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Insta360 Proユーザーが感じるInsta360 Pro2の6つのいいところ

皆さんこんばんは。VR映像制作合同会社ジーンの近藤将人です

8月21日にArashi VisionよりInsta360 Pro2が発表されました。

Proの後継機として欲しかったところが改善されている印象です。
機能についてはオフィシャルページや各メディアでもまとめられているのでInsta360 Proユーザーから見てよいなと感じたところをまとめようかと思います。

1.SDカード複数枚による高ビットレート収録
ProはSDカード1枚にカメラ6台の映像がすべて収録されました。
手軽でよい反面、書き込みのスピードの影響で1レンズごとの絵が他社のものに比べて劣る印象がありました。
Pro2になりまして各レンズをmicroSDカード1枚ずつの計6枚に収録。
メタデータやプロキシファイル等は従来と同じ位置のSDカードに収録されます。
SDカードの入れ替えの手間等はかかりますが映像の綺麗さは担保されます。

2.3Dでも対応した揺れ補正FlowState Stabilization
Proも揺れ補正機能がありましたがあまり使える印象ではありませんでした。
Pro2になりまして9軸のジャイロスコープで動きを検知してソフトウェアで揺れ補正をかけます。
サンプル動画がありましたが3Dでも以前より揺れはおさえられていました。
あがっていたサンプルを見ますと多少は上下左右に揺れるかなという印象です。
ある程度おさえられているとその後かけるのも少しで済むと思うので後処理はだいぶ楽になるのかなと思います。

3.3Dは8K30fps、4Kでは120fps撮影
Proが3Dは6K30fpsまででしたがPro2は8K30fpsまで収録が可能です。
加えて4Kで120fpsという高フレームレートでの撮影ができます。
webなどの公開では8Kは見る側の負荷が大きく、見づらいのが現状です。
現状は4Kが画質と見やすさのバランスがよいので使いやすいところ。
高フレームレート撮影によりスローモーション的な演出も滑らかに見せることができ、効果的に使えるシーンが撮れそうです。

4.オーディオ3.5ミリジャックが上部にも搭載
ZoomのH2nのような外部オーディオを取り込む端子が上部にもつきました。
マイクをとりつけるネジ穴も上部についたので音声のアナログ入力は手軽になりました。
デフォルトのマイクですとリミッター等がないので過大入力を防ぐことができません。
あとから編集する際にも外部マイクでの入力が手軽だと現場的にはよいですよね。

5.4Kライブ配信をしながら8K動画の録画対応
Pro2からライブ配信をしながら別途で8K動画を録画することが可能です。
ライブ配信での需要は増えそうですし、後からそれを編集みたいなことも1台で完結することができるのは将来的によさそうですね。

6.遠距離でのモニタリングに対応
FarSight技術を用いて3キロ離れたところでも映像のモニターが可能です。
収録場所によってはカメラ付近から遠ざからなければいけないシーンでも映像のモニタリングがしっかりできるのは安心ですね。

おそらく現場で出てきた声にしっかりと対応してきた正当進化と言えるのではないでしょうか。
取り回しのよさとクオリティを兼ね備えた1台となっているでしょう。
実機を見る機会があるので楽しみです。

オフィシャルの紹介ページはこちらから

明日も一日頑張りましょう、

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