見出し画像

月初の仕事

 現実にしっかり向き合うために、私が行っていることについて紹介します。今回紹介するのは、月初めに必ず実施していることです。

・現金残高のチェック

 月末の現金残高は経理担当者が「現金残高君」というkintoneアプリに登録してくれます。このアプリには、各銀行の預金と借入金の金額が記載されています。さらに、現金の推移、預金から借入を差し引いた金額の推移、借入から不動産分を除いた金額の推移などをグラフで確認できます。大きな増減の要因などにコメントを添え、経営幹部のConneスペースで共有しています。創業当初、借金して集めた1000万円の現金が減ることが心配で、毎日のように現金残高を確認していました。現金は現実ですから、良いときも悪いときも、経営幹部が向き合うための仕組みが必要であると考え、2014年から続けている取り組みです。

・主要戦略指標のチェック

 毎月1日に、KGI(Key Goal Indicator)をチェックしています。主要サービスの利用件数やサイト数を、大まかな市場ごとに確認しています。これもkintoneアプリの「主要戦略指標」のグラフで確認しています。既に10年以上、毎月の推移を見ており、現場クラウドConneで共有される活動状況などの情報と組み合わせて状況把握を行っています。
ちなみに、売上と粗利は週単位で、販売管理費は月単位で経営幹部がチェックし、全社で共有しています。数字が好きか嫌いかではなく、向き合わないと思うような数字は残せないものだと考えています。

ここでま書いてて思うのですが、当たり前と言えば当たり前のことですよね。ちょっと違うのは、担当する社員がルーチン業務として数字を拾うと、自動で通知が飛んできて、それを確認し現場クラウドConneでコメントを出し合ことだろうと思います。
社長が一人で数字と向き合うだけじゃ苦しいだけだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?