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パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月8日 マルセイユ、ジュアン・レ・パン①


9月8日

朝7時のTGVでマルセイユへ向け出発。お昼前に到着したマルセイユの駅前でランチにムール貝を食べたら、これが見事なくらい残念な結果(涙)。カンヌまで行ってローカル線に乗り換えて、ジュアン・レ・パンに到着。意外と大きな街で驚いた。海辺のリゾート地なのでホテル、カフェなどは充実している。

すぐホテルに行きチェックイン。部屋は広いがちょっと埃っぽい。海岸へ行って一時間ぐらい泳いだり、浜辺でゴロゴロしたり。まだ十分泳げる水温。

夕食はゴーミヨーでトック13のBijou Plage。165Fのムニュ、ワインはCassisのBodin、料理もワインも最高に美味しかった。魚類とガトーショコラがとくに素晴らしい。食後は海岸沿いでバスキングしていたクラッシックギターを聴きながらお散歩。気持ち良いリゾート地。ゲームセンターで盛り上がる。

朝食パン 37F
TGVカフェ 13F
昼食 80F
ホッとドック 42F
カフェ 23F
ゲーム 70F
夕食 463F


南へ、南へ! 秋の気配が色濃くなって、薄曇りばかりのパリを抜け出して、まだ夏の日差しがまぶしいコート・ダジュールへやって来ました。

マルセイユまでは新幹線のTGVで。そこからローカル線に乗り換えて、目的のジュアン・レ・パンを目指します。

Côte = 海岸
Azur = 紺碧 の名の通り、車窓からも美しい海岸線が見えていました。

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(ジュアン・レ・パンの町と海岸線)


コート・ダジュールといえば有名なのはニース、カンヌですが、マルセイユからイタリア北部にかけてのこの地域には、こじんまりとした魅力的なリゾートが他にもたくさんあります。ニース&カンヌ=熱海と考えると分かりやすいと思います。開発され尽くした感のあるこの二つの街は、ラグジュアリーではあるけれど、僕達には似合わないような気がしました。そこで周囲のもう少し静かで風情のありそうな小さな町に滞在してみることにしました。

6日くらいの旅程で、前半はニースとカンヌの中間地点にあるジュアン・レ・パン(Juan-les-Pins)に。

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ジュアン・レ・パンは、戦後の一時期にピカソが滞在し、隣町のアンティーブにアトリエを構えたことでも知られています(アトリエで製作したのは数か月だけのようです。その後1966年にその城はフランス初のピカソ美術館として開館しました)。


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いざ町に到着してみると、想像していた以上にリゾート感バリバリで、ちょっとイメージしていたのと違いました。9月ですからまだヴァカンスモードのお客さんがたくさん。目抜き通りの大きなカフェには人が鈴なりだし、カジノなんかもあるみたいでした。

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でもこういう、いかにもリゾート!って感じの海岸線も悪くないですよね。水も冷たくなくてのんびり泳げました。ほとんどの人は海岸でゴロゴロ日焼けにいそしんでます。

町に到着したのが午後だったので、この日は浜辺ですごしたのは一時間くらい。その後はホテルに戻って、事前にゴーミヨーで目星をつけていたレストランで食事しました。「Bijou Plage」というお店だったんだけど、ここは当たり🎯 ですごく美味しかったです。


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(写真はBijou PlageのFBページから拝借しました)

魚料理とカシ(Cassis)のワインが最高でした。27年も前の話ですから、今の経営がどうかは全然分からないですけど、現在も継続しているみたいです。



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夕食の後のんびり海岸をそぞろ歩き。




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