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コロナ後初の旅行

 コロナが明けてきたことと家族の生活が変わるタイミングだったので、数年ぶりに関東外への旅行で伊勢へ行ってきました。コロナ前で最後に遠くへ家族で行ったのが2019年に北海道の知床まで陸路(東京から函館まで新幹線、そこからレンタカー)で、それ以来でした。コロナ期間中でも近場(関東、甲信越)へ行く機会はありましたが、なかなか遠出する機会を得られず、気がつけがすっかり引きこもっていたことになります。

 今回は、自動車で行ったのですが、コロナ前と変わったのが自動車を新しくしたことです。ガソリン車からHV車になり、運転の補助機能もだいぶ進化していたので、せっかくの機会とそれらの機能(一応レベル2相当みたい)も色々試しての運転でした。私自身は運転は自分できちんとやりたい派なので、自動運転モード的なものを普段使わないのですが、東京から伊勢まで450kmほど、5時間超となるのと第2東名という走りやすい高速(逆に眠くなりやすい)なので、どのくらい可能なのかを試してみたわけですが、正直自分が運転しているのか、車に運転してもらっているのかが分からなくなるくらいに今のレベルでも運転が楽になる仕組みが満載でした。今は70代後半で免許返納なんて話もありますが、私がその年齢になる頃には、自動運転のレベルが上がって返納も不要になるかもしれませんね。

 今回の目的地は伊勢だったのですが、当然いつも住む関東とは様々なところが異なります。

お伊勢さん

 一番わかりやすいのは食事の味でしょうか。伊勢の名物といえば、伊勢うどんなのですが、この食べ物好き嫌いが分かれるそうです。というのも、うどん時代がものすごく柔らかいのと、つゆが甘口醤油ベースなので、四国のコシがあり出汁ベースのうどんを好きな人から見ると、全くの別物ですね。私の関西出身の身内からはあれはまずいから食べない方がいいと言われました。でも、食べてみたらこういう食べ物だと思えば美味しかったです。伊勢うどんは伊勢うどんという食べ物で、讃岐うん度はありませんね。逆に物足りないと感じたのはお茶でしょうか?これも嗜好品なので人によって大きく好みが分かれるところですが、我が家は濃いめの深蒸しが好きです。しかし、伊勢ではどこで出されたお茶もちょっと薄め。これがたまたまだったのか、この地方の特徴なのかは分からなかったのですが・・・・。三重がお茶の産地だということは今回初めてしました。

伊勢うどん

 言葉は関西弁に近いのでしょうか?前の会社が関西の会社だったので日常的に聞いていましたが、会社を辞めてからはすっかり聞く機会が減っていました。三重は中部地方に入ったり近畿地方に入ったりで遠方の私からはどちらの文化圏なのか分からないところがあるのですが、関東出身の僕からみたら前の会社を思い出す感じでした。目的は伊勢参りだったのですが、翌日はあいにくの雨で鳥羽水族館へ行ったのですが、そこの各種ショーで飼育係に人が話す言葉も西の言葉。若い飼育係2名がセイウチとのふれあいショーもコントのようなやりとりが楽しませてくれました。

 伊勢ということで、日本でも特に歴史のある観光地でした。そのため、コロナからの戻りも早かったのではないでしょうかね。外国からの訪問者のかたもだいぶ戻ってきている感じで、マスクしている人の割合も減って今いた。こういう姿を見ていると、本当にコロナが明けたことを実感します。こういう場所では普段よりも財布の紐も緩みますし、普段は見ないような商品を手に取って色々眺める機会にもなります。診断士になってから、こういう場所では職業病で物の見方がすっかり変わってしまったことに気がつきました。飲食店に入れば、どのくらいの単価で回転率と従業員数から利益このくらいかなぁと計算してしまいますし、お土産物でやでは、それぞれの商品の製造場所や特色、価値などを考えてしまいます。ちょっとこれは純粋に旅行を楽しんでいなくてよくないですね。とはいえ、久しぶりにのんびり旅を楽しむことができました。

すっかり戻りつつある

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