じぇま🇬🇧 イギリスでボロ屋をリノベ中

子供の頃から、不動産屋さんの新聞折り込みを楽しみにしていた、大の家好き。イギリスで、不…

じぇま🇬🇧 イギリスでボロ屋をリノベ中

子供の頃から、不動産屋さんの新聞折り込みを楽しみにしていた、大の家好き。イギリスで、不動産のリノベ転売をしています。1900年代始めビクトリア時代に建てられた家のリノベが得意科目。一人では出来ないDIYの難題も、パートナーとYoutubeで乗り切りっています。

最近の記事

コロナウイルス 一度目のワクチンを受けてきた

インフルの予防接種も受けた事のない私ですが、コロナウイルスのワクチンを接種してきました。受ける前日にした準備や、どんな副作用があったか、などを書いています。 ワクチンを受けた日まずは、ワクチンを接種した日の予定から。 既に受けた知人情報に寄ると、打ってすぐ副作用出た人、数日寝込んだ人、まったく副作用の無かった人など、かなり個人差があるようです。一応副作用が強く出たときの為に、同僚には連絡をあらかじめ入れて起き、レンジで温めるだけの食事や、切るだけで食べれるフルーツなどを前日

    • トイレx2 アーティストとの共同作業

      現在リノベ中の家を購入した際に、まずビックリしたのは、トイレが2つ並んであった事です。キッチンのシンクも2つあるので、シェアハウスだったのでしょう。ドアの上には、フェルトペン書きで男厕所、女厕所とあったので、男子女子それぞれ一つづつですね。お手洗いの写真なんて、見苦しいのですが、悪しからず…。 ファミリー向けには、ベットルームとバスルームは同じ階にある間取りがポピュラーなので、一階のバスルームスペースは2階に移します。2つ並んでいたお手洗い、間にあった壁を取り壊して、ダイニ

      • 外出の自由

        4月、5月は連休が多いイギリスです。先週はイースター休暇。日照時間も増え、ジョギングルートにもお花が増えて、春を感じる今日この頃。とは言っても、ノルウェーから北風が吹けば、夜は2度まで冷え込みますし、アフリカから南風が吹けば、20度を超える日もあり、まさに季節の変わり目、といった感じです。 部材の調達で、少し遠くまで行けるチャンスがあったので、帰りに寄り道をして、コースタルウォークと呼ばれる、海岸線をお散歩してきました。ナショナルトラストと呼ばれる、歴史的に意味のある土地や

        • タイル目地はグレー

          気圧の低い日には、体がだるいとか頭痛がするという同僚がいましたが、皆さんはどうですか?私は、体調はそれほど気にならないのですが、深く眠れる事が多いです。正確な機械で測って比較している訳ではないので、スマートウォッチと感覚的なものですが。最近は、季節の変わり目で気圧の低い日が続き、良く眠れるのは良いのですが、ついつい睡眠優先になって、ノートの更新がおそろかになっておりました、反省…。 さて、リノベ。今までの家もそうですが、途中から住み込む事も多いので、キッチンとバスルームは最

          新型コロナワクチンの価格差 - イギリス編

          今日は、リノベはお休みして、最近よく聞くワクチンのお話です。 コロナウイルスが始まって以来、良くも悪くも、話題の最先端を突き進んできたイギリスですが、今年1月の一日の新規感染者数が6万8千人にも上りました。早期の経済復旧をめざして、政府が国内でのワクチン開発にも補助金を出し、ワクチンが承認される前から、国内外医療メーカーに、注文を入れていたようです。今日現在、医療関係者や高齢者などの優先グループの接種が終わり、50、60代以下の人まで順番が回って来ています。身の回りにも実際

          新型コロナワクチンの価格差 - イギリス編

          リビング階段、工事中

          リノベ中の家のには、テラスハウスには定番の、両側が壁のボックスタイプの階段が付いています。光も通らず閉鎖的なので、壁を取り払い、写真の様なバニスターと呼ばれる手すりに付け替えることにしました。これもキッチンの天井と同じく、必要ないと言えば必要ない工事です。高級賃貸物件はともかくも、イギリスの賃貸住宅の水準は低い物件が多く、大家さんがどうしてその状態で放置しているのか、首を傾げてしまうような物件を沢山見てきました。自分達のリノベした家には、出来るだけ気持ちよく住んで貰えるよ

          怒りの行き先は壁

          お休みが取れたので、週末になる前に、リノベ家のお手伝いへ。まだロックダウン中なので、万が一警察に止められて職務質問されたらどうしよう。リノベは建築業に含まれるので、その為の移動はOKですが、小心者なので、毎回一人で車を運転しながら、勝手にドキドキしています。 今週の作業は、前回取り払った2枚天井に石膏ボードを張り、張ったボードにLEDライト用の穴開けと取付。バスルームのタイルはがしなど。キッチンの真上がバスルームになる予定なので、天井が終われば配管作業が始まります。こちらが

