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セブンイレブンのガツンと焦がしにんにくペペロンチーノ


 この度リニューアルされたご存じセブンイレブンのペペロンチーノ。これまでのペペロンチーノは良くも悪くも、どノーマル。美味しくはあったが、強い気持ちで「食べたい!」とは思わなかった。
 しかし!しかしである。今回のペペロンチーノはそんな何でもない自分とはおさらば、私は変わるの!という強い気持ちが伝わってくる一品となっている。

まずベーコンがなくなったのがお分かりだろう。
 これは良い。中途半端に入っているのであればベーコンなどいらない。ペペロンチーノとは本来ニンニクと辛みでパスタをモリモリ食べるものなのだ。
 焦げたニンニクが香ばしく、パスタソースもニンニクと辛みでしっかりと味付けされている。
 これまでのなんだかよくわからない薄いスープではなく、ハッキリと主張が伝わってくる。
 あの時の自分の意見を言えなかった少年ではない。精悍な顔つきの青年がそこにはいた。そしてその青年は私にこう言ってきた。

「ちょっとニンニク匂いますけどうまいですよね!?」

ああ、匂うよ。匂いはするけど、わたしは、いやペペロンチーノを好んで食べるものは、この味わいを求めていたんだ。ありがとう。

 何を言ってるかわからなくなったが、とにかくこれは美味しい。それだけだ。 
 

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