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【必読】撮影指示書を作成する時のポイント3選【上級編もあり】

こんにちは、Genです。
学校の先生を経て、現在ブライダルの現場でカメラマンとして活動しています。

さて今回もTwitterでツイートさせていただいた内容を深掘りしていきます。
カメラマンへの撮影指示書作成ついて、解説します。

撮影指示書を作成する時のポイントは
ツイートに記載した以下の通りです。

⒈撮影指示書は最小限に!
⒉事前に関係スタッフに送っておく
⒊カメラマンは人であることを忘れない

この3つです。

○はじめに
まずは、おめでとうございます!
そして、見ていただき本当にありがとうございます!

今回は最近増えてきた『撮影指示書』についてです。『撮影指示書』とは、結婚式や前撮りの際具体的にどんな写真が撮りたいかカメラマンの方に提案するための資料のことをいいます。

写真にこだわりがない方も、1ポーズだけでも提案しておくだけで、しっかり写真に残しておくことが可能なので提案することをオススメします!

写真にこだわりがあり、撮ってほしい写真のイメージがある方はこれから解説する3つのポイントだけ意識すれば、スムーズかつ確実に写真を残すことができます!

では、解説していきます!

⒈ 撮影指示書は最小限に!

これはもう必須事項なのですが、できるだけ少ない方がいいです。理由は以下です。

・余裕ができる
・写真のクオリティが上がる
・楽しくスムーズに撮影ができる

 最小限なものにしておけば、新郎新婦にもスタッフにも余裕ができます。カメラマンにも余裕ができ、その瞬間その場所でしか撮れない写真を撮る余裕も生まれます。結果、クオリティが上がり、楽しくスムーズに進行を進めることができます!

前撮りの指示書であれば、目安衣装1点につき1〜5枚が理想です!
挙式当日であれば10枚ぐらいがベストだと思います。

一見少なくみえますが、欲張ってあれもこれもと指示書を増やしていくと、本来撮れたものが撮れなかったり、そのカメラマンだからこそ撮れるものが一切なくなってしまいます。

また、指示書が多くなるとその写真を撮るための時間を確保しなくてはいけなくなるので、当日の進行が爆速になってしまいます。

指示書には、必ず撮りたいものを厳選しましょう!

⒉ 事前に関係スタッフに送っておく

作成した指示書は事前にスタッフ間で共有してもらえるようにしましょう。

 結婚式当日や前撮りの写真はカメラマンだけが撮るものではありません。お二人と、関係スタッフ全員で撮るものです。

 お二人の周りには、カメラマン、美容スタッフ、キャプテン、サービス、プランナー、支配人、フラワーコーディネーター、料理スタッフ等これ以外にもたくさんの人たちがいらっしゃいます。全員が協力してお二人の時間を作っています。
 にも関わらず、当日プレゼン資料のような指示書が御支度シーンの撮影時に出てきたらどうなるでしょうか。会場はパニックに陥ります。  
 これは実際に僕が経験した話です。もちろんスタッフはそんな風に見せませんが、裏では大パニックです。各進行のタイムスケジュールをキャプテンを中心に全て見直して対応しましたが結果2時間押しでお開きとなることになりました。

前撮りであっても同じです、基本的に撮影場所の撮影できる時間は決まっています。

指示書を作成したなら、撮影の2日前までには担当のスタッフに共有してもらうようお願いしておきましょう!

中には専用の道具が無いと撮れない写真もありますので、共有は必須です!

⒊ カメラマンは人であることを忘れない

もうそのままです。笑

ごく稀にカメラマンを人とも思わぬ態度で接してくる方がいらっしゃいますが、シンプルに傷つきます。

指示書を渡す際や、撮影の始まりには必ず
「よろしくお願いします」と一言声をかけましょう!新郎新婦に敵はいないので安心してください^^

そしてもうひとつ
物理的に不可能なものは指示書に入れないようにしましょう。例えば以下です。

・カメラマンは一人なのに2箇所から同時に撮ってほしい。
・曇り空を青空にしてほしい
・雨が降らせてほしい

もう一度いいますが、カメラマンは神ではありません。世界の理をねじ曲げる行為はやめましょう。

〇大事なのは、思いやり

多少指示書の内容が多くても、思いやりがあれば大丈夫です!
感謝の言葉を忘れないようにしましょう!

指示書作成時のポイント上級編もご紹介しておきます!
これができればよりスムーズに撮影してくれるはずです!

お二人の幸せな時間を確実に残すために!
ぜひ参考にしてみてください!

○指示書作成時のポイント(上級編)

・衣装毎にまとめる
・撮影時間毎にまとめる(とくに挙式披露宴)
・優先順位を書いておく(3番以降は可能なら、など絶対ではないことを書いておくと◎)

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