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相席スタート山添の『星☆クズ』岡野陽一編“金とギャンブルと芸人”

“クズ紳士”こと相席スタート・山添寛が、同じく“クズ”と呼ばれる芸人たちと、金やギャンブルについて本音を語り合う対談企画『星☆クズ』。第4回は、同期のピン芸人・岡野陽一を迎えた。

本連載がスタートしたのが、2021年1月。あれから約1年が経ち、いつのまにかテレビでは“クズ芸人ブーム”が到来した。規制されまくりのエンタメ界で、燦然と輝く借金まみれの男たち。ニコニコと笑い、自身のすべてをさらけ出す芸人に人々は酔いしれているーー。

今回、山添はそんなクズ界の“ラスボス”とも言われる岡野を対談相手に指名した。何かと下を向きやすい世の中だが、彼らの話を聞いていると、“自分もこの人たちみたいに楽しく生きたい”と前を向けることに気づく。なぜ彼らが重宝されているのか。その理由が分かった対談となった。

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山添は特殊な存在

ーー借金をしていてギャンブル好きで同期。そんな共通点はあるものの、事務所は違うお二人。距離が近づいたきっかけはあったんですか?

山添:『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、僕のクズが(世間に)明るみになるとき、一番最初に話を聞いてもらうのは岡野先生だろうということで、喫煙所で相談させてもらったら「いいか、山添。全然気にしなくて大丈夫。DM(ダイレクトメッセージ)で、殺害予告がくるだけの話だ」というすごく温かい言葉をいただき、心強くなりました。

岡野:(笑)。それまでは、(山添のことを)クズだと思っていなくて。なんならコットン・西村(真二)みたいなアナウンサー系かと思っていたんですけどね。(クズが明るみになって)急に仕事で一緒になるようになりました。

山添:最初は、“親が悲しむようなことを電波に乗せんといてくれ!”と思っていたんですけどね……。

岡野:確かに。今や私がどんなテレビに出たとしても家族が喜ばないんですよ。

山添:多分、クズ芸人が一番視聴者と両親を笑顔にさせたいと思っているよな。

岡野:喜んでほしいんだから! なのに、不思議と悲しむ人がいるのよ。このあいだ、せっかくお正月にテレビに出られたのに、妹から「この恥さらしが!」って連絡がきましたから。


ーー最近では、クズ芸人が注目を浴びる世の中になりました。

山添:こうなるとは思わへんかったよな? コンプライアンス社会に完全に逆行していると思ってました。収録前、僕、岡野、ザ・マミィの酒井(貴士)くんと喫煙所で喋っているときも「ほかの共演者の方はキツいことを言ってくるだろうけど、この3人はチームだと思って最後までやり遂げようね」って励ましあって行ってたんで。

岡野:ディレクターさんは面白がって使ってくれるんですけど、現場に観覧の方がいたらおしまい(笑)。MCの方も、こっちに加担しちゃうとイメージが悪くなっちゃうんで、なかなかこれないし……。当初は、そういうのがめっちゃあったよな。

山添:そんな中、お笑い大怪獣・明石家さんまさんは違った。なんやったら「俺の現役時代の方がクズやった」っていう感じできてくれましたから。

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ーーこのクズ芸人ブームの現状はどう感じていらっしゃるんですか?

岡野:よろしくはないと思っています。お笑いに入っておきながら変な話ですけど、正直僕は目立たずに生きていたかったんです。芸人としているはいるけど、特に売れもせず……でよかったんですよ。

山添:なんでなん(笑)?

岡野:ガッといっちゃうと大変だし、落ちることもあるじゃない。だからヌメーッとゆっくりいきたかったのよ。

山添:なるほどな。僕は、(このブームは)たまたまでしかないと思ってますね。

岡野:ただ、こいつが汚いのが、最近昼の番組決まったでしょ(4月スタートのフジテレビ系昼の情報番組『ポップUP!』金曜コメンテーター)。クズ界にいながら、そういうことをやってくるんですよ!

山添:“そういうこと”ってなんや(笑)。これはご法度なの?

岡野:ご法度よ。そんなもの断れよ!

山添:なんでよ!