          Cut Corners 手抜き仕事の集大成

          Cut Cornersといえば、手抜きの意味ですが、今回のボロ屋はまさに、それ。一銭たりとも、お金を使いたくない大家さんの気持ちが、そこかしこに見える様な気がします。壁ひとつ取っても、漆喰の塗り直しをするべき所を壁紙でごまかし、その上にペンキを塗り、そのまた上に違う壁紙が貼られています。 キッチンの天井は、なんと2枚天井(初めて見た)…。作業が長く大掛かりになるから、なんて言い訳を考えますが、ずっと上を見続ける天井の作業は、やりにくくて、嫌いなだけなのです。1週間悩んだので

          1ユーロで買える家。

          ちょっとしたキッカケから、どうして組織の中で働いているんだろう、と思う事がありました。月給をもらって、お家賃を払って、残りのお金は工夫して、使う。その繰り返しを続けていたら、幸せって本当に手に入るのかな。もっと、ひとつひとつの行動に気を向けて、毎日を丁寧に暮らしてみたい、そんなことを良く考えるようになりました。 そんな事を言ったって、暮らして行くにはお金が掛かるし、住む所も必要だし。じゃあ、住居費を無くすにはどうしよう?と、リサーチをしている時に見つけたのが、1ユーロの家で

          毎日愛しているから

          日本を離れた時には、バレンタインデーは女子が男子にチョコレート、お返しはホワイトデーでしたが、今でもその習慣はあるのでしょうか?(浦島太郎状態で、今時の日本事情が分からない)イギリスだけでなく、他のキリスト教の国も似たり寄ったりだと思うのですが、バレンタインデーは愛を祝う日なので、男女どちらからといった決まり事はないようです。 さてさて、じゃあうちは、どうしたかというと、パートナーがディナーを作ってくれました。もともと料理好きな人なので、朝食、夕食共にささっと手際よくお料理

          ちょっと昔のグラマー雑誌

          リノベをしていると、昔住んでいた人の持ち物に出会う事が良くあります。暖房用の石炭入れから、1920年代のタバコのパッケージが出てきたり、絨毯の下に1970年代の新聞を発見したり。私のアイコンにしている、おサルさんの小さなぬいぐるみも、その一つです。 今回は、私が発見したのではないのですが、昔のグラマー雑誌が出てきました。木のフロアボードをいくつか持ち上げると、雑誌の切れ端で作られたネズミの古巣が!残っていた雑誌は持ち上げるとポロポロと崩れてしまったようです。見つかっちゃった

          春よ来い

          雪がちらちらつくここ数日、今週いっぱいそんな天気が続くそうです。 外の気温はマイナスです。ジムも閉鎖されているので、運動するとなれば外に出るしかありません。 小学校の頃から、持久走が嫌いで嫌いで仕方なかったのですが、ロックダウンになって走る頻度が増えたからか、最近は7キロくらいまでは随分楽に走れるようになりました。 でも、走るのは苦手です。続けたら、いつか好きになるのかな。 その日の体調が分かりやすいので、大体同じルートで走るのですが、今日、スノードロップの花が咲いている

          間取り

          内見した際に気が付いたのですが、もともとは2LDKのレイアウトを無理矢理4LDKに分けて、部屋貸しにしていたようです。2階にあったはずのバストイレも部屋にするために、1階に移動。リビング、ダイニングルームもそれぞれ分けられて、個室になっています。 クローゼットの中に、子供用の洋服やハンガーが残っていた、マスターベットルーム。残された寝具から、家族2-3人で住んでいた様子。 ベットルーム No.2。床のビニルシートがどうしてこんなにつぎはぎになってしまうのかは謎。 ベ

          サプライズ

          受け取りの手続きは予定通り終わり、鍵はもらえましたが、ちょっとしたサプライズがありました。一つ目は元のオーナーさんが今も隣に住んでいること。 権利書にあった名前から、イギリス人でないことは間違いなかったのですが、なんとお隣と2軒持っていたのでした!70代の元オーナー、英語が全く話せないようで、こちらで育った息子さん、その息子さんがいない時は、可愛い小学生のお孫さんが通訳をしてくれます。 もう一つのサプライズは、荷物がまだゴッソリ置いてあった事。 オーナーさんの奥様が物を捨

          オークションで家を買いました。

          ここ6ヶ月ほど、オークションで家を買おうと中古物件を探していました。イギリスでも、コロナ禍で郊外の一軒家は大人気で、売りに出た家は数日から1-2週間で売れしまう状態です。不動産売買が減ってしまうことを懸念した政府が、印紙税を一時的に廃止したことも一因で、こうなると、もはや家の取り合い、去年は価格もどんどん高騰しています。普段ならば、掘り出し物の見つかるオークションですが、こちらにも不動産ブームの波が押し寄せて来ていて、いくつか気になる物件を見に言ったりしたのですが、いずれも

          オークションで家を買いました。