2022.02.19 稽古日誌 @鳴海遥真

こんにちどうも！
鳴海遥真です。

1週間前の稽古日誌を書いています。
あまり覚えてません。
なぜなら、1週間前だからです。
すみません。

そもそも、なぜ一週間前のブログを
今書いているのかと言うと、
忙しかったからです。

公演が近づくにつれて、
仕事が忙しくなる現象。
名前付けてください。

確か、初めて大道具を使って、
お芝居をしました。

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隙があるので自分語りします。

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2年前ほど前に滋賀県の佐川美術館というところへ行きました。

そこに多くの絵画や彫刻を残している平山郁夫さんという芸術家の言葉を最近思い出します。

｢戦争の苦しみから生まれる芸術は、泥沼の中に咲く蓮の花だ｣

コロナ禍や国際情勢、個人が持つ大小の悩み、そんな苦しい日々で生まれた芸術は、人々にとって大きな光になる。

コロナウイルスの影響で次々と劇場や美術館が休館になってしまって、芸術の存在意義は何なのか、分からなくなっていた自分にとって、
この言葉をとても大きいものでした。

自分の出演する芝居で誰かを苦しみから救う、世界を少しでも良くする、そんな傲慢な想いで、いま、お芝居を作っているわけではありません。

私たちは無力です。

ただ、観てくださった方々の心に
一滴の何かを落として少しの波紋をつくれる
ような、そんな演劇にしたい。

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隙が無くなりました。自分語りを終わります。

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今回のお芝居、｢フィルタリング｣は、
学校を舞台に教師が生徒を公正に評価できるのか、
引いては、人間は他のものをフィルターなしに見ることなどできるのか、
そんな命題の物語です。

ちょうど1週間後3月6日に2回上演です。

ぜひ、ご覧ください。

鳴海遥真

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💡公演情報💡
劇団ON 第4回公演

『フィルタリング』
【作】白鳥雄介（Stokes/Park）
【演出・脚色】西田かをる

【日時】2022年3月6日(日)13:00〜／17:00〜
【上演時間】約90分(予定)
【料金】
ご予約:1000円／当日券:1500円

【場所】
神戸アートビレッジセンター KAVCホール

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