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【1月号】山あり谷あり渋谷を歩く ~やさしいズ~

実力派コント師・やさしいズの2人が訪れたのは、タワーレコード渋谷店。タイは劇場の合間に音楽を楽しむために、佐伯は好きなアイドルのために足を運ぶというこのお店や渋谷での印象的な思い出を語ってもらった。

――渋谷での音楽にまつわる思い出を聞かせてください。

タイ:『キングオブコント2018』の決勝進出が決まった夜、ダンビラムーチョの大原とキンボシ・有宗と渋谷で外飲みして、クリープハイプの『二十九、三十』を熱唱したんです。芸人なら誰しも当てはまる歌詞で、やっとだなぁと感慨深くて。ただ、大原が「本当によかった...やっとだよ「よしっ、俺も頑張る!」って泣いてるのを観たら、泣けなくなりましたけど(笑)

佐伯:僕は3日前、でんぱ組.incのリリースイベントでタワレコに行きました。囲みチェキ会でなんて声をかけようと思ってたんですけど、結局、緊張して何も喋れなくて。同じくでんぱ組.incが好きなしずるの村上さんにそのことを報告したら、「仕方ない。推しの前では全員、童貞に戻るから」って慰めてくれました。まぁ、戻るも何も童貞なんですけどね、僕は。

タイ:30代半ばでアイドルにハマるってないわぁ。初期から好きならわかるけど。

佐伯:いいだろ、別に。中高生の頃に好きだった人たちが楽曲を提供してて。自分の好きなものが変わってないことが嬉しくて、人自体も好きになったんだよ!

タイ:あ、ごめん。聞いてなかった

佐伯:せめて聞いててくれ!(笑)。まぁ、でんぱ組.incを好きになったことによって、芸人の先輩や後輩との交流が広がったのはよかったなと思いますね

――では、お2人がおすすめしたい若手芸人を教えてもらえますか?

タイ:サンシャイン・坂田が「えらいおもろいの見つけたぞ」って騒いでた男女コンビ・喫茶ムーンはライブのゲストに呼んでみたいなと。あとは世間知らズ。ネタがハマれば、爆売れすると思ってます。

佐伯:アニメネタをやってるフリーク。『まえせつ!』っていうテレビアニメに本人役で出るらしくて。好きなことを楽しんでいて、しかも仕事にできてる素晴らしいコンビなので注目して欲しいですね。


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劇場出番の合間に訪れて、タワレコメンで気になる曲を視聴するタイ。「曲を聴いてコントが思いつくこともあります」


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一方、佐伯は大好きなでんぱ組.incの特集コーナーをチェック。「渋谷店は推しの缶バッチを引き当てられた、めちゃくちゃいいお店です!」


やさしいズPROFILE
東京NSC16期生。佐伯元輝タイの同期生コンビ。キングオブコント2018では決勝進出するほか、数あるレースで優勝するなど期待の実力派。


■今回のスポット:タワーレコード渋谷店


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ライター/高本亜紀 撮影/越川麻希


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