#創作大賞2024
人生にキャンプがあって本当に良かった@御所の台オートキャンプ場
その日、小学4年のその少年は夏休みにもかかわらず憂鬱な気分を抱え、かつ戦々恐々としていた。
厳格な父からとある夏休みミッションを授かったのだ。
「秋田の○○さんの所に一人で行ってこい」
それがそのミッションだった。
もちろん一人旅など経験は皆無バスや鈍行列車ならともかく特急列車に一人で乗ったこともない少年は心底厄介な事になったなぁと頭を抱えていた。
確か怖い顔したタバコ臭い制服着た車掌さ
キャンプは趣味の集合体だと気づくと爆発的に面白くなる
久し振りに凄まじく忙しい週末だった。
懐かしさすら感じてしまう肉体的な疲労感は心地よいもの…
かつて頭脳労働しかしてこなかったため現在の仕事を選んだばかりの頃は完全に体力が追い付かず死ぬ死ぬ言いながら動き回った物だけど…労働の価値という物を
根底から変える充実感がそこにあった事を思い出す週末でもあった。
キャンプがあるから頑張れた日々
キャンプと同様の達成感がある事への気付きこれほどに疲
ソロキャンプで悟ってしまったキャンプにおける重要なこと
先週の休みは諸用で石巻の友人宅にお世話になった手前、二週連続のノーキャンプは避けたいバースデー
オッサンを意識して早、数十年が経ち誕生日に対する思い入れなどとうの昔に失っている枯れぎわの男は…それでも妻の看病にこの1日を費やすか?
それとも満を持し、単独で荷物を積み込みハンドルを握るのかを迷う。
…悩みに悩んでいる姿を見たか見ないか妻が言った
「私は大丈夫だからソロ行っておいで!」
「そ