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もう、自分のしたいことしかしない

「誰からも認められなかったら、どうしよう」

そんな思いが、常に常に、私の中にあった。

これまで、その思いだけに衝き動かされてきたと言ってもいいくらいだ。

その思いがあったから。

得意なことにだけは、本気を出せなかったし。

好きなことだけは、誰にも知られることなく、自分の中だけに隠しておかなければならなかった。

大切だから。

私にとって、何より大切なものだから。

遠ざけておかなきゃ、ならなかった。

全否定されぬように。

取り上げられて、しまわぬように。

持っていられなくなるくらいなら、可能性だけでも確保しておきたかった。

でも。

私もう、その遊びやーめた。

大事に大事に持ってても、やらなかったら、取り上げられたのと何にも変わらないじゃん。

だからもう、認められることなんてどうでもいいや。

私が楽しきゃ、いいや。

満足すれば、それでいいや。

自分のやりたいことをやって、お金がなくなって。

食べるものもなくなって、道端で力尽きて、死んじゃったっていいや。

やりたいこともやらずに、ガマンして生き続けるより、ずっといいや。

これまで私にとってあらゆるクリエーターは、恐怖心に打ち勝った“勇者”だったけど。

違うよ、みんな、自分のやりたいことをやってるだけ。

素直に、自分の欲求に従ってるだけ。

私も、同じようにしよう。

彼らの仲間に、加わろう。

自分がカッコいいと思うものを、つくって。

私が好きなことを、堂々と表現して。

それで満足して、毎日、眠ろう。

そして翌朝、起きたらまた、やりたいことを始めよう。

始めて、終えて。

一日ごとに、それをくり返して。

いつか、肉体が朽ちるまで。

あるいは、食い詰めて道端で倒れるまで。

可能な限り、やっていこう。

もう、自分のしたいことしかしない。

いま、そう決めた。

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