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【朗報】ロケットリーグ、まだ終わってなかった! しかしこのままでは競技シーンは死にます

先日の記事でロケリに関するアンケートを実施したのですが、思ったより多くの票を入れていただき、驚きました。

わたしごときの帳票では、集まってもせいぜい20票くらいかなぁと思っていたのですが、それを大幅に上回る138票! ロケットリーグ、まだまだ終わってないぞ! と嬉しくなりました。

結果を分析してみると、そう喜んでばかりもいられません。すでにロケリを触っている人が約8割いるのに対し、興味なしが15%、やってみたい人がたった5%しかいないからです。

わたしのフォロワーさんはロケリ勢が多いことを考えると、一般的にアンケートを実施すればもっと興味なしが増えるでしょう。

ロケリが復権するためには、いかにこの興味なし勢をやってみたい勢にするか、そしてやってみたい勢に実際にやってもらうか、ということを考えねばなりません。

このままではRLCSが無くなる?

大事なのは大会が盛り上がること、だと思うのですがこれも大きな問題があります。

ここで一つ、動画をご覧いただきましょう。

FENNELの仏さんが荒野行動の公式大会の大幅縮小について語っておられます。これは荒野行動の話ではありますが、どのゲームの競技シーンでもまったく同じことが言えます。

会社は利益を追求するのが目的であり、投資額に見合ったリターンが期待できないなら手を引くのは当然のことです。

競技シーンが盛り上がらないなら賞金額も減りますし、最悪、大会自体がなくなります。

その影響をもっとも受けるのはプロプレイヤーだと思うのですが、そのプロたちは盛り上げるため何をしているのでしょう? 動画の中で仏さんは「配信しない」など盛り上げるための行動をしていないプロに対し嘆いておられます。

実はロケリでもEUやNA以外の地域は視聴者が多いとは言えない状況なのですが、それでもAPAC N以外の地域は大会で結果を出しています。結果も人気もないアジアはもはや崖っぷちと言っていいでしょう。

プロよりストリーマーのほうが儲かる

人気ゲームのはずのApex Legendsですら、競技大会は視聴者が多いとは言えません。ちょうどこれを書いているときALGSとV最協が行われていましたが、視聴者数は圧倒的大差でV最協が多かったのです。

成功していると言えるのはVALORANTくらいでは? ロケリの話をしてきましたが、これはあらゆるゲームタイトルに言えると思います。

はっきり言って、このままでは競技シーンは死にます。プロの大会よりストリーマー集めたほうがリターンがでかいんですから。

これは日本だけの話だけでなく、海外でもプロを早々に引退しストリーマーに転向する人が多くなっています。そっちのほうが気楽で稼げるのなら当然そうなりますよね。

ゲームの上手さ+何か

わたしはゲームで食っているわけではないので競技シーンがなくなろうが困ることはないんですが、やはり見るのであればレベルの高い試合が見たいんですよ。

なんで、プロにはがんばっていただきたいのですが、これからしばらくはゲームだけ上手ければやっていける、とはならないでしょう。

ゲーム+何かの特技があって客を呼べる人でないと、プロとしても食っていけないのです。厳しい時代になってきました。

例えば声優さんは声が良くて芝居が上手ければそれでいいはずなんですが、特に女性声優さんはそれにプラスしてビジュが良いのが当たり前、というかそうでなければ仕事もないということになってしまっていますよね。

彼らはタレントですからある程度はしょうがないと思うんですが、ゲーマーはゲームの上手さだけできちんと評価され収入が得られる、そんな世界になって欲しいんですよ。そのためにはプロゲーマーのみなさん、今が踏ん張りどころですよ。

せめて自分のやっているゲームだけでも盛り上げていきましょう!


ちなみに先のアンケートで『条件さえ合えばやってみたい』とお答えの方、どういう条件が欲しいか教えていただけると幸いです。

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