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新型コロナは単なる風邪、恐れる必要は無い ~死者数は昨年より減少、自殺者の方が多い~

死亡者の平均年齢は昨年までと変わらない

2020年の1月~10月の死者数は、2019年の1月~10月の死者数よりも減少しています。これは自粛により交通事故が減少したことも要因でしょう。
しかし、新型コロナウイルスによる死者が多かった4月の死者数は11万3362人で、前年同月比で僅か0.4%の増加にとどまっています。1~4月だと2.1%の減少です。つまり、前年とほぼ同じだったんです(厚労省 人口動態統計より)。
そして、死亡者の平均年齢はおよそ80歳で、例年と変わりません
また、重症者のほとんどが基礎疾患を持つ高齢者です。
これは感染が早期に拡大したイタリアなどのヨーロッパ諸国も同じでした。
あまりこういう表現はしたくないですが、新型ウイルスが流行らなくても、亡くなられていた方が殆どでしょう。

現在、重症者数435人、通算の死者数2051人ですが、ほとんどが高齢者です(2020.11.27時点)。
公表値で計算すると致死率は1.4%程度ですが、感染者数をすべて把握するのは不可能なため、1%を切っている可能性が極めて高いと考えられます。
検査数の少なかった3月末が感染ピークと推測されており、このときは今の数十、数百倍の感染者がいた可能性があります。
つまり、新型コロナウイルスは普通の風邪と変わりません
恐れる必要はありません。
手洗いうがい、室内の乾燥を防いで栄養と睡眠をしっかり取る、体調の悪い日は休むという、従来の対策で十分です。マスク着用は発症者だけで問題ありません。
そもそも、この当たり前の事を今までやってこなかった人が多いんじゃないでしょうか?
そして、風邪のウイルスはどれもコロナウイルスです。空気が乾燥し、気温の低くなる冬になれば感染し易くなります。
冬になれば感染者が増えるのは当たり前です。コロナウイルスの感染を完全に防ぐの不可能です。必死になって防ごうとし、過剰な自粛や時短営業などの非科学的な対応をするのは無意味です
毎日大げさな報道で不安を煽るマスコミ報道は無視した方が良いです。
多くの方が何度も指摘していることですが、残念ながら自分で調べないと出てこない情報です。

検査人数が増えれば判明する感染者数は増える ~無症状者の検査は不要~

そして、検査者数が増えると判明する感染者数も増えます。当たり前ですね。
以下のグラフを見れば一目瞭然です。
検査人数と陽性者数、入院治療を要する人数が相関しています。

無題

厚労省HPより(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html)

特に珍しい事ではありません。過去に流行った感染症も同じです。

通算だと、陽性者数139,491人に対し、退院または療養解除となった人の数は118,135人。
84.7%の人が治っています

また、本来なら行う必要のない無症状者の検査を行っているため、無症状者を除けば人数はもっと少なくなります。
そもそも、無症状者の検査をするなんて常軌を逸しています。
PCR検査はわずか数分子の核酸を数ミリグラムにまで増幅させるものです。
ほぼ無い状態でも、陽性となります。死滅したウイルスにも反応し、陽性になります。
正確な検査が難しいため、陽性でも陰性判定になることもあるんです。
それがPCR検査です。しらみつぶしに検査をすると、今の日本のようにおかしなことになります。
発症者のみが検査すれば十分です。無症状者の検査は無意味ですね。

関連死も新型コロナ扱いになっている ~自粛要請は高齢者のみで良い~

通常、インフルエンザなどの感染症が間接的な原因で亡くなると、例えば、死因は心不全となります。
ところが、新型コロナウイルスに感染した人が亡くなれば、間接かどうかは関係なく、新型コロナウイルスで死亡したとされています(そうでないデータもあります)。
そのため、実態よりも死者数が多くカウントされているケースが多々あります。そうなれば当然、致死率も高くなります。
基礎疾患を持つ高齢者はウイルスや細菌によって状態が悪化し、重症化→死亡となるケースが多いんです。

そして、冒頭でお話ししたように、重症化し、亡くなっているのは殆どが高齢者です。毎年感染症で亡くなる人の多くは持病を持った高齢者で、今年もそれは変わりません。
さらに、病院や老人ホームなどの高齢者施設で集団感染が起きています。それが主な原因のため、若い世代や働き盛りの人たちの自粛は無意味です。
60歳未満の持病を持っていない人の重症化率は極めて低く、インフルエンザと同等以下です。
なぜ、医師会や政府・自治体、メディアは高齢者の外出自粛を呼びかけないのでしょうか

