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筋の耳打ちは信用するな 3

経済に疎い主婦、げこげこが、
将来の選択肢を増やすために踏み入れた
株式投資の世界。

40代半ばで「オカネ」の勉強を始めました。

「筋の耳打ちは信用するな」シリーズでは、
私が学んだオカネに関することを共有します。

それでは、さっそく…


株式投資のリスク

今回のテーマは、株式投資のリスク。

株がどういうものかはわかったけど、
リスクがあって怖いと聞いているし、
やっぱり手を出すのはちょっと…
という方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は株式投資のリスクについて
これまで学んだことを書いてみます。

「リスク」とは何か?

では、そもそも「リスクがある」とは
金融・ファイナンスの世界では
どういう意味なのでしょうか?

それは、
「うまくいくかもしれないし、
失敗するかもしれない。
どちらの可能性もあるよ」
という意味です。

つまり、

株式投資を行う=リスクを取る

ということです。

ここで、よくある勘違いは
「ギャンブルと同じじゃん?」
と思い込むことです。

株式投資は、ギャンブルとは違い、
経済を学び、過去・現在の流れを分析し、
自分で商品を選ぶことができます。
さらに買うタイミング・売るタイミングも
自分で選択可能です。

つまり、自分の行動次第で
うまくいく確率を
コントロールできるのです。

胴元が必ず儲かるような当選確率に
設定されたガチャに
お金をつぎ込む行為とは真逆にあります。

株式投資のメリット

それでは、株式投資のメリットはなんでしょうか?
私が考えるメリットは下の3つです。

リスク分散できること

第1回目でお伝えした通り、
オカネ(日本銀行券)は、
日本という国に信用がある状態でないと
無価値になってしまいます。

しかし、そのオカネの一部を
別の資産に変えておくことで、
もし日本がダメになっても、
生き残れるチャンスを作るのです。

ここで大切なのが、
有り金全部を株式投資に回さない
ということ。

あくまでリスク「分散」なので、
まずは日本銀行券を
生活費3~6か月分は確保した上で、
それ以外を何かしらの投資に
回すのが賢明です。

投資先も、株式だけではありません。
様々な投資方法を知った上で
自分の目的に合うのなら
株式を選ぶ。ということが大切です。

複利の恩恵にあずかりやすいこと

「複利」とは、
元手となる資金から増えたもの(利子)を
次の投資の資金に組み入れる方法です。

これは、銀行に預けていても同じことが
行われているので理解しやすいと思います。
(現在の銀行の利子はスズメの涙ですが)

株式投資は、元手が多ければ
利益や損失もそれだけ出やすい性質があるので、
自分の知識や決断が合っていれば、
複利で資産をどんどん増やすことができる
ということです。

不労所得ができ、本業に専念できること

まずしっかりと経済のしくみ、
株式の仕組みやリスクを知り、
常に情報を取り入れて
自分をアップデートし続け、
冷静な判断・行動さえできていれば、

資産は利益と損失を繰り返しながら
少しずつ増えていくことになります。

うまくいけば、頭を働かせてさえいれば
いつの間にか資産が増えているという状態を
作ることができ始めます。

そうなってくると、
安心して自分が本当に成し遂げたいことに
専念できるというわけです。

自分がしたいことをするために、
投資を学び、行動する時間を
自己投資することは
決して遠回りではないと思います。

株式投資のデメリット

最後に株式投資のデメリットを書いてみます。

失敗する可能性がある

これは、
一番に思いつくデメリットだと思います。

そう、投資は成功も失敗も
どちらもあり得ます。

うまく損切りできなかったり、
注文していたのをうっかり忘れていたり、
思っても見ない世界情勢になったなど、

様々なことが考えられます。

でも、優秀な投資家ほど、
あらかじめリスク分散しておき、
上手に大きな損失を回避します。

つまり、投資は全て自己責任。

うまくいくことも、
自分で決められ、

うまくいかないことも、
ある程度は自分で決められてしまいます。

もしかすると投資は、
自分の努力が即座に数字に表れてくれ、
うまくいけば「お金を増やす」という
マインドの書き換えも行える、
人生修行にもってこいの
ツールかもしれませんね。

だからこそ、
「NISAを始めたからもう大丈夫!」

と、ただ放置するのではなく、

常に情報を仕入れて、
自分の投資スタイルは目的に合っているか、
どのタイミングで売却するのが一番いいか、
他にリスク分散する方法はないかなど、
常に戦略を練り続けることが大切です。

数字の上下に一喜一憂してしまう

ギャンブルをする人と同じように
「勝った」「負けた」で投資をすると、
数字の上下に一喜一憂してしまいます。

数字に感情を持って行かれてしまうのです。

特に、なけなしのお金をつぎ込んだのに
うまくいかなかった時の焦りは
とんでもないものだと思います。

だから、まずは、
しっかりと現金預金を作ることが大切。
そして、その間にコツコツ勉強をする。
同時に、シミュレーションツールで試す。

どの投資スタイルが自分に合っているか判断できたら、
その投資スタイルに合った証券会社に
自分の投資スタイルに合った口座を作り、
口座開設までの間にもっと勉強しておき、
少額で試し、徐々に口座に入れる金額を上げる
といった工夫が必要だと思います。

また、お金が増えた時に
何にどう使うかをあらかじめ考えておかなければ
投資が失敗する可能性がかなり高まるので、

投資の目的を明確にしておくことも
ぜひオススメします。

以上、今日は、株式投資について
私の知る限りのことを書いてみました。

次回は、私の現在の投資スタイルについて
書いてみようと思います。

今回も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

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