見出し画像

キャバクラオーナーによるキャバクラ、ガールズバー経営で成功する極意~スタッフ5~

スタッフの教育について、私が気になっている点をもう少しお話しします。
素人の私がキャバクラの経営を始めるにあたり、まずは知人のお店を見せてもらえることになりました。
全く別の地域ということもあって、かなり突っ込んだ部分まで見せて頂きましたが、なるほどと思う部分もあれば、それはどうなんだろうと違和感を感じる部分もありとても新鮮でした。

水商売には独特のルールやマナーが存在します。
私は外からしか見たことがなかったので、初めて知ることも多かったです。
でもこうした業界独自のルールというのは、どの業界でもありますよね。
個人的には、こうした独自のルールは対外的には守った方がいいと思います。
同じ街で商売をする以上、仲良くするに越したことはありません。
というより、嫌われないことが大事です。
腹の中では、こいつら全員食ってやる!くらいでいいですが、嫌われているより周りと上手くやっていく方がやりやすいです。

私は、逆にお店の中でのことは水商売ルールよりも一般社会におけるルールを重視しています。
特にスタッフに関しては、キャバクラだからとかガールズバーだからという謎の縛りよりも一般社会で通用するようなルールやマナーに力を入れています。
何故なら、お客様は一般の人達が多いからです。
例えば、ボーイさんはスーツを着てお仕事をするわけですが、その着こなしとか。
たまにいますよね?
流行りだからといってピッチピチの丈短めのパンツを履いていたり、ゆったりしすぎたスーツとか、ジャケットの一番下までボタンとめたりとか、靴が汚いとか・・・

私の店ではこのあたりは徹底しています。
カジュアル感の強すぎるスーツは禁止ですし、入店1カ月でオーダースーツをプレゼントしています。
靴に関しても、手入れを怠らないよう指導したり、安いものでも綺麗な靴を履くようにしています。

安キャバでも中にはしっかり使ってくれるお客様はいらっしゃいます。
そうした方々は、ほぼ全員が経営者です。
経営者と言っても様々なタイプの経営者がいますが、多くの方は色々と経験してきて人を見る目に長けています。
口には出さずとも、なにか感じているお客様もいるかもしれません。
こうしたお客様に基準を合わせていくと、この店は信用できるな、と接待で使ってくれたりということに繋がりますし、何より印象が違います。
好印象を持って頂いていると、ちょっとした失敗も大目に見てもらえます。

私が考える商売の基本は「等価交換以上」です。
10万円使っても、それ以上楽しめたから良し!
1万円でも高いと感じるようではリピートに繋がりません。
正直言って、キャバクラでは原価2万円のシャンパンが6~10万円します。
それでも良し、と思って頂くには付加価値しかありません。

かわいい女の子と楽しく美味しくお酒を飲む+個性的だけど服装まで気配りの行き届いたスタッフ+掃除の行き届いた店内

こうした付加価値を積み重ねていくことが大事です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?