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DentのValue策定合宿

今回は8月中旬に実施した、Value策定合宿について書きたいと思う。

なぜValueが必要だと思ったのか?

Valueの策定に至るまでの経緯を記す。
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2016年:創業
2017年:Vision(以下ビジョン)策定
2020年:Value(以下バリュー)策定
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2017年3月から、Dent一人目のメンバーの上島が参画。
2019年までは上島と私とリモートのアルバイトスタッフ数名で運営している状態だった。それが2019年に組織化を計り、最大オフィスに9名いる状態にまでなった。採用を行い、スタッフと対話を進める中で、ビジョンには共感し、共に働いている感覚はあった。しかし、ビジョンだけでは限界を感じていた。価値観のずれを感じるケースが何度かあったからだ。
価値観の「ずれ」とはいえ、そもそも共通感覚として持ちたい価値観を明文化して表明していなかったので、「ずれ」と表現するのも間違っている。
それぞれのスタッフが各々の価値観で仕事に向き合っていた。
そこでDentメンバーが大事にすべき価値観を言葉にして表明するために今回の合宿を行った。

すでにそこにあるもの。

Dentとして動き出して、もう5年目。
すでに自分たちの中には、Dentとしての個性がある。
今回の合宿はその要素を整理して、自分達らしく言語化する行為だった。
2017年のビジョン策定の合宿にも参加していただいていたエフカフェの江上代表、高岡取締役にも一緒に合宿にファシリテーターとして参加してもらい、丁寧に考えを言葉にした。
粒度の粗い価値観の要素としては、すぐに私と上島の中からどんどん言葉にすることができた。出てきたたくさんの言葉をカテゴライズすると以下の5つに分かれていた。
・チームワーク
・熱狂的
・大胆であれ
・逆算
・正しいことをする
ここからDentらしい表現にするために思考し、以下「5MIU」としてバリューを策定した。

MIUとは

急にMIUという言葉が出てきたので、この言葉の説明を簡単に。
「Dent」という社名は前の記事でも触れたが、
Make a Dent in the Universe.(世界に爪痕を残そう)
という故Steve Jobs氏の名言のフレーズから名付けている。
このフレーズの各単語の頭文字を取って、Mad in U(マッドインユー)とし、社内打ち合わせの最後の締め、何かを称賛する時(例:営業獲得)のハイタッチのフレーズとして社内公用語として使っている。
それを文字にする時に表すのがMIU
つまり5MIUとは、Dentのメンバーとして世界に爪痕を残すために、持っておくべき共通の5つの価値観である。

Dentの5MIU

1. 挑戦者であれ。 (Be a Risk Taker)

【どんな状態か】
失敗を恐れず、挑戦している。
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どんな時でも、チャレンジャーであり続けたいという想いが込められたこの言葉である。

2. 熱狂せよ

【どんな状態か】
本気で物事に向きあっている。
圧倒的な時間投下。粘り強くある。
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没頭・興奮・集中・最高。仕事を与えられたタスクとして思わず、自分がやりたいからそれに向き合っている。それ故自分をさらに成長させられる。そんな想いのこの言葉である。

3. 終わりから始めよ。

【どんな状態か】
目的を深く理解し、逆算している。
実行力がある。
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ゴールからの逆算。目的思考。ただゴールを定めるだけではなく、決めたゴールまでやりきれる人でありたい。実行力も目的思考と同じくらい大事だと考えている。

4. プラスのシンクロ。背中を合わせる。

【どんな状態か】
前向きである。
立場関係なく意見し合い、相互理解する。
信頼し合う。
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チームワークに関する価値観。
シンクロ(同期)し続けるためには、相互理解(歩み寄り、傾聴)の姿勢が大事。背中を合わせるためには、相手との信頼関係が必須になり、その状態でチームとして戦い続けたい。

5. ヒトに寄り添い、WOW!を生み出す。

【どんな状態か】
共感し、思いやりを持てている。
期待値を超えた価値の提供。
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メンバー・パートナー・ゲストとの向き合い方に関する価値観。
誠実、謙虚など、人としてこうありたい、相手を大事にしたいという想いがここに含まれている。期待値を越えた驚き(WOW!)を提供し続けるチームでありたい。

5MIUをどう組織に浸透させるか

このバリューを決めたところがスタートである。これを組織の隅々まで浸透させないと、5MIUの意味がない。
これを機に「Dent Culture Deck」を作成した。

毎日目にできるよう、ポスターのようなものも近々作る予定だ。
この5MIUを大事にし、さらに強い熱いチームを作っていきたい。

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