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多摩は走りやすいまち

 多摩(正確にいうと多摩ニュータウン)は人いない死んでしまった街というキャッチフレーズが最初に持った多摩のイメージでした。とある公演で都市工学の大学の先生かまちづくり研究家の方がそのように話していたからなのですが、それは道路に全く人気(ひとけ)がなく、高齢化が進み人が出てこなくなって寂れたからとかいうのがその時の話だったと思う。

 移り住むまでは漠然とそんなイメージを持っていたのですが、この背景には多摩ニュータウンができた昭和40〜50年代に同じような家族構成の人々が移り住み同じように歳をとり子育てが終わり子供たちも巣立ったということと、バブルが弾けベットタウンの必要性も薄れ都心回帰の中過疎化も進んだという二つがあると感じました。

 とはいえ、僕がこの街に移ってからもう10年、この10年の間にもだいぶ街の様相は変わりました。その一つが高層マンションラッシュと若い世代の移住が進んだことです。移住の理由としては全くよその地域から緑豊かな(多摩センターができた当初は緑のない山を切り開いた更地でしたが、この50年でいい具合に繁殖)環境を求めて越してくる方と、両親が多摩センターに暮らすのでその近くへと戻ってくる方の二つがあるようです。(僕は前者に近いかな)なので、実際には道路へ出れば人はそれなりに歩いているし、店舗もそれなりに更新されています。(といっても、高齢化は進んでいるので介護・ケア系が増えてはいますが)

 で、道路に人気(ひとけ)が少ない理由のもう一つが多摩センターは歩車分離が進んでいるので、人々は車道ではなくペデストリアンという歩道を使って移動しているというのがあります。ここが、本日のお題の「多摩は走りやすい」につながるわけなのです。この歩道は多摩ニュータウンの住宅地区(住区という)を真横に端から端まで貫いていて、その間に信号を一つも渡らずに行けるようになっています。直線で8kmぐらいはあるのでは?多摩センターから永山駅までもこの歩道を使って移動することができます。なので、車を気にせずに(あっ、自転車や他の歩行者は気にしますが・・・)ランニングを楽しむことができるんですね。同じ市内でも街開きの年度や地区特性があるので、風景が異なっていくのも面白いです。

 この歩道、ニュータウンの中を血管のように張り巡らしているのでちょっとした迷宮に迷い込んだ気分も味わえます。この辺りは何度も何度も迷いながら覚えていきましたが。ということで、第1回、第2回は「空中都市」と言うキーワードや「迷宮」ってキーワードを使ったりもしていました。

 多摩シャルソンでは、この歩道沿いにもいくつか給○ポイントがあるので、迷ってみるのもいいかもしれませんね。


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中小企業診断士、ノルウェー文化普及活動家です。

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