岡野:山添ってちょっと特殊じゃないですか。クズ芸人には、私、酒井、空気階段の(鈴木)もぐらとか、いろいろいますけど、山添ってまず我々の一族には珍しくヒゲが生えてないでしょ。

山添:(笑)。

岡野:これはめちゃめちゃ稀なんですよ。我々は、クズ芸人だと分かりやすく見分けるために(ヒゲの)烙印を押されているわけですよ。

山添:それ消えへんの⁉︎

岡野:消えないよ! クズで細分化すると、山添はクズじゃない。最近は、うまいことサイコパスの方にいこうとしているというか。

山添:いこうとしているわけじゃなくて、そっちも言われだしてるって感じなんよ。俺がお笑いやと思っていたことがサイコパスであって、麒麟の川島(明)さんで言うところの「うんこ投げてくんなや」っていうもの。“これボケやと思ってたのにうんこやったんや”っていう(笑)。

岡野:こいつは見た目がアナウンサーで、ちょっと特殊じゃないですか。あんまり見たことない人種というか。車でいうと、(世の中には)軽トラの見た目なのにフェラーリのエンジン積んでいる人もいるし、フェラーリなのに軽トラのエンジンの人もいると思うんですけど、山添はステップワゴンにボートのエンジン積んでる。もうワケがわからないです。エンジンが車のものじゃないんですよ。下手したら、クズブームが終わって、別の海に行っても、そのボートのエンジンで進むんじゃねーかって思います。

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テレビに出るようになってお金は借りやすくなった?

ーー借金は精神的にもキツいイメージがありますが、お二人のさまざまなエピソードを聞いていると、とても楽しそうに生きているように感じます。そこまで楽しく生きられる理由って何だと思いますか?

山添:やっぱり、初代クズ卍界総長の岡野さんが“何も隠さずに生きること”で、毎日がこんなに輝くんだって教えてくれたからだと思います。

岡野:(笑)。どっちかというと、僕が芸人を放棄しているからかもしれないですね。優先順位として、芸人って一番上に「お笑い」があると思うんですけど、僕は「楽しく生きる」が上。楽しく生きるために芸人になったので、その順序を忘れちゃダメだなって。みんなお笑いの世界に入ったら売れようとするじゃないですか。それはよくないなって思っています。

山添:……じゃあさ、なんで今日、入り時間の4、5分前に到着したん? 生きにくくない?

岡野:な、なにが(笑)?

山添:俺はちゃんと入り時間に遅れてきたで?

岡野:遅れてきたのにマウントをとれる時代……この時代は壊さなきゃいけないですよ!

山添:しかも、俺がオファーしといて遅れるっていうな(笑)。

岡野:ここに入ってくるときも「ごめんな」とかじゃないんですよ。「おう岡野」って感じで(入ってきた)。僕は別にいいんですけど、こんなヤツ、社会では終わりです(笑)。

山添:悲観的になる必要はないって岡野が教えてくれたんでね。

岡野:でも、特に我々なんて悪いように考えちゃダメだよな。なんか30歳くらいから自分の脳を騙せるようになったんですよ。パチンコで8万負けたとしても、パチンコ屋に行ってなかったら死んでいたかもしれない……って思えるようになって。死ぬくらいなら8万で済んでラッキーじゃん?


ーー(笑)。テレビに出演されるようになって、お金を借りやすくなったのか・借りにくくなったのかどちらですか?

岡野:勝手に“稼いでんじゃねーか?”って思われるんで借りやすいんですよ。あと、逃げるといろんな人に迷惑がかかる状態になっているので、テレビが担保になっていますね。

山添:借金は増えてるのか減っているのかどっちなの?

岡野:完全なる維持。山添はもう返したもんな?

山添:俺は(山﨑)ケイさんに返済したあと、吉本に借金して、改めて“俺って吉本所属なんや”って感じている最中やね。

岡野:このへんがこいつの汚い部分ですね。飄々とやっていますけど、じつは借金がなくなるのが怖いんですよ。

山添:(笑)。頑張ったら返済できるかもしれんけど、給料天引きで月々いくらって決まってるから、正直“しばらく借金芸人でいけるな”とは思ってるよ。

岡野:ほら(笑)! 確かに不思議なもんで、全額返済したら“何しよ?”ってなるよね。山添が言うように、僕もギャンブルをやめて、節制して生きていけば、何年か後に返せるかもしれないですけど、恐怖心もあるというか。

山添:たぶん、岡野に貸している貸主さんも悲しむやろうしな。

岡野:そうなのよ。人のことを思うと返せないというか。

ーー(笑)。


ギャンブル芸人のオカルトトーク

ーーいまでもギャンブルをされているというお二人。改めて、ギャンブルの魅力を教えてください。

山添:みなさんが何も疑問に思わず学校に行くように、僕も学びにパチンコ屋に通っているだけ。「学校の魅力ってなんですか?」って聞かれているようなものなんですよね。みんな小学校・中学校はいかなきゃいけないところじゃないですか。だから僕も行っているだけです。

岡野:“わからないから”でしょうね。普通に生きていると、今日は何をするとか、いろんなことが確定していて刺激が足りない。どうなるか分からない要素は人生に入れておきたいんですよ。あとは借金返済の誠意としてやっている部分はあります。僕がギャンブルをやらなかったら、ただの怠け者ですから。

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ーーギャンブルではなく仕事で返そうとは思わないんですか?

