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afterコロナ この機会をどう考えたら良いのか?

ここまで、中小企業・個人事業主のコロナをどう乗り越えるかの話をしてきましたが今日はこれからの話。

コロナ期はいつまで

 資金繰りの確保のための、融資や各種給付金・協力金などは、いきなりやってきたパンデミックに対してまずは「今」を守るものといえます。では、コロナはいつ落ち着くのかというと正直わかりません。また、欧州では経済再開のニュースもちらほら入ってきますが、一部の国ではコロナの再発生の報告もあり、以前と同じように事業を継続できるかはまだまだ不透明です。なので、いつまでも守っていることは危険でもあるといえます。そこで、「そろそろafterコロナでどうなるかを考えてみませんか?」というのが今回の話です。

コロナはきっかけ

 パンデミック自体はおきらないに越したことはないし、今回で多くの方が被害に遭われていることを考えると決していいことではありませんが、これを機会として社会が前進し始めているのも事実です。

 1:テレワーク(リモートワーク)
 2:本当の効率化へ(デジタル対応)
 3:生活のオンライン化

(テレワーク:リモートワーク)
 企業にとって一番大きなことはテレワーク導入が進んだことではないでしょうか?テレワークを企業が導入する場合に問題となってくるのが、制度面や決め事でした。そこれと精神的な面から、今までなかなか進まなかったと思うのですが、政府からのテレワーク要請に従って、「まずはやってみる⇨やってみた⇨できてしまった」というのが実情だと思います。これによって、対面でないと物事が進まないという常識がテレワークにより崩れた部分は大きいと思います。働き方改革にも寄与しますが新しい課題も出てきていますね。(これについてもどこかで書きます)

(デジタル対応)
 今回様々な施策が緊急に発動されましたが、非対面を避けるためにその多くが、オンライン対応されました。また、定額給付金のようにマイナンバーカードの活用も行われました。私自身マイナンバーカードを利用して確定申告をしましたが、きちんと理解していれば役所周りの申請は効率化することができます。また、公的機関の融資関連の仕事をしていてまだまだ無駄が多いところも実感しています。(例えば、セーフティーネット保証とあっせんを受けるために、会社の登記簿原本がそれぞれ必要など)。ただ、今回は影響が大きいということで役所も柔軟になってきています。さらに一歩進めて公的間のデータ連携、カルテの共有化など電子政府へ一歩前進するきっかけになっていく気けばと思います。(政府も押印廃止を言い始めました)

(生活のオンライン化)
 一般の方にとっていちばんの変化はオンラインの利用が進んだことではないでしょうか?特に3密を避けるために小売店の休業や密なスーパー等を避けるためにネット通販(EC)活用された方が多いと思います。ネット通販では大手ショップでは品切れが発生してもいます。また、人と人のコミュニケーションに各種SNSやオンライン会議をつかう機会も増え、飲食店救済のためのテイクアウト情報が日々行き交っています。飲食店の中には、これを機会に多くの人にお店の味を知ってもらえ賑わっている店舗も一部あったりしています。

withとafter

 このように、コロナをきっかけに少しずつ世の中が変わり始めています、最近ではコロナのための緊急事態の状態を「withコロナ」、コロナが過ぎ去り世間が正常化した後の正解を「afterコロナ」と行ったりします。このwith〜afterは東日本同様に、あるときからafterとなるのではなく、徐々に移行していくと思います。また、ウィルスの性格上終息はなく、共存するという話も出ています。(ちなみに、インフルエンザは昔なかった病気で共存したものの一つだそうです。)

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 なので、このafterコロナはよく言われている通り、コロナ以前に戻るのではなく、コロナ禍で起こった変化を大きく包容した形になっていくと思っています。だからこそ、現状復帰を目指すのではなく、コロナをチャンスに変えることを考えて行動することが重要だと考えています。

afterに向けて行動を

 では、afterコロナはどいう世界になるのでしょうか?これについてはまさに今世の中が変わりつつあるので答えは出ていませんが、コロナをきっかけにのところでも記載した通り社会が変わりつつあるのは事実ですので、それを参考に、皆さんのビジネスをリデザインすることが必要だと思います。(デザインという言葉を出すと敷居が高く感じるので、再構築と言い換えてもいいですかね)

・産業構造の転換(減る業種、増える業種で産業ごとの働く人の割合が変わる)
・国外から国内へ物づくりが戻ってくる
・非対面化(オンライン活用、リアルの価値があがる)
・オンラインが活用されたビジネスモデル
・働き方の地方シフト(都市集中の限界)
・個人の能力によりスポットライトが当たる(社会から個人が主役へ)
以下考え中・・・・

この辺りをキーワードにまずは検討してみてはいかがでしょうか?
ということで、afterコロナでパラダイムシフトしていく上でできることを書いていきたいと思っています。

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