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続SlackのPostを解析:bot連携したら社内が盛り上がった話

これを書いたのが半年前ですか。は・・・早い

膨大なpost量の中からどんな示唆を得るのか。そんなことを最近あれやこれやで検討しています。一例がこちら。

リバネスとコルク、slackデータを用いた組織内コミュニケーションに関する共同研究を開始___リバネス

データ量なんかからも得られることは少なくは無いのですが、将来的にはやはり自然言語処理が必要だよなと考えていた所、そもそも弊社にはSlackに限らず色んな申請書なんかが集まってきており、テキストが大量に集約するような環境になっていたことを思い出しました。

過去の蓄積をそのまま置いておくのはもったいないので、この蓄積を資産に変えたい!と思い立ったCIO(私)が、慣れないpythonを書き始めてひとまずWordcloudでも作ろうかなという事を考えてちょちょちょいっとコードを書いて作ったのがこちら。

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pythonで作るWordcloudはね、簡単にできるんですよね。本当にちょっとしたコードで出来ちゃいます。しかし、こんな事をローカル環境でやってても意味がない!ということで、Slackのbotを作って、bot経由でアクセスが来た時にワードクラウドをslack上にアップロードするようなものを作ってみました。

仕組みとしては、前に書いたnoteの通り、過去のpost内容は全てデータベース上に集約されているとう前提ですが、

1:botにメンションして「今月」or「今年」と入れる
2:botがそれを受け取って、当該期間のユーザのpostを全て取得して解析を書けたものをwordcloudの画像にする
3:botが生成された画像を1を行ったユーザ宛に返却する

というシンプルなものです。

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弊社の西山部長は、コロナ禍において最も活躍したスタッフの一人なのですが、諸々のイベントを映像配信する仕組みを迅速に立ち上げ、社内の色んな人に頼りにされているのですね。そんなのが垣間見えます。

機能リリースしてみてどうなったのか

すでに10数人が使ってくれているのですが、キーワードに仕事ぶりが現れている事がわかりますし、そこからスレッド化してあーだこーだと盛り上がるのは悪くないのかもしれないなという気がしました。本当に人によって使う言葉が違うのですが、こうやって画像がばーんと表示されると、直接的なやり取りのない人にも、この人はこんな感じなんだなぁというのがパット見で入ってくるし、会話のきっかけにもなるようです。

コロナ禍でリモートワークが増えた組織でお隣さんが見えなくなっているのではないか?と不安になっている場合はオススメ出来るかもしれませんね。

そ…そのうち製品化しますから…!

noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。