見出し画像

国際周期表年2019特別展+特別講演に行ってきました。

大阪市立科学館で開催されている国際周期表年特別展(10月5日~10月27日)と、22日に行われた特別講演に行ってきました。

メンデレーエフの経歴や初期の周期表について、様々な周期表など、興味深い展示が盛りだくさんでした。

画像1

画像2

元素がどんな鉱物から単離されたのか、実物が展示されていました。

画像3

写真の上は中国の元素周期表。下がロシアです。
ちなみに、日本のように丸暗記する国はごく一部で、メンデレーエフの母国ロシアでは暗記しないそうです。

画像8

各元素がどのくらい地球上に存在しているか、一目で分かるようになっています。アーティスティックですね。

画像4

元素リボン。なんとなく眺めてしまいましたw

画像5

周期表扇子。ちょっと欲しい...。

画像6

点字周期表。形に工夫が見られますね。

画像7

元素ネイル。おしゃれですね。

画像9

これは今年の4月から常設展示に登場した、大型の周期表です。
なんと、実物が展示されています。

画像10

画像11

リチウムとナトリウムのように、自然発火性および禁水性の物質は絶縁油の中で保存しなければなりません。単体では危険性の高い物質です。

画像12

常温・常圧では気体のものもあります。希ガスはその代表ですね。

画像13

なんと、裏側は実際に使われている製品などが各元素に展示されています(展示できないものもあります)。


画像14

画像15

スマホ撮影が主流となった今でも、「写ルンです」は根強い人気と需要があります。

画像16

リチウムはリチウムイオン電池。ノーベル化学賞受賞の表記がありました。

講演の方は、アジア人で初めて元素を発見した小川正孝氏について、そして、メンデレーエフと周期表について聞くことが出来ました。
知らなった事実も多く、とても面白かったです。

画像17

周期表と講演資料、市立科学館30周年の缶バッジをもらいました。
周期表は以下のサイトの下の方にある周期表と同じものです。そのままPCやスマホで閲覧できる上、PDFをダウンロードして自由につかうことが出来ます。

小川正孝氏の関連資料などは、出身地の愛媛県にある「愛媛県総合科学博物館」で見る事が出来ます。

中四国最大の科学博物館なので、興味のある方は是非(プラネタリウムもあります)。

周期表と小川正孝氏の発見したニッポニウムについては、ぜひ以下の2つの記事を参照ください(少し加筆し、写真も追加しました)。



読んでいただけるだけでも嬉しいです。もしご支援頂いた場合は、研究費に使わせて頂きます。