見出し画像

タピオカ

タピオカはキャッサバの根から取れるでん粉です。
増粘剤として様々な用途に使われています。
例えば、うどん等の麺や、ポン・デ・リングに使われています。
ポン・デ・リングのもちもちした食感はタピオカによるものなんですね。
また、タピオカミルクティーが流行った頃は、スーパーなどでよく見かけましたよね。
成分をよく見ると、タピオカ以外の物(こんにゃく等)で代替していることもあります(^^;)

タピオカでん粉は、タンパク質などの他の成分が少ないため、糊化し易いです。
要するに、糊のようにベタベタし易いんです。
だから増粘剤や結着剤として使われています。

ちなみに、でん粉はグルコース(糖)が沢山つながってできた多糖類の一種です。

先日、ダイソーでこんなものを見つけました。

タピオカですが、たべられません。

タピオカスライムねんど!
思わず手に取ってしまいましたw

どんな触感でしょうか?

パッケージの通り伸びるのか、触るとベタベタするのか、気になります。
容器を開けて取り出してみると…

粘土みたいです

あまりベタベタしません(パッケージに書いてある通り、手につかない!)。
やや硬めの粘土のような感触です。
伸びも良さそうです。

よく伸びます

パッケージの写真は大げさではなく、よく伸びます。
べた付かないので、遊びやすいですね。

成分を見ると、タピオカ粉に水、塩分、食用顔料、保存料とあります。
なるほど、基本はタピオカ粉に水を加えて練ったものなんですね。
塩分でベタつきを抑えているのかもしれません。
保存料は防腐剤と考えられます。
よく伸びるので、タピオカが増粘剤や結着剤として優れていることがよく分かります。もし見かけたら、ぜひ買って触って見て欲しいです。

*ココナラで化学に関する相談を請け負っています。
メッセージより連絡、お待ちしております。


読んでいただけるだけでも嬉しいです。もしご支援頂いた場合は、研究費に使わせて頂きます。