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『Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング」』ベスト10の企業一覧!1つずつ詳しく解説してみました。


こんばんは!!パッション本多です\(^o^)/

今日は 、本年度行われた『Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2020」』のベスト10対象企業をご紹介します!事業内容を中心に深く調べたので、こちらを中心に、最後にパッション本多の所感をご紹介したいと思います!


『Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング」』とは


「The Great Company - 未来に求められる企業 -」特集の一環として、紹介されるもので、以下のようなコンセプトを持ったランキングとなります。

技術革新が進み続ける一方、持つ者と持たざる者がより顕在化していく格差社会において、今この時代に求められる「良い企業」とは何なのか。
そして、それらを牽引するリーダーに必要な視点、資質とは何かーー。

この一節からも分かるように、
★これから儲かる企業はどこか?
という短期的な視点の話ではなく、
★格差社会の広がる社会における「良い企業」「良いリーダー」とは何か?
という中長期的な視点の話で企業を選んでいることが読み取れます。


Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2020」ベスト10


「起業家」という括りのランキングですが、便宜的に「企業単位」で以下ご紹介します!
(カッコ内は、事業内容を把握する上で参照にしたサイトURLです!)

1位 スマートニュース(https://about.smartnews.com/ja/public/
スマートフォン用ニュースアプリ。先日シリーズEの資金調達として100億円の資金調達を完了させ、更にはNEXTユニコーンとして日本を超えアメリカ市場でのさらなる事業拡大を目指しています。社会性の観点では、ローカルニュースの取り上げ情報教育などのリテラシー教育、調査報道に従事するジャーナリストやメディアベンチャーの取材費を支援する「調査報道支援プログラム」も行っています。
2位 エクサウィザーズ(https://exawizards.com/business
AIの利活用により社会課題の解決に挑んでいます。ヘルスケアメディテーションセキュリティなどの社会課題に取り組む形でAIを活用しています。元DeNA会長の春田氏、元リクルートAI研究所の石山氏がともに立ち上げた会社で、日本最高水準のAIプロフェッショナルが集まる会社です。
3位 メドレー(https://www.medley.jp/about/
元々医療人材特化の求人サイトを運営しており、そこから派生したいくつかのWebサービスを中心に、医療ヘルスケア分野の課題を解決することを目的とした社会貢献性の高い事業を展開しています。社内に医師や看護師、薬剤師など多数在籍しており、貢献性の高い商品開発やサービス提供を行っています。
4位 omise(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000018437.html)
オンライン決済システムを手掛けるタイ発のスタートアップ企業。タイで活況にあるeコマース市場でビジネスを手掛けており、 多通貨決済やコンビニ決済、Alipayなどのデジタル・ウォレット決済に対応し、2016年に日本にも進出しています。タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアの銀行やクレジット会社と契約しており、各国共通の管理画面にて決済が可能なので、東南アジアに進出する企業への貢献性が高いです。
5位 ミラティブ(https://note.com/mirrativ/n/nef3a6e764fe5
スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォームを手掛けており、簡単に言うと、ゲームを配信する側と見る側のコミュニケーションアプリを開発しています。YouTubeなどよりもメディア要素が弱く、あくまでも素人向けの双方向コミュニケーションを重視したゲーム配信プラットフォームを運営しており、ここはグローバルに見てもブルーオーシャンの部分だそうです。
6位 Global Mobility Service(https://note.com/abcd12345/n/n67dcedebedbf
新興国を中心にローン与信審査に通らなかった人に対して、自動車のローンを組めるようソリューションを開発しています。その代わり、支払いを滞らせた場合、自動車を遠隔で制御できるIoTデバイスにより自動車のエンジンがかからないように制御する仕組みになっています。「Maas×FinTech×IoT」という領域で、世界的な社会課題に立ち向かい企業様です。
7位 Yappli(https://yappli.co.jp/company/#message
プログラミング不要で、ブラウザ上のドロッグアンドドロップで機能を追加してアプリ開発ができるアプリを開発しています。プログラミングに関する知識がなくとも、高品質なアプリをブラウザ上で運営できるようになります。開発に加え、運用、解析までクラウド上でワンストップで提供できるプラットフォームアプリでもあります。今後はAIやAR、IoTなどをアプリに組み入れ、エンジニアを自社に抱えない企業の成長をアプリを通して促進していくそうです。
8位 五常・アンド・カンパニー(http://gojo.co/ja/2019/10/17/gojo-company-inc-has-completed-its-series-c-financing/
⺠間版の世界銀行として世界中に金融アクセスを届けること」をミッションに設立されました。カンボジア・スリランカ・ミャンマー・インドの4カ国のグループ会社を通じて、マイクロファイナンス事業を展開しています。第一生命やJICA、SBI Investment、SOMPOホールディングスなどから資金調達(シリーズC)も完了しており、更には世界各地からマイクロファイナンスに関する知見を有したメンバーもおり、低コストで資本を大規模に集める組織作り、事業作りに励んでいます。
9位 ispace(https://note.com/keity19/n/n74e5e3220843
民間初の商業目的の月面探査機の開発しています。2021年には月面着陸、2023年には探査車による月面探査を予定しております。宇宙データを用いた農業・物流・自動運転を中心に、2050年までに宇宙ビジネスは約30兆円超になる予測がされております、この領域のビジネス第一人者を目指しております。
10位 cinnamon(https://cinnamon.is/
人工知能文書読み取りエンジンを提供しており、見積書、発注書、納品書などを自然言語処理技術にて、重要な論点を抽出したり、帳票の分類等に役立てられます。音声認識による音声データのテキスト化サービスも提供しています。