病床数は足りている ~メディアは不要な情報で不安を煽っている~

前述した通り、現在の重症者数は435人、通算の死者数2051人です(2020.11.27時点)。
一方、新型コロナウイルスに対応可能な病床数は2万6878床あります。
軽症者を入院させるようなことがなければ、がら空きになります。
軽症者や無症状者の隔離も不要です。

考えてみてください、ウイルスの増殖を抑えている無症状者を感染者扱いにして隔離する必要がありますか?
無症状者や軽症者の検査や入院まで対応することで、医療機関の負担も増えます。検査は必要最低限に絞り、入院や隔離も重症者のみにすべきです。

通算の陽性者数139,491人(約13万人)と言っても、インフルエンザは毎年1千万人が感染しています。死者数は年々増加し、昨年は三千人を超えています(関連死を含めると1万人を超えています)。
軽い風邪だと一体何人が感染しているんでしょうか?
今のように逐一ニュースで報道すれば
「今日は東京で500人、大阪で400人が風邪をひきました。」
「九州で今年2人めのインフルエンザ感染者が出ました。」
こんな事になります。
この情報は必要でしょうか?
致死率は3~4月に比べ、大きく低下しています。大げさな報道は慎むべきです。

ワクチンがあってもインフルエンザで多くの感染者と死者が出ています。
にも関わらず、これまで殆どの人が気にしていませんでした

ウイルスで自粛なんて言葉は出てきませんでしたね。
新型インフルエンザが流行した時でもそうでした。
ちなみに、インフルエンザなどの風邪のウイルスを退治する薬はありません。あくまで症状を抑える or ウイルスの増殖を抑えるものです。
歴史上、完全に駆逐出来た感染症は数えるほどしかありません(天然痘など)。ワクチンは重要ですが、それによって完全にウイルスを駆逐することは出来ないんです。
弱毒性のウイルスに逐一過剰反応していたら、社会が崩壊します。

メディアは不安を煽ることで自分たちの報道や記事に注目を集め、視聴率やPV数を稼ごうとします。
一部の知事は過激な対策と発言で自分たちの存在意義を示し、支持を集めようとします。
さらに、多くの人が外出を控えた方が利益の出る企業は、外出自粛を声高に叫びます。
人はネガティブな情報に飛びつき易く、不安と恐怖に敏感です。生物の本能なんだと思います。それをメディアは上手く利用しています
ポジショントークに惑わされないようにして下さい。

メディアはインフルエンザやHPVワクチンのデマを流し、接種率を著しく低下させました。それによって毎年多くの人の命が失われています日本におけるインフルエンザと子宮頸がんの犠牲者は、どちらも毎年3千人を超えています。新型コロナよりも多くの犠牲者が出ています)。
ワクチンの次は、ウイルスのデマや大げさな情報を流しています。いい加減にして欲しいですね。ワクチンのデマを流したときもそうでしたが、政府批判に利用するのもやめるべきです。

2020年の自殺者数は17,219人(1~10月) ~女性と子供の自殺が増加している~

今年の自殺者数は1万7千人を超え、昨年に続いて2万人を超える可能性があります(警視庁HPより:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jisatsu.html)。
一時期より減少したとはいえ、1万人以上が自殺しているのは異常としか言いようがありません。
特に今年は自粛による失業・孤立が影響しているようです。
ちなみに、10月は今年最多の2153人が自殺によって亡くなりました...
10月だけで、新型コロナウイルスで亡くなったとされる人の数を超えています(2020.11.27時点)。

全体では相変わらず男性の自殺者数が多いです。しかし、今年は女性の自殺者が増えています。
そして、月を追うごとに自殺者が増えています。この傾向が続くなら、11月以降も毎月2千人以上が自殺で亡くなることになります。
過剰な自粛をいち早く止めることが先決だと思います。


