9番街レトロの日常コラム(神保町よしもと漫才劇場芸人連載企画 vol.6)
神保町よしもと漫才劇場所属の令和ロマン、ネイチャーバーガー、9番街レトロが月替わりで登場する新企画。
第6回目は9番街レトロの二人がお届けします。
【なかむらしゅん】
大阪人がオススメする東京の最強スポット
こんにちは。
9番街レトロ
なかむらしゅんです。
東京にきて2年目になる僕が
オススメのスポットを
3つ紹介していきます。
①東京都庁展望台
ここはマジでアツイ。マジでタダ。
お金がカップルにはピッタリ。
お金持ってなくても
「持ってるけどタダやから使ってない」
みたいな顔していてもいける。
僕は、財布を無くした日の夜に
東京を一望する夜景を1人で見ながら
ゆっくり頷いたことがある。
②錦糸町のダイソー
とにかく広くて楽しい。
お金がない人でも
とにかく広いことを体感できる。
改めて平等を再確認できる場所。
トーマスのチューイングキャンディが
3つで100円(もちろん税抜き)
なのでとりあえず手に取るが
自分が27歳と気付き恥ずかしくなって
戻したことがある。
③から好し
ほんまに安くて美味しい。
だいすき。
参考にしてくださいね!
【京極風斗】
夢を実現する力
人は誰しも夢を持ちます。
夢が無いなんて人もよくいますが、そんなことは無いはずです。
例えば子供の頃、仮面ライダーになりたいと思ったことがあるならそれは夢です。
一生遊んで暮らしたいと思ったことがあるならそれも夢です。
それが現実的でないから諦めているだけで、「そうなれるならそうなりたい」という夢は誰しもが持っているはずなのです。
確かに諦めなければ夢が叶うわけではありません。叶わないことの方が多いでしょう。
しかし、諦めてしまったら、それは絶対に叶わないのです。
夢を叶えるのに必要なものは、「諦めなければ叶う」と信じて疑わない気持ちと、行動に移すエネルギー。ただそれだけです。
一度諦めたその夢、叶えてみませんか?
それではひとつアドバイス。
夢に向かってがむしゃらに走るのも良いですが、あまりゴールを見すぎると、その遠さに嫌気が差してしまいます。
今出来ることをただ頑張る。
そうしていると、気付けば意外にあっさりと、夢の近くまで来ていたりするものです。
神保町よしもと漫才劇場の広い楽屋の隅には、50インチ程のモニターがひとつあります。
このモニターで桃太郎電鉄をするのが僕の夢です。
しかし障壁は多い。
まず僕は桃鉄を持っていません。
ソフトはもとよりハードも。
理由は簡単で、家ではやらないからです。
「持っていない」ということが問題ならば、どうすればいいでしょう。
「持っている人に借りる」が正解です。
「買えよ」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
なんでもかんでもお金で解決しようとするのは桃鉄の中だけにしてください。
解決策が分かったら、後は行動に移すのみです。神保町よしもと漫才劇場で桃鉄を持っている人を探すと、すぐに4人も見つかりました。
「持っていない」という問題と同時に「一緒にやる人がいない」という問題も解決したのです。
夢を叶えようとするエネルギーが呼び寄せた幸運。
となれば実現まであと一歩。モニターにSwitchを繋ぎ、プレイするだけとなりました。
否。
急いては事を仕損じます。
僕はもう少し人数を集めました。
桃鉄を持っている、いないに拘らずです。
そしてグループLINEを作りました。
記念すべき一発目は、そのグループの中から、ある日たまたま居合わせた4人で、僕がいない日にやって貰いたいからです。
何故か。
そもそも、楽屋のモニターはリアルタイムの舞台を映すために存在しているもので、当然ゲームをするためのものではありません。
つまり、そのモニターでゲームなんてしていると、社員さんに怒られる可能性があります。
かなりあります。
「楽屋のモニターで桃鉄をするのが夢」だと言いましたが、厳密には「怒られずに楽屋のモニターで桃鉄をするのが夢」なので、僕は絶対に怒られるわけにはいきません。
一回目で誰も怒られないことを確認して初めて、僕の夢は叶うのです。
何かを得る為には、何かを犠牲にしなければならない。
これは夢を持った者の責任です。
さて、気付けばもう夢の近く。
皆さんも是非、夢を叶えてください。
先にゴールで待っています。
■9番街レトロ
2019年結成。京極風斗(左)、なかむらしゅん(右)のコンビ
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