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運動のススメ

私はこどもの頃は体を動かすことが好きで、
友だちとドッヂボールをしたり、
公園のフェンスや塀を軽々と乗り越え
木登りをして秘密基地を作ったりもしました。
(↑今コレをすると怒られるかもしれませんね…)
陸上に取り組んで小さな大会に出たりしたこともあります。

また、大好きなマンガの影響で
バスケットボールやボクシングにはまって、
バスケットボールを買って弟と遊んだり、
NBA大活躍中のマイケル・ジョーダンやデニス・ロドマン、
当時はまだ高校生だった田伏選手の華麗な動きに釘付けになったり、
ボクササイズの地域サークルに入ったりして、
実際にプレイしてみたりすることもありました。

結婚してからはほとんど運動の時間を取らなくなりましたが、
エレキギターを弾きライブに出演したりなど活動的だったし、
娘が生まれてからは、発達障害を持つ娘の育てにくさに
365日24時間、四苦八苦していたので、
体力も体型も維持することができていました。

でも、ウツ病になってからは、
一年中ほとんどの時間を布団の上で過ごす日々。

抗うつ剤の効果があり、食欲が戻ってきてからは、
体を動かさないのに栄養ばかり摂取するので、
脂肪で体重が18キロ増えました。

そんな私が、なぜ運動を始めたのか、自分に運動習慣がつくまでの流れ、
その後どう変化していったのか書いてみようと思います。


運動を再開したきっかけ

「ダメな自分」をなんとかしたかった

まずは、ウツ病の「罪業妄想」から起こる、
自分に「自分はダメなヤツ」というレッテルを貼った状態から
抜け出したかったことが、運動のきっかけです。

この自分自身で勝手に貼っていたレッテルに気づいたのは、
まずはウツ病という「得体のしれないもの」を知ろうということで、
布団で寝転びながらYoutubeで精神科医の方の
ウツ病についての解説を聞くことで知った
「病の知識」からです。

ここを毎日チェックしているうちに、
ダメなのは自分ではなく、ウツ病という病気であり、
ウツ病が私を操っているということでした。

じゃあ、その敵をなんとかするためには
どうすればいいのか調べると、

「散歩」「運動」

これを答えにしている精神科医の方がほとんどでした。

しかも、いきなりガッツリやるのではウツ病が喜ぶので、
徐々に、とにかくのんびり始める。
これがポイントのようでした。

健康的にやせたかった

過去最高記録をたたき出した自分の体重。
シンプルにこの重い体をなんとかしたかったです。

でも、「痩せる薬」はいかにも怪しいし、
「食べないだけ」のダイエットは、
体重は減ったとしても、絶対不健康になるし、
楽しくなさそう。

というわけで、ダイエットについても
研究を始めました。

そこで、私の崇拝する
なかやまきんに君さんや、バズーカ岡田先生の
Youtube配信や著書にお世話になるわけです。

他の方々のご意見も色々見たものをまとめると、

「コツコツ筋トレをする」「食事内容を見直す」

これがポイントになることがわかりました。

自分の好きな事ができる体力をつけたかった

そして、体を健康的に軽くすれば、
最終的には、動き回れ、かつ体力のある状態、

つまり、

自分の好きな事が好きなだけできる体になれる!

ここが一番のモチベーションになりました。

運動習慣ができるまで

頭では運動が大事だということがわかったものの、
言うのとやるのとでは大違いです。

でも、私には「ウツ病」が味方になりました。
「ウツ病で疲れやすい体だから、少しずつしよう」
と思えたのです。

まずは家の中で踊った

疲れるからできるだけ外に出たくない「ウツ病」の私は、
まずは、家の中で運動を始めました。

具体的に言うと、Youtubeでエクササイズダンスを
発信してくださっている方々の動画を見ながら、
同じ動きを目指して踊ることから始めました。

もちろん最初の頃は、
たった3分のダンスで息も絶え絶えです(笑)

