(#03) 神農(しんのう)さんは吐いたり下したり (2021.02.01UP)
コロナ騒動が始まり、患者さんには自宅待機をしていただいておりました。この記事は、当時お電話で安否確認するだけではなく、当方から2週間に一度お送りしていたお手紙の内容です。
今回は2021年2月1日から2週間の間にお配りしたお手紙の内容です。以下・・・・
(#03) 神農(しんのう)さんは吐いたり下したり
節分です。今後数ヶ月は「気」が上昇傾向になり、心身ともに変化していきます。それに合わせてお薬も調整していきます。味や色など大きく変わる場合があります。ご質問など、お気軽にお尋ねください。
皆さんが飲んでおられる漢方薬。数千年かけて人体実験が繰り返され、専門医が使うことを条件に安全性は担保されています。
でも大昔の中国では、毒とも知らず試しに飲んで(飲まされて)亡くなった医者や一般人が沢山います。
今の漢方薬の安全性は、名もなき方々のお蔭で確立されています。その方々のことを「神農(しんのう)」と言います。
「神農さんは、吐いたり下したり」
と言われるのは、身体を提供して、安全性や対処法を確立する糧になったわけですね。
さて、1980年に先代の院長から始まった当院は約40年、今の大沢院長になって15年、漢方一筋で治療を行ってきました。診察回数も延べ100万回を超えてます。
私の母親・私・息子・私の孫と、親子4代漢方家族。体調管理・免疫安定・健やかな成長には漢方薬。もう一族全員、漢方信者ですねん。
『信じる者は救(すく)われる。一方、信じるものは足掬(すく)われる』
なんて事も言われます。用心用心やで。
母(90代)と私(60代)は年寄り病。齢を重ねあちこち劣ります。足も痛けりゃ腰も手も痛い。
歳を取ることは病気ではありません。でも不都合があります。年齢相応の心身の不調。日々衰えていく不安ですね。少しでも安楽な日々を送るため漢方を飲んでます。
ところで、ワクチンについて患者さんから「ワクチンを受けていいの?」というご質問があります。「今は様子を見ましょ」と申し上げています。
私?? もちろん受けます。「ワクチン受けたら怖いことが起こるかも?」と誰しも考えます。しかしその怖いことも、現時点では想定内で、トラブルはすぐ対処できます。
ワクチンは数分で終わりますが、受けた後「はい終わり。帰っていいですよ」ではありません。注射した後、20〜30分はその場で待たされます。
それは怖いことは30分以内で起こるからです。起こればすぐ対処できます。もし私に想定外のトラブルが起こったら、新しい対処法を見つけるきっかけになります。
ただね、今回の注射は相当痛いらしい。それと注射のあと、腕に痛み・だるさ・しこりが長く続くらしい。しかも2回受けるんやて。嫌やなぁ〜。まぁ、神農さんになる覚悟でやるっきゃない。
とほほ・・・やで。(了)
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