覚えていきたい。

【進捗状況 : 400p/923p】

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