3年ぶりの・・・
この冒頭のフレーズ、最近はいろんなところで聞きますね。コロナによる制限が終わって、だいぶ日常が戻ってきた時に使われるフレーズです。昨日は、私が所属する、診断士協会の支部の新年度の大会と懇親会がリアルで開催されました。こちらも3年ぶりのリアル開催です。
この、新年度の大会等のが、組織としての新年度の節目に行われるだけでなく、今年の1月に合格した新しい診断士の方々が15日間の補習を経て晴れて診断士として登録されるのをお祝いし、迎え入れる場でもあります。通常の会社であれば入社式に相当する回ですね。ことしも、多くの診断士になられた方々をお迎えして盛大に開催されました。特に、この3年間はコロナ感染を考慮してオンラインによる開催だったので、対面で久しぶりにお会いする方も多くいらっしゃいました。また、この3年間で新たに診断士になられた方にとっては初の対面での懇親会になりました。
この大会は、前半が支部の諸々の報告やご挨拶と新人診断士を迎え入れての各種説明がメインで、後半が立食形式の懇親会になっています。新人の方々にとってはあまり知り合いもいない状況での参加になるので、結構緊張したのではないでしょうか?と・・・思い出してみると私も最初の年のこの会へ一人で参加して、全く知り合いがいない状況で緊張しながら出席したのを思い出します。
おそらくどこもそうだと思うのですが、新人の方々に対しては自己紹介タイムがあります。ひとり1分間スピーチとはいえこの1分でだいぶひとりひとりの個性が出てきますよね。今は聴く側になっているのですっかり忘れていましたが、当時は自分の番に何喋ろうかなと直前まで考えてもいましたし、他の方のスピーチの内容がどれも素晴らしく聞こえてしまい、さらに緊張したと記憶しています。
診断士として独立して、基本的には一人で仕事をすることがほとんどです。なので、会社員時代のような同僚とか仲間というのが自分自身の仕事ではなく、ほとんどのことは自分一人で判断する様になります。一方で、私は協会に関わっているので、そこでは以前の会社に属した様な気分になります。なので、協会内では、先輩後輩関係や師弟関係、仕事仲間がいる感じで、こういった場に出ると会社員時代の忘年会や各種行事を思い出します。ただ一つ違うのは、一人一人の診断士の先生は独立した存在となっているところでしょうか?
昔から、私が苦手なものが実は立食パーティーなんです。というのも、気がつくとよく壁の花(男なので花ではないですが)になることがあります。どうも、フランクに人と話をすることが苦手で、全く見ず知らずの人に声をかけにくいと感じてしまうのです。これが、通常の着席の飲み会だとそんなことはないんですが、どうも席が決まってなく、人々が立ち替わり、入れ替わりとなるものが苦手みたいです。診断士協会の最初に参加した立食パーティーの時は、その前くらいから「最初が肝心、どんどん顔を売っていかないと」と妙に気合を入れて、多くの人へ話しかけた記憶があります。そのおかげで、独立する時は多くの先輩診断士に気にかけていただき、なんとか自分の診断士としてのキャリアを立ち上げることができたのですけどね。
ただ、じゃぁ、苦手を克服したのかといえばそんなことはなくて、昨日もちょっと緊張しながら、ふらふらと人の会話の合間を縫っていた感じです。ただ、知り合いもだいぶ増えたので、そういった方々のところへご挨拶回りをしていた感じでしたけどね。こればかりは、お酒の力を借りても苦手な様です。
さて、この立食パーティーってやはり西洋のものだと思うのです。あちらの方々は兎に角、こういう場でスマートに行動されているなぁといつも思います。というのも、日本人はやはり知り合いで固まってしまう傾向がある(私が苦手なのも、この人と人とが会話しているところに割って入ることができないから)のですが、西洋の方は、こういうパーティーでは初対面の方と様々な話をすることを楽しんでいる様に感じます。そんなことを思い出しました。
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