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パリ・オペラ座の日々1993~1994:9月4~6日 コート・ダジュール旅行の準備など


8月28日にスイスから戻って、その10日後にはもうコート・ダジュールへと旅立ちました。デンマーク、スイスと続いた2回の北方向への旅行が(それなりに楽しかったんですけど…)いまひとつ不完全燃焼だったため、予定外の南への旅行企画が持ち上がりました。パリの気候はもう完全に秋に突入していたので、去り行く夏を追いかけて南へ行こうというわけです。9月4日からの数日は、その旅程の検討と宿、チケットの手配などしています。


9月4日(土)

朝は寝坊。昼くらいからコート・ダジュール行きの計画を練る。カシとアンティーブを中心にすることにした。夕方からマレ地区を散策。オシャレなお店が多くて楽しい。秋だからか日本からのバイヤーの方々と見受けられるグループと度々遭遇する。Chevignonというお店で靴を購入。ユダヤ人地区でサンドイッチを食べて、カフェで一服。(雪)はバレエスタジオへ。(G)はSNCFに行きTGVの予約などしてから帰る。

シェヴィニョンで靴 620F
SNCF予約 72F
カフェ 16F
Toillette 2F
アボカド 10F
ピタパンサンドイッチ 18F
水、牛乳 24F
写真現像 82F
フィルム 32F


シェヴィニョン(chevignon)は1979年フランスで創業のメーカーだそうです。カジュアルでちょっとアウトドアテイストという感じかな。Aigleほど山っぽくはなく、もうちょっと若い人向けという感じがします。まあそんなに特別なブランドではなかったように思います。帰国してしばらくした頃は渋谷に直営店がありましたけど、現在は国内には無いみたいですね。フランスでは健在のようです。


この日、マレ地区で食べたサンドイッチは「ファラフェルサンド」と呼ばれれるもので、こんな感じ。ピタパンにドカドカ具材を投入したもので、ファラフェルと呼ばれるひよこ豆、そら豆などを小さなコロッケ状に揚げたものが入るのが特徴です。これすごく美味しいの。お気に入りだったお店のお兄さんは、注文するとガンガン具材を詰め込んでくれるんだけど、勢い良すぎてパンの外にどんどんこぼれていく(こぼれた具材は清潔な場所に落ちるので回収される…笑)というパフォーマンスでした。

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9月5日(日)

朝は(雪)はバレエスタジオへ。(G)は朝市。秋は食材が華やかで楽しい。ブドウ、イチジクなど購入。午後はバスチーユで落ち合って昼食。マレを散歩したが風が冷たい。夕食はムール貝をたくさん。K君からTelあり。本当に遊びに来るとのこと。来週はお天気が悪そうで、コート・ダジュール行きの日程など再度検討中。

市場 73F
カフェ 37F


この日の買い物ではないんですけど、秋に市場で買ったもので印象的だったのは「セップ茸 cèpe」と呼ばれるキノコです。これすごく美味しかった!一目見た瞬間に松茸的な貫禄を感じたので購入。さっと炒めて食べたと思うんだけど、風味が素晴らしかったです。あんまり美味しかったので、食べた後に、そういえば結構な値段だったかも…と気が付いたんだけど、まあレストランで食べたらもっと高いだろうしなぁと。こういうのは出会いですね。

いまググってみたら、これはポルチーニと同じなんですね。イタリアではポルチーニ、フランスではセップと呼ぶようです。その後市場に行っても、もう出会わなかったので、あれはその時期限定の旬だったのでしょう。

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そうそう、この傘の内側が薄い緑色なところが特徴。


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ムール貝はとにかく量を食べます。めっちゃ安いしね。そしてフレッシュで美味しい😋



9月6日(月)

寝坊して、お昼からレピュブリックまで行き、Studio Harmonicというバレエ・スタジオを探すが、バスティーユへ移動したと言われて空振り。その後タチとかRayon d'orとか見てショッピング(結局何も買わなかった)。(雪)はバレエへ。夜は旅行の準備をするが、7日のお天気が悪すぎるので8日に出発を延期することにした。

4カルネ 156F
カフェ 26F


9月7日(火)

旅行前日。終日パッキングなどしてすごす。あとは家の掃除。午後にTGVの予約を変更してもらいにSNCFへ。明日も雨みたいだけど、とりあえず出発することにした。

コピー代 5F
TGV予約 36F
パン 4F




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