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#Apexnoteカップ 第2回『note creator's cup』番外編/人はインターネットなしに生きられるのか? 突如私を襲ったネット難民事件とは

11月半ば。私の身にちょっとした事件が起きた。
かねてより回線の改善を考えていた私は、大会(第2回 note creator's cup)出場にそなえ、プロバイダーの変更を考えていた。これまでの回線は速度に不満はないものの、ときおり回線切断を起こしていたからだ。これが大会中に起きてしまっては困る。

そこでとある業者に依頼し、工事日を決定。それに合わせて現プロバイダは解約を申し込んでいたのだが、ここで問題が起きた。回線工事日に仕事でトラブルが発生し、工事に立ち会えないことになってしまったのだ。

そこで延期を申し入れたのだが、なんと次回は最短でも12月になってしまうという。慌てて現プロバイダに解約延期を申し入れたのだが、それも間に合わず。これにより約半月ものあいだネット難民となってしまったのだ

しかしこれもまた一興。いままでネットに依存しすぎていたのではないかという疑いもある。ネットのない生活というのを久々にやってみようではないかと気持ちを入れ替えてみた。

今回は半月のネット断ちによって気づいたことを記していきたい。

フリーWi-Fiスポットはたくさんある

とはいえだ。完全にネットを断つことは不可能だ。メール、Twitterによる仕事の連絡もある。そのへんはスマホで済ませることにした。こんなポケットに入るようなもんでネットができるなんて、昔の自分に聞かせたら信じられないだろう。

回線は自宅にはないものの、職場にはあるし、ちょっと出かけてみるとフリーWi-Fiスポットがたくさんあるということに気がついた。

意識して探してみるとこれがかなりある。コンビニ各社はもちろん、飲食店にも有名チェーン店ならほとんどある。カフェでコーヒーを飲みながらメールチェックなど余裕だ。

なんなら店外にも届いているので入店すら必要ないことも多い。申し訳ないのでこれはあまりやらないようにしていたが、急ぎのときは利用させてもらったりした。

残念ながら、大手コンビニはフリーwifiを終了するそうだ。まぁコンビニは長時間滞在する場所じゃないし、そうなってしまうのもしょうがないのかも。

TVを観るようになった

自宅に回線がないとびっくりするほどヒマである。とくに、NetflixもアマプラもYouTubeも観られないのがつらい。すると、これまでほとんど観ていなかったTVを再び観るようになっていた。

やはり人間、なんらかの情報を常に摂取していたいのだろう。

TVがなければラジオ、ラジオがなければ新聞を読むと思う。今後、ネットに代わる何かが生まれれば、今度は若者のネット離れが問題になるのだろう。

スマート家電が使えない

実は一番困ったのがこれだ。
「アレクサ、電気消して」「(ポーン)……すみませんインターネットに接続できません」
そう、アレクサはネット環境必須なのだ。

スマート家電を導入したのなんてここ2年くらいのことだったのだが、いつの間にやら生活に入り込んでいた。使えないことでこれほど不便に感じるとは思わなかった。

特に、日が短くなっている昨今、暗い部屋で電源スイッチやリモコンを探すことの大変さは増大している。声で照明が操作できるって、本当に便利だわ。

スマート家電まだのかた、絶対便利ですのでおすすめ。最初の設定が面倒ですが、やってしまえばあとはすばらしい世界が待っていますよ。

調べ物が面倒

こうやって書き物などしていると、ちょっと調べたいことが出てきたりする。こういうとき、ネットというのは非常に便利だった。

スマホで調べることもできるが、パソコンでパッと調べてササッとコピペして、ということが出来ないのでやはり不便を感じる。

行動的になった

家にいてもヒマなので、よく外に出るようになった。フリーWi-Fiスポットを求めて散歩していると、すぐ近所だというのに知らなかった店や公園などなどが見つかった。

おかげでめちゃくちゃ居心地の良いカフェも見つかった。ただ、あまりに空いているのでいつまで持つのかが心配だ。流行り病のせいもあるのだろう、潰れてしまっている店、売り出されている物件が他にもたくさん見つかった。

便利になるのも考えものだと思う。こんなご近所のことすら知らないことだらけだった。それだけ家から出る必要性がなくなってしまっていたのだ。

若者よ、ネットを捨てよ、町へ出よう

生活リズムが改善された

睡眠時間が長くなった。なんせ起きていてもやることがないのだ。

そして、寝る前に対戦ゲームをやるべきでないということもハッキリ分かった。なにせ寝付きが良い。目覚めてもすぐにお目々ぱっちり。

時間がゆったり流れる

まぁヒマなんでね。「一日ってこんなに長かった?」そういう感じ。

これまではTwitterみて、ニュースサイトみて、まとめサイトみて、とやってたら「あれ? もうこんな時間?」という感じだったのだが、まったく変わった。

最初こそ世の中から取り残されていくような不安感にさいなまれていたが、しばらくしたらどうでも良くなった

自宅でネットは時間制限を設けてやるべきだと思った。追えない情報は捨ててしまえばいいのだ。別に死ぬことはない。

完全にネット断ちはできない

とはいえ、もはやネットは生活必需品。やはり自宅回線は必要である。とくに我々ゲーマーは必要。また別に書く予定だけど、ゲーミングカフェでも完全に満足いくほどゲームはできなかった。やはり自宅環境こそ最強。

ただ健康的には週に1度くらいはネット断ち、という日を作っても良いのかもしれない。

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