まとめると、、
★ グローバル性
★ 社会貢献性
★ 技術性

などが、注目すべき項目なのかなと思いました。

分野・領域で見てみると、
★ AI・人工知能
★ Maas
★ 医療、ヘルスケア
★ 宇宙ビジネス
★ Fintech
★ アプリ

といった感じでしょうか!

因みに、2019年のランキングと比較してみてみましたが、領域に関してはあまり大きな変化がないなという印象です… 


パッション本多の考察


改めて「日本の起業家ランキング2020」の趣旨の確認です!

★格差社会の広がる社会における「良い企業」「良いリーダー」とは何か?

格差社会については日本におけるものだけでなく、世界規模でそれは当てはまるものだと思います。それを前提としているから「グローバル性(経済性)」が求められ、そこに対する問題発見・解決を行う意思表示としての「社会貢献性」。そして、それらの媒介として機能する「技術性」です。格差社会の広がる社会における価値の最大化のためには、「グローバル性(経済性)」「社会貢献性」「技術性」の最大化が必要になってくるということでしょう。

ランキングに戻りますが、これはあくまでの私の所感ですが、3つの観点が完全に当てはまった企業は1位のスマートニュースぐらいだなと思いました。それ以外はまだまだどこかの要素が足りていないという状況でしょうか。それぞれの企業が課題としている「グローバル性(経済性)」「社会貢献性」「技術性」の課題を解決していくことが、未来に求められる企業、いわゆる「The Great Company(リーディングカンパニー)」に近づく道なのかもしれません。過去「日本の起業家ランキング」にて選出され、世界に飛びだっているメルカリやビズリーチのような第二のThe Great Companyが創出されていくんだろうなと思います。

とはいえ、先に記載した通り、昨年とあまり顔ぶれが変わらないことは問題視したい点だなと思います。ここに対する深い考察はできなかったのですが、ただ、世界の変化スピードと比べたら少し遅れてしまっている印象を受けます。変化があまり見られないからです。私もただの評論家で終わらず、人材紹介という手段を通して、少しでもこの状況に対して何かアクションができないかを模索してみたいです!!

少し中途半端な終わり方になってしまいましたが、今日はこの辺にしたいと思います!
それでは、おやすみなさい!!!


パッション本多\(^o^)/