【必読】学校の先生を目指す君へ【必ず考えてほしい】
こんにちは、Genです。
教員を経てプロのカメラマン、今はエンジニアを目指しています!
もちろん、教育についてや写真についての知識や技術は捨て去るわけではありません。
簡単に言うと、教育者兼カメラマン兼エンジニアみたいな感じです。
さて今回はTwitterでツイートさせていただいた、
学校の先生を目指す人に伝えたいことについて、解説します。
この記事を読むことで、本当に学校の先生になりたいのか?なるべきなのか、再度考えるきっかけになればと思っています。
学校の先生を目指す人に伝えたいこととは
ツイートに記載した以下の通りです。
⒈何のために学校の先生になるか?
⒉学校の先生である必要があるか?
⒊学校教育に携わる勇気はあるか?
では、順番に解説していきます。
⒈何のために学校の先生になるか?
まず、最初にお聞きしたいのですが、あなたは何のために学校の先生になるのでしょうか?
・子どものため?
・社会のため?
・お金のため?
例えば上記です。
○子どものため?
子どものためと答えた方。じゃあより具体的に、どんな子どものためですか?子ども全員ですか?身近にいる子どもですか?
それを考えたなら第2節に進んでください。
○社会のため?
社会のためと答えた方。じゃあより具体的に、どんな社会のためですか?社会全体ですか?自分の地域ですか?どんな実態がある社会ですか?
それを考えたなら第2節に進んでください。
○お金のため?
お金のためと答えた方。迷わず学校の先生はやめておきましょう。学校の先生でお金に不自由なく生きている人はほとんどいません。
公務員は安定するという認識は今の時代間違っています。古い考え方は捨てて、流行に合わせてビジネスを始めてください。そっちのが絶対的に儲けられます。嘘だと思うなら、いろいろ調べてみましょう。
⒉学校の先生である必要があるか?
社会のため、子どものためまたはそれ以外の方へ。次にお聞きしたいのが、学校の先生である必要があるか?ということです。
地域や社会全体を変えたい、貢献したいと思っているなら学校の先生では無理です。できることは限られすぎています。
それよりもその地域の長や国会議員になった方がいいと思います。そもそも学校の先生は社会を変えるためになる職業ではありませんが。
子どものためまたはそれ以外とお答えされた方。その場所は学校である必要はあるのですか?ただ子どもが好きなら塾でもいいはずです。
子どもに関する職業は山ほどあるはずです。そこまでしてなぜ、学校なのでしょうか?
たまに、自分が学校の先生に救われたので自分も先生になりたい!憧れた!なんて話を聞きますが、かなり強い言い方をすると甘いです。
学校の先生は人生相談窓口ではありません。学校教育に携わる人です。学校教育という部分にあなたは携わることができますか?では第3節に進んでください。
先生に憧れたことや、救われたことを否定はしません。それはきっかけであって、学校教育に携わる理由であってはいけないと思うのです。
では最後の節です。
⒊学校教育に携わる勇気はあるか?
結論から言うと、今の学校教育は強大な壁です。あなたはその壁を突き破ろうとする勇気はありますか?具体的な話をします。
ぶっちゃけ、今の学校教育には矛盾が気色悪いぐらいあります。
・ビジネスを教えない風習(先生も知らない)
・個々の興味関心を無視したカリキュラム
・社会構造に合っていない同い年だけのクラス制
例えば上記です。かなり尖っていると感じるかもしれませんが実際そうです。
こういった矛盾と向き合えますか?
この矛盾に向き合っていない人の中で向き合えますか?戦えますか?
〇僕が教員を辞めた理由
僕が教員を辞め、転職した理由の一つはこれです。矛盾と向き合えなかった。自分に嘘をついて生きていたくはありませんでした。
おかしいんじゃないか?と思ってもすぐにそれが解決できるわけではありません。相手は国です。
こういう矛盾に真っ向から立ち向かい、日々奮闘する学校の先生を、僕は本当に尊敬するし何か僕にできることはないかと毎日考えてますほんと。
けど、現場はこんなすごい先生がたくさんいるわけではありません。むしろこういう先生は蔑まれる傾向にあります。
なぜか、自分は戦いたくないからです。しんどいし、なにより毎月それなりのお金が入ってくる平凡な生活から抜け出したくないからです。自分の嘘に気づきたくないのです。
でもそれでよいのでしょうか?ダメですよね?結局それは自分のことしか考えていないんです。でも学校教育は違います。自分のことだけを考えて行うものではありません。国のため、未来の子どもたちのために行うものです。
さて、それでもあなたは学校の先生を目指しますか?
この記事を読んで、それでも学校の先生になるんだと強い決意を持っている方、僕は全力で応援します。どんな相談でも受け付けますし、どんな話もします。いつでもご連絡ください。
特にこれからの時代、アフターコロナの時代、学校教育は大変なことになるだろうと思います。大変なことにならず、以前の学校教育が続いた場合のお話もまた記事にしようと思います。
どうか今一度、考え直してみてください。
もっと深く深く考えてください。自分に嘘はつかず。
決して、今の学校教育に溶け込まれないように。
これからの学校教育を考えてくれる先生が増えていきますように。
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