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パリ・オペラ座の日々1993~1994:11月12日 FIAPの友人宅を訪問


11月11日

今日はハイパーのAuchanへ買い物に行った。昼から出かけたのに帰宅は午後7時すぎ。Hachette社のワインガイド本を購入したので、それを参考にワインに力を入れて購入。10本購入したのに、結局本に掲載されていたのは2本だけだった。グラン・クリュの有名なブランドが50~60Fなので、日本の5分の一くらいの価格。夜はムール貝、シャブリ🍷、チーズ🧀でお腹いっぱい。

オーシャン 730F
マック 81F
カフェ 11F


11月12日

(G)はオペラ座のピカソプログラムのチケットを購入し、その後FIAP後の(雪)と待ち合わせして、クラスの画家のお友達の家に一緒に遊びに行った。シルクスクリーンの淡い色彩の作品をたくさん見せてもらう。その後みんなでポム・ド・パンでおしゃべり。午後は(G)がFIAP。ここ数日の疲れでグッタリ。夜は鴨とCote de Rousillonを飲む。Mさんが12月中旬に遊びに来てくれることになった。嬉しい。

ポム・ド・パン 60F
オペラ座チケット 200F
カフェ 9F
パン 4F


妻も語学学校のFIAPに通うようになったので、この時期は人間関係が急速に拡大しています。ほとんど日本人同士ですけど、日仏エシャンジュでのフランス人など知り合う人が増えました。

パリですからアート関連でやって来た人も多く、この日お邪魔したのは画家の人でした。いろんな人と仲良くなったんですけど、帰国後もずっと関係が続いたのは、例のオペラ座バレエのマニアだったS女史くらいかな。日本に戻れば皆さん自分の本分があって忙しいですし、それは僕らも同じことでした。外国での出会いは、お互いに特別な状況、特別な時間の流れの中でのことで、日本に帰国してからはそれぞれの日常に埋没せざるを得なかったということでしょう。


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