でも、毎日、気が向いた時に続けていると
飽き性の私は他の曲のダンスがしたくなり、

少しずつ長いダンスをするようになっていきました。

少しずつ筋トレにシフト

そうしているうちに、
ダンスよりも筋トレに興味が移ってきました。

私も、あんなムキムキになってみたい。

そして、まずは家に備蓄していた水のペットボトルを
ダンベル代わりに筋トレを開始します。

そして、それでは負荷が足らなくなり、
重さの調整ができる軽めのダンベルを購入。
自分なりに筋トレメニューを考えて続けました。

少しずつ散歩も追加

そのうち、もう少しカロリー消費したいと思うようになり、
ちょっと、散歩でもしてみようかなと、

ここでやっと、屋外に出ました(笑)

ここでも無理せず、最初は徒歩5分のスーパーまで
歩いていくことから始めました。

その次はもう少し遠いコンビニ、
その次は…と言う風に歩く距離を伸ばしていきました。

筋トレが本格化

そうしていたら、いつの間にか心肺機能も向上して
スタミナもついてきたので、

もっと本格的に筋トレしたくなったので、
トレーニングベンチと、
重さ調節のできる重めのダンベルを購入。

トレーニングメニューの考案には
もう少し専門的な知識が必要だと気づき、
バズーカ岡田先生の本や、人体の構造についての本を
購入して参考にしました。

肩を痛めたけど、運動は続けたい。だから

そうしているうちに、次の転勤が決まり、
娘の不登校も重なって、てんやわんやしているうちに

筋トレをする時間が取れなくなっていました。
さらに、バタバタの中で左肩を痛めてしまい、
負荷の大きい筋トレは難しくなってしまいます。

でも、運動をやめたくない。

そこで、以前から気になっていた、
リングフィットアドベンチャーを購入したのです。

肩を痛めた状態で、運動をしても大丈夫か不安でしたが、
それは勘違いで、軽めの運動をする中で、
肩の調子が少しずつよくなってきていて、驚いています。

運動習慣をつけて変化したこと

自信がついた

まずは、「ダメなヤツ」と思っていた自分自身が、
何かを継続していられていること、

また、その継続によって、体が変わったこと、
その体でできることも知識も増えていったので、

自然と自信が持てるようになりました。

習慣づけの方法がわかった

発達障害の子育てをしていると常識にもなる
「スモールステップ」の考え方。

これは、誰にでも有用な考え方なので、
ぜひ調べて、知ってください。

その知識もあり、ウツ病の知識もあったので、
私は最初無理をせず、ちょっとずつ、
スモールステップで運動の習慣づけが
できたのだと思います。

また、ボディービルダーの方々は
1日であの体になれたのではなく、
毎日、コツコツと、自分の体と対話をして
いつも自分の限界を少しだけ超えることを
続けることで、やっとあの体を手に入れています。

それを知って、なんでもコツコツ続けていれば、
あの筋肉隆々のたくましい体のように、
なにかしらの結果がついてくるのだ。

という大事なことを学べました。

体力がついた

運動によって、筋肉量も心肺機能もアップしました。
体は軽くなり、少しくらいがんばっても
大丈夫な体を作ることができました。

食事の内容に気を付けるようになった

せっかく運動をしているのだから、
体にとってコスパのいいものを摂取したい。

そう思うようになるのも自然な流れだと思います。
そこで、毎晩食べていたお菓子をやめたり、
もち麦ごはんに変えたりなど、これも
スモールステップでできそうなところから改善しました。

摂取カロリーの記録もつけました。

体重を16キロ減らすことができた

それらの活動の結果、
過去最高体重から16キロ減らすことが叶いました。

その後も運動を続けていますし、
カロリー収支のことも理解できたので、
リバウンドもありません。

また、あと2キロ(もとの体重まで)
減らすことも考えていません。

なぜなら、その頃と今の自分は別人で、
筋肉は、脂肪よりも重いことが明らかだからです。
(筋肉の付きにくい女性ですし、
たいしてムキムキではないですが)

運動のススメ

こんな感じで、私が運動を再開したきっかけ、
運動習慣の作り方、運動習慣によって起こる良い変化について
書いてきましたが、いかがでしたか?

もしよかったら、皆様にも
運動から得られる恩恵を存分に味わっていただけたら幸いです。

今回も最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

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