岡野:それは相手が悲しむんで。

山添:難しいな~。これだけ岡野が返済のために苦しんで葛藤しているところも活字にしていただきたいですね。

岡野:こんなこと言いたくないですけど、僕だってかけたくない日もありますよ。

一同爆笑

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岡野:負けるから辛いんですよ。だって使わなかったら給料日まで生きられるのに、使ったら生きられないんだもん。ただ、世の中の走っているすべてのものにかけるのは礼儀ですから。かけないとあの人たちも食えないし。

山添:運動会は?

岡野:かけれるものならかけたいよ。さすがに運動会のブックメーカーはやってないでしょ? 面白いけどな。赤組勝ったら15万とか(笑)。


ーーそんな岡野さんがパチンコを楽しむためにやっていること・願掛けがあれば教えてください。

岡野:台の機種に合わせて願掛けはしていますね。魚をいっぱい食べて『海物語』を打つとか。

山添:機種に合わせて食を変えてるんや(笑)。

岡野:食べてもどうせ排出されるじゃん。だから僕、普段はパチンコのため(願掛けのため)にしか食べないんですよ。

山添:「美味しそうやからあれ食べたい」とかはならんの(笑)?

岡野:そういう時期は過ぎたね。

山添:牛とか食べたい日あるやろ。

岡野:牛といえばね、『マクロス』っていう台があるんですけど、予告の中に、信頼度82%の牛保留があるんですよ。最初はそれを出すために牛を食っていたんですけど、途中で気づいたんです。その保留って、正確に言えば、牛の骨のイラスト(スカルマーク)なんですよね。

ということは、あの保留は誰かが牛を食べた末に骨になっちゃった。俺が牛を食べるということは、この保留も喜ばない。次にパチンコ行ったとき、豚を食べて打ったら勝ちましたね。

山添:食をつなげるんかー(笑)。

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ーー競馬はいかがですか?

岡野:適当にかけるのが嫌でめっちゃ勉強します。だからここ数年、金・土は、土・日の競馬に備えて夜寝てないですね。1日36レース全部やるんで、予想に9時間くらいかかるんですよ。

ただ最近“歳とったな~”って思うのが、昔は夜12時から朝9時まで予想して10時発走に備えられたんですけど、今は寝ちゃう。起きたら全レース終わってることもあるので、そのときは「9時間かけて予想しただけの人」になっちゃうっていう(笑)。


ーー山添さん流のボートレースの楽しみ方は?

山添:自分なりのメソッドを作っているときが一番楽しいですね。いろいろ考えたり、自分なりのルールを決めたりしたあと、それでプラス収支が出た時は最高。“とうとう億万長者になる方法を見つけた。これ、お笑いやめなアカンかも……”って思うんですよ。


岡野が必勝法を伝授!?

ーー(笑)。そうやってギャンブルを楽しんでいるお二人を見ていると、自分もやってみようと思う人がいると思います。おすすめしますか?

山添:これ人によるから難しいよな。

岡野:「キサマ、本当に頑張れるか?」って話ですよ。ちょっとやっただけで、面白かった・面白くなかったって判断されるのが嫌ですね。

山添:本当にそう。3人対3人でサッカーっぽいことやって「サッカーおもんない」って言われたら、サッカーしている人もムカつくじゃないですか。それと一緒ですよ。

岡野:ちゃんと11人でやろうよってな。あと、最近分かったんですけど、パチンコって14万円持って行ったら当たるんですよ。もぐらとYouTubeで『もぐら×岡野の くずパチ』って番組をやっていて、めちゃめちゃ負けるときがあるんですけど、13万9,000円から14万円の間で絶対に当たるの。ビックリした。これは法則なのよ(※個人の見解です。マネをされても責任は負えません)。

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ーーそれは教えてしまっていいんですか(笑)?

岡野:もうこれはしょうがない……特別よ?

