見出し画像

【Member's voice Vol.1 -Karin-】挫折、ダンスとの出会い、そしてGEKIから始まる新たなステージ

ご挨拶

初めまして!GEKI Inc.でインターンをしています、大学2年生のKarinと申します。これからGEKIでの学びを中心に、このnoteで発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

記念すべき第1回目は、皆さまに私のことを少し知っていただきたく
自己紹介をテーマに書いていきます。

自己紹介

私は早稲田大学の文学部哲学コースに所属しています。
大学では哲学を学ぶ傍ら、リーダーシップを扱う授業の運営に携わってきました。
実はこの授業の関係でGEKI創設者の作左部 力さんと出会ったのですが、
そのお話はまた次回。

学業の他には、ダンスと写真活動を大学生活の主軸に置いています。
どちらも大学に入ってから始めたので、
ダンスなら「場ミリって何?」、写真なら「露出って何?」と
基礎的なことが何一つわからないところからのスタートでした。

挫折

高校までは、「1番好きなこと=勉強、1番得意なこと=勉強」といった具合に
とにかく勉強に青春を費やす生活をしていました。
もちろんそれはすごく充実していたし、自分なりに意志を持って取り組んでいて、
大変ながらも楽しい毎日でした。

しかし、そんな私に大きな挫折の瞬間がやってきました。
よくある話ですが、大学受験で第一志望校に落ちたのです。

早稲田の文学部に合格できたので、哲学コースなどに進めば自分の学びたい分野を申し分なく学べることは受験前から分かっていました。
高校の担任の先生にも、「お前は早稲田が向いている」と言われていました。
オープンキャンパスに行った時も、早稲田の雰囲気がすごく好きだったし、
進学したら絶対に楽しい学生生活が待っているだろうと思っていました。
だからこそ、浪人という選択肢を取らずに、現役で進学することを選びました。

それでも。

小学生の頃から学校帰りは毎日塾の自習室に寄って遅くまで勉強して、
土日は休む日ではなく塾に1日いることができる日で、
中学生の頃、塾があるだろうとクラスの打ち上げの頭数にも入れてもらえず、
スマホも持たず、遊んだことも片手で数えるほどしかなく、
受験が終わった春休みにはもう大学受験を考えていて。

勉強ができることが自分のアイデンティティだったし、
また周りから私に期待されていることでもありました。

高校に上がっても、「お前なら絶対に合格する」と言われ続け、
先生方に非常に良くしていただきました。
親戚からも友人や先輩からも沢山たくさん応援してもらいました。
特に家族には、いつでも味方でいてもらって、
時間の全てを勉強に捧げられる環境を整えてもらいました。

そんな恵まれすぎた環境に、心の底から感謝すると同時に、
「絶対に結果で恩返しをしなければ」
その想いが日に日に辛いくらい強くなって、焦りになって。

その一方で、
高校で現代思想やessay writingなど本質に向かう学びを知って、
その学びを内面化していくごとに、
皮肉なことに「大学受験のための勉強」に意義を感じられなくなってしまって、
勉強に身が入らないことが続きました。

気持ちは焦る一方で、結果が出ない。
毎日涙とともに、ストレスで指の皮がボロボロになりながら闘っていました。

その結果が、「不合格」。
正直、あんな状態で合格してしまっては失礼だと思っていたので、
心の何処かでほっとしている自分がいました。

上に書いたように、やっと大学で学びたいことを学べると
嬉しくも思っていました。

ただ一点、
「やればできるはずのことを、自分ができなかったせいで、不合格になった」
その一点だけが、どうしても許せなくて。
気付けば、そんな自分のことがどうしても許せなくなっていました。

大学に入っても授業に集中できず、
学ぶことと向き合うことが怖くなっていました。
自分のアイデンティティがなくなった感じがして、
必死に他のものを探すようになりました。

ダンスとの出会い

その結果、出会ったのがダンスでした。
勉強は、早くから取り組み始めたというアドバンテージがある分、
努力すれば十分戦えるフィールドだと思いながら取り組んでいました。

しかし、ダンスは全く違いました。
私はアイソレも場ミリも、何一つ知らない中で、
同年代やなんならもっと年下の子達は、
もうダンスでビジネスができるレベルまで達している人もいる。

どんなに努力しているつもりでも、勉強ほど得意分野ではないのか、
中々感覚が掴めない。
どこに行っても常に自分が1番下手、できない、ダサい。
恥ずかしいし、惨めだし、逃げ出したい。
負けず嫌いの塊の私には耐え難いほど辛い、そして初めての経験でした。

新たなステージ

辛いながらも、負けず嫌いの私は途中で逃げ出すことも許せず、
「絶対に上手くなってみせる」とここまでの2年間、
特に大学2年生の1年間をダンスに費やしてきました。
この文章を書いている今現在も、尋常でない数のナンバーを掛け持って、
毎日死にそうになりながら練習しています。

ただ、「このまま何も考えずに、ただダンスだけに没頭していていいのか?」
この問いが私の新たなステージの幕開けでした。

きっかけはありきたりですが、
大学3年生になるにあたって考えざるを得ない「就活」。
それと、大学生活折り返しにあたって、
「このまま学ぶことから逃げ続けていていいのか?」という
自分自身への問いでした。

一度逃げこそすれ、やはり私は学ぶことが好きで、得意で、
そしてそのために大学に入ったわけで。
学んでいない自分を俯瞰して、良い気持ちにはならなくて。

そろそろ、再出発の時期かなと。

そして将来を考えたときに、自分は何を成し遂げたいのだろうと。
考えようにも、今自分は社会について何も知らない。
本当に全く何も分かっていない。

己の知の矮小さに絶望するとともに、
まずは知るところから始めてみようと思いました。
その手段の一つが、ここ、GEKIでした。

ここまで長々と連ねてきたお話を、力さんは最後まで聞いて、
「GEKIで始めてみよう」と言ってくださいました。

まだ、何も分かっていないけれど。
GEKIから始まる新たなステージを、
このnoteで一つ一つ描いていけたら良いなと思っています。

終わり

以上、これからnoteを書いていく私について
皆さまに少しだけご紹介する回でした!
拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、力さんと私の出会いについて書いていこうと思います。
それではまた次のnoteでお会いしましょう!

GEKI Inc. Karin




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?