海外でも自粛で孤立し、メディアの報道で強い不安を感じるようになり、外へ一歩も出られなくなったり、残念ながら自殺した人が多数出てしまいました。

さらに、子供の自殺者が増えています(12/19追記)。
毎日毎日、感染者の報道ばかりですが、こういう事はトップで報じないんですね。

残念ながら、ニュースはネガティブな情報がほとんどで、しかも必要以上に不安を煽ります。そして前述したように、人は不安や恐怖を感じる情報に直ぐに反応してしまいます。
見ない事が一番ですニュースを見る時間を、自分の趣味や好きな事に時間を使ってください

報道の在り方や過剰な対策、検査方法に異議を唱えている人は沢山います。
しかし、テレビなどはそういう主張をする専門家の意見を取り上げません。
原子力発電所の事故が起きたときと似たものを感じます。あのときも、大げさに騒ぐ人の意見ばかりが取り上げられ、冷静かつ論理的な意見はスルーされました。放射能や原子力発電の不安を煽る大げさな報道に対し、実際はそこまで深刻ではなく、事故と無関係の発電所を止める必要はないと、複数のデータを示して論理的に説明した意見や論説は無視され、SNSはネガティブな情報やデマで溢れかえりました。現在の状況と同じですね。
これらの報道やネガティブな情報に共通しているのは、データを使った論理的な考察が無い事です。特に、類似したものや過去の例との数値を使った比較がないのは致命的です。そして、自分たちの報道に都合の悪いデータは隠しています
現象や今の数字だけを追うのは意味がありません。

感染者への差別を助長する報道

メディアは著名人やスポーツ選手の感染を事細かに報道していますが、完全に不要な情報です。
「俳優の○○さんが、○○選手が感染したことが発覚しました。」
「数日前、数人で食事をしたそうです。」
だから何だと言うのでしょうか。
大変だと感じている方は、一度落ち着いて考えてみてください。

このような報道が繰り返されることで、次第に感染することは悪だという認識になり、数人で集まることすら悪い事のように感じてしまいます。
各メディアは自分たちの大げさかつ執拗な報道で、差別と不安が助長されていることを認識し、直ぐに改めるべきです。

過去、新たな感染症が流行ると、必ず感染者に対する差別が起きました。
私たちをそれを教訓としなければなりません、
にも関わらず、各地で感染者への差別が起きています。
残念でなりません。

政府批判のためにコロコロと主張を変えるメディア

新型ウイルスが出現した当初、対応が遅いと政府批判をし、国民の不安を煽る報道を繰り返していましたが、過剰な自粛が始まってしばらくすると、飲食・観光業の窮地や失業について取り上げる報道が増えます。
ところが、GoToキャンペーンが出ると感染拡大を助長するという批判を始めます。
そしてキャンペーンが停止されると、今度は観光業や飲食店の危機を叫び始めました。
また、5月を過ぎて重傷者数と死者数が激減すると、感染者数を強調する報道に切り替えています。
この状況を政府批判に利用しています。

冷静かつ論理的な判断・情報発信をする首長もいる。

福岡市長の高島さんはデータを分析して論理的に考えられる方で、常に客観的かつ冷静に情報を発信しています。ぜひ参考にして下さい。
関東の一都三県や関西の府知事、県知事の対応は常軌を逸しています。
明らかにデータを見て分析しておらず、福岡市長のように多面的な視点を持っていません。
大げさな対応をする首長や、それを求めるメディアに言いたいことがあります。
「莫大な金銭保証は誰が支払うんですか?
一番負担が大きいのは若い世代、そして、まだ投票権の無い子供たちです。多くの人たちから仕事を奪って行動を制限し、その上大きな金銭負担を強いている事を分かっていますか?」

会いたい人に会い、行きたい場所に行く

長くなりましたが、新型コロナウイルスは単なる風邪です。
怖がらなくても大丈夫です。
不安を煽るニュースを見続け、自宅に閉じこもる方が余程身体に悪いです
お年寄りの方も、会いたい人に会い、行きたい場所に行った方が良いです。
せっかく生きているんですから、五感を使って楽しまないと損ですし、その方が健康に良いです。
年末年始、帰省したい人は帰省した方が良いです。人はいつ死ぬか分かりません。生きていても、タイミングが悪く会えないままになるかもしれません。だからこそ、会えるときに会って交流すべきだと思います。
私たちは数千年も前から数多くのウイルスと細菌が浮遊している中を生きてきました。
そして、今はかつてよりも衛生環境と医療技術が向上し、対処方法も確立されています
過度な心配をせず、健康的な日々を送るのが一番だと思います。


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