山添:袋とじにもできへんで?

岡野:これを読んだ人はTwitterとか、ほかで言わないでほしいな。

山添:(『月刊芸人』は)noteやから、ここは課金制にするか!

ーー(笑)。

岡野:必勝法というかゴト(不正行為)に近いよ。絶対に出ちゃうんだから!

山添:でも、岡野って13万9,000円使っている人やんな? そんな人の必勝法いらんって(笑)。

岡野:当たるとは言ってるけど、勝つとは言ってないからね。もはや、ギャンブルのオカルトって、オカルトじゃなくて統計学なんですよ。事実なんです。

山添:確かに。六星占術とかと一緒。

岡野:我々と細木数子さんは同じことをしているから。

山添:我々、図太く生きているんで“太木”と呼んでください。


ーー(笑)。まとめると、覚悟があるならギャンブルをやってもいいということですかね。

山添:側だけ見て文句いう人とは関わりたくないですよね。そういうのが一番つまらん人種というか。

岡野:今の時代、ネット記事の頭だけ見て憤る人とか多いですもんね。そういうヤツがギャンブルをちょっとだけやんのよ。そこだけ守ってくれるならやってもいいと思います。

山添:気づいたらパチンコ『花の慶次』と会話してた、っていうところまできたら、俺らに連絡してほしいな。

岡野:台の演出で、自分のセリフ予告が出たっていう人は連絡ほしいね。そこでやっとパチンコとひとつになれたってことだから(笑)。

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ーー今後2人でやってみたいことは?

山添:『説法』ってタイトルで、ラジオやってみたいですね。クズに特化したラジオってないじゃないですか。

岡野:サムネイルも真っ黒でね。


ーー『今日もパチンコ行っちゃいました』的なメールをリスナーに募るとか。

山添:いいですね。番組では、そいつらが一番優秀と扱われ、勉強をしっかりして貯金もたくさんある人が劣等生として扱われる世界を作りたいです。

岡野:それめっちゃいい。社会貢献したいですね。

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ーー山添さんがゲストとコントを行う『山添展』が4月14日に開催されます。岡野さんもゲストとして出られるそうですが、最後にメッセージをいただけますか?

山添:こんなこと言ったら、岡野先生の営業妨害になって怒られるかもしれないんですけど、俺は岡野はいつまでもネタ職人で、ネタが一番面白い人って印象なんですよ。オファーを断られる可能性もある中、受けてくれてよかったです。無理やりにでもネタに参加させてやろうと思います。

岡野:(笑)。恥ずかしいですね。私は先に言っておきますけど、ネタ職人ではございません。ただのクズです。正直、だいぶネタをやってなくて、今年、東京03の飯塚(悟志)さんとの約束で、単独ライブをやることになっているんですよ。確かにどこかでネタはやらなきゃいけないと思っていたので、『山添展』を機に、ネタ職人になりたいですね。僕の人生は『山添展』以前・以後で変わると思います。『山添展』以後は、クズとかひとつも言わないと思います。

山添:岡野、そんな建前トークはいいのよ。岡野が一番アツくなる誘い文句でいうと、岡野の出来高次第でオンライン視聴が増える可能性がある。ギャラもその分変わるから『山添展』は、大きなパチンコ台だと思ってくれ!

岡野:うおおおおお! この人最高や! 今はそういうパチンコ台があんのか!

山添:(笑)。4月はパチンコを打ちに行くと思ってくれていいよ。

岡野:私、ちょっと告知も頑張ります。

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■撮影協力

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人間レストラン NNGN
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目13−11 甲斐ビル 4F

◆おススメメニュー

・2種盛りカレー 1650円(税込)

negombo33_2種盛りカレー

・人間餃子 660円(税込)

人間餃子


■山添寛・岡野陽一INFO

『山添展』

220306山添展★B1-640wri

【日時】2022年4月14日(木)開場18:30/開演19:00/終演20:30
【会場】ルミネtheよしもと
【料金】前売¥3,500/当日¥4,000/オンラインチケット¥2,300
【出演者】
山﨑ケイ/インパルス 板倉俊之/囲碁将棋/ジェラードン(かみちぃ・アタック西本)
/岡野陽一(プロダクション人力舎)/Aマッソ(ワタナベエンターテインメント)/北原里英(太田プロダクション)/にゃんぞぬデシ(シンガーソングライター)/山添寛


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ライター/浜瀬将樹 撮影/越川麻希(CUBISM)
企画・編集/田嶋・